棚田風3段造りの絶景露天風呂!会津若松の奥座敷 芦ノ牧温泉「大川荘」

棚田風3段造りの絶景露天風呂!会津若松の奥座敷 芦ノ牧温泉「大川荘」

更新日:2016/01/20 08:13

会津若松市内から南へ、車で約30分。栃木県境を源流とし、会津若松市を経て新潟県で日本海に注ぐ阿賀野川の上流部 大川(福島県内での呼び名、阿賀川とも)の渓谷沿いに芦ノ牧温泉があります。
開湯から1000年以上の歴史があり、かつての会津藩主 蘆名氏の牧場があったことからその名がついたとされ、現在十数軒の宿がありますが、中でも大川荘の露天風呂は見逃せません。

趣きの異なる2カ所の露天風呂!「空中露天風呂」は眺望抜群

趣きの異なる2カ所の露天風呂!「空中露天風呂」は眺望抜群
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フロントの先を右側へ、餅つきが行われるというイベント広場の脇を進み、お風呂入り口の扉を開け、風情ある木造の廊下を地下2階へと降りていくと、渓流沿いへせり出した場所に露天風呂があります。

湯口からお湯が注がれ、あふれ出ている湯船が2つ。木造の重骨な湯屋。外は渓谷の斜面で、下に目を移すと大川の流れ。秋の紅葉時や冬の雪景色も素晴らしく、とても落ち着けます。
宿泊客は有料で貸切利用可能です。20時以降、限定4組。

泉質・効能などは以下です。 
源泉は芦ノ牧温泉5カ所の総合泉で湯量豊富です。
泉質名は硫酸塩泉で、ほとんど無臭無色。
効用としては、神経痛、筋肉痛、関節痛、皮膚病など。

2カ所目は、お目当ての渓谷露天風呂「四季舞台 たな田」

2カ所目は、お目当ての渓谷露天風呂「四季舞台 たな田」
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フロントから、左側に進み、緑の暖簾の先。
絶景露天風呂は、広々としたガラス張りの内湯の右隅にある通路を下って、自動扉の先です。

棚田風にだんだんに配された絶景風呂

棚田風にだんだんに配された絶景風呂
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扉が開くと、目の前には、たな田と呼ばれる下に3段造りになった湯船。その先は、渓谷美を損なわない簡単なロープの柵、そして崖。素晴らしい、まさに絶景。
足元の石組の隙間から温かい湯を感じます。浴槽の底面から温泉が湧き出ています。
大川渓谷の川のせせらぎ、檜造りの屋根の木の香、自然を体中に感じます。

こちらが、お薦めの絶景

こちらが、お薦めの絶景
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上の湯船に浸かると、縁まですべてお湯。その目線の先は、大川渓谷の対岸の緑。
シンガポールのマリーナベイサンズの有名なインフィニティ・プールならぬ、インフィニティ温泉、まさに無限に(=インフィニティ〜infinity)広がっています。

この絶景たな田露天風呂が、何と言ってもお薦めです。

周辺のお薦め観光スポット

周辺のお薦め観光スポット
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芦ノ牧温泉周辺のお薦め観光スポットをご紹介します。

○大内宿
江戸時代にタイムスリップしたような、茅葺屋根の古民家が並ぶ宿場町の風景。
人混みを避け、雪景色の街並みも素敵です。
名物のネギで食べる高遠そばが有名。郷土料理しんごろう(ご飯を半搗きし丸めて、じゅうねん味噌味で焼いたもの)もお試しを。

○塔のへつり
大川ラインの景勝地。大川による浸食で形成された奇岩群は絶景。吊り橋を渡った対岸に祠も祀られて、かつての古道の一部です。
 
○会津若松市 鶴ヶ城・飯盛山・七日町通り
言わずと知れた歴史の街。市内あちこちに歴史遺構が点在します。レンタサイクルで散策もお薦めです。地元グルメはソースかつ丼、カレー焼きそばなど。

おわりに

会津エリアは、歴史・文化・自然・グルメなど、見どころいっぱいです。
大川荘で、絶景露天風呂を堪能して、会津の魅力を体感してみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/11−2015/12/18 訪問

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