これが花!?温室育ちのダース・ベイダーが京都府立植物園に出現

これが花!?温室育ちのダース・ベイダーが京都府立植物園に出現

更新日:2016/01/20 17:30

東郷 カオルのプロフィール写真 東郷 カオル 癒されたい系女子旅ライター、ラグジュアリーホテルライター
地下鉄北山駅からすぐの京都府立植物園の観覧温室で、映画「スター・ウォーズ」のキャラクター「ダース・ベイダー」そっくりの花が開花!アリストロキア・サルバドレンシスという花で、沢山の蕾がつぎつぎと可憐な…いや、恐ろしい花を咲かせています。映画の公開もあってひそかに注目の的。この不思議な花、開花時期・季節はいつ見られるのか?咲いている場所は?気になる情報をご紹介します。

京都府立植物園

京都府立植物園

写真:東郷 カオル

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京都府立植物園は面積24ヘクタールの広大な敷地の総合植物園。春の桜の季節と秋の紅葉の季節は非常に賑わいますが、冬は咲いている花も少なく見学者も少なめ。それでもスノードロップや水仙が可憐な花を楽しませてくれます。

今回は京都府立植物園の中でも、季節に左右されない観覧温室をご紹介します。中でも大注目なのが通称ダース・ベイダーの花。観覧温室は植物園の入園料とは別料金が必要ですが、料金以上の価値がありますので是非ご覧ください。

ダース・ベイダーの花

ダース・ベイダーの花

写真:東郷 カオル

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ヘルメットをかぶってマスクをつけて目が光ってる。もう、ダース・ベイダーにしか見えません。この花は、中米原産のアリストロキア・サルバドレンシスというウマノスズクサ科の多年草。この花が映画スター・ウォーズのダース・ベイダーにそっくりと話題。

強そうですが、実は温室育ちのダース・ベイダー。観覧温室は沢山の部屋で構成されており、かなり広大。手がかりなしで見つけるのは困難ですので、場所を確認してから温室を歩きましょう。

つぼみがいっぱい!

つぼみがいっぱい!

写真:東郷 カオル

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ダース・ベイダーの花が咲いているのは観覧温室の冷房室。一方通行の観覧温室の中でトイレがある場所の次の部屋が冷房室です。冷房室とは言っても、夏は冷房、冬は暖房になっています。ダース・ベイダーの花は地面を這うように咲いていますので、ちょっと見つけにくいかもしれません。足元を注意深く探してみてください。意外と地味ですが、見つけた時にはアノ音楽が頭をよぎることでしょう。

ダース・ベイダーの花は年間を通じて何回も咲きますが、その開花のサイクルは不定期。写真のようにつぼみがたくさんついている時にはまだしばらく楽しめますので、SNSなどでダース・ベイダーの花をUPしている人がいたら、花よりもつぼみに注目して訪れると良いでしょう。

南国の果実も

南国の果実も

写真:東郷 カオル

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温室といえば南国の花や果実のイメージ。もちろん京都府立植物園の観覧温室にはおどろおどろしいダース・ベイダーの花の他にも、ランに代表されるような美しい花も咲いています。

写真はバナナ。スーパーでしかバナナを見たことがないちびっ子は目を丸くして「バナナ!バナナ!」と騒いでいます。鼻を近づけてみると、熟する前の青っぽいバナナの香りが。他にもカカオの果実や、季節によってはドラゴンフルーツも見ることができます。

観覧温室での注意点

観覧温室は多種多様な植物を育てるために、ジャングル室や冷房室、砂漠サバンナ室に高山植物室など、気温や湿度の違う部屋に分かれています。その温度差・湿度差はおどろくほど。まずカメラが曇ります。そのあと暖かくなったり寒くなったり、ちょっと体がびっくりします。カメラと小さなお子さんの体調には注意しましょう。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/16 訪問

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