群馬で驚きのアワアワシュワシュワ温泉「滝沢温泉・滝沢館」は赤城山麓の秘湯

群馬で驚きのアワアワシュワシュワ温泉「滝沢温泉・滝沢館」は赤城山麓の秘湯

更新日:2016/01/17 18:50

泉 よしかのプロフィール写真 泉 よしか 女子目線温泉ライター、キッザニアマニア
群馬県の赤城山は桜や紅葉の名所です。この赤城山の南麓に建つアワアワシュワシュワの秘湯、滝沢温泉・滝沢館の魅力を紹介しちゃいます。
お湯の色がレモン色や白濁に変わる渓流沿いの露天風呂、非加熱生源泉の掛け流し水風呂、そして地元の野菜や山菜を使ったお料理。宿泊はもちろん、日帰り温泉もOKです!

名山・赤城山と秘湯・滝沢温泉

名山・赤城山と秘湯・滝沢温泉

写真:泉 よしか

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「赤城の山も今宵限り・・」
この台詞を聞いたことがありますか?これは江戸時代後期の侠客・国定忠治が、子分たちと別れ一人旅立つ場面の決め台詞です。ここに登場する群馬の赤城山は、榛名山、妙義山とともに上毛三山と呼ばれ、日本百名山にも選ばれている山です。

上州赤城温泉郷・滝沢温泉の滝沢館は、この赤城山の南麓、粕川の渓流沿いに建つ一軒宿、まさに秘湯の雰囲気がたっぷりです。

滝沢館ってこんなお宿

滝沢館ってこんなお宿

写真:泉 よしか

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滝沢温泉は山の中の秘湯ではありますが、館内設備はきちんと手入れが行き届いて綺麗です。女性にもお勧めできますよ。日本秘湯を守る会の会員宿でもあります。

滝沢館の館内に入るとフロントの先に囲炉裏の間があります。一段高くなった畳敷きで、食事の後や湯上りなど寛ぐにも良いスペースです。夏は渓流沿いの涼やかさを、冬は囲炉裏のほっこりした温かさを感じることができると思います。

山の中の秘湯、滝沢館では夕食の食材も山の幸が並びます。野菜は地元産にこだわり、山菜は宿の周辺に自生しているものが使われます。山ならではの滋味あふれるお料理を楽しんでくださいね。

さあ次はいよいよ温泉を紹介します。

天候によって色が変わる川沿いの露天風呂

天候によって色が変わる川沿いの露天風呂

写真:泉 よしか

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滝沢館の温泉は、群馬では数少ない天然のアワアワシュワシュワがお風呂で実感できる温泉です。湯口のすぐ近くでは、しゃがむと膝の裏側でぷちぷちと泡がはじけるのが体験できるかもしれません!これが楽しくて出られなくなっちゃう人も多いです。美肌にも効果的です。

そして景色も素晴らしいんですよ。露天風呂は粕川沿い。もう本当にお風呂のすぐ隣が渓流です。春夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪見風呂、どの季節も楽しめます。

アワアワの他に、滝沢温泉のもう一つの特徴といえばその色です。濁り湯の中には日によって色が変わるところも多くありますが、こちらの温泉は綺麗なレモン色に見えることもあります。透明、黄褐色、白濁、半透明と、天候や気温やお湯を張り始めてからの時間経過で変化していくタイプの楽しいお湯ですよ。

源泉掛け流し水風呂で究極のアワアワシュワシュワ体験を!

源泉掛け流し水風呂で究極のアワアワシュワシュワ体験を!

写真:泉 よしか

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露天風呂に行くと、男湯では岩風呂の隣に、女湯では岩風呂の中に円形の小さな浴槽があることに気づくでしょう。こちらが滝沢温泉の真骨頂!源泉掛け流し水風呂です。

滝沢温泉の源泉はカルシウム・ナトリウム・マグネシウム−炭酸水素塩冷鉱泉。冷鉱泉、つまり源泉温度が低いので、岩風呂の方は加熱しています。でもご安心ください。この円形の水風呂で、非加熱の生の源泉が体験できます。炭酸の泡はどうしても加熱によってかなりの量が逃げてしまいますから、加熱していないこの源泉浴槽は本物のアワアワシュワシュワが味わえるのです。冬はちょっと冷た〜い。でも我慢して入る価値があります。もちろん夏なら最高ですよ。

冷たくてもうこれ以上は無理・・・と思っても、すぐ隣が温かい岩風呂ですから心配ありませんね。ぜひ滝沢館に来たらこの小さな浴槽に入ってみてくださいね!

まとめとして

赤城山麓の秘湯、滝沢温泉滝沢館、いかがだったでしょうか。宿泊はもちろん、日帰り温泉も受け付けています。10時半〜15時まで。大人一人600円です。

赤城山は紅葉や雪景色も綺麗ですが、4月中旬には赤城南面千本桜が満開を迎えそれはそれは賑わいます。ぜひ滝沢館をチェックしてくださいね!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/31 訪問

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