写真:下川 尚子
地図を見る兵庫県三田市に店を構える、大人気のパティスリー「パティシエ エス コヤマ」。オーナーの小山シェフは、近年、ショコラティエとしても注目を集める存在です。フランスで最も権威あるショコラ愛好会のコンクール「C.C.C」では5年連続最高位を獲得し、世界的にも高い評価を得ています。
「Rozilla(ロジラ)」は、エスコヤマのショコラ専門店。ボンボンショコラやチョコレート菓子など、小山シェフのショコラが幅広くラインナップされています。
ロジラへ足を踏み入れると、そこに広がる空間に、驚くお客様も多いのだとか。コンセプトは、「大人が本気で造る秘密基地」。店名の由来は、「路地裏」×「ゴジラ」。小山シェフが幼い頃に遊んだ京都の路地裏。想像力を発揮すれば、怪獣にもヒーローにも、何にでもなれた子供時代。そんな頃の想像力やワクワク感を大人になっても持ち続け、高い技術力を持って実現していくこと。それを「ロジラ」というステージで表現しているのだそう。
大きな歯車のオブジェや、独特の質感の壁。秘密基地のような奥まったスペース。そんな空間のひとつひとつまで、楽しめる場所です。
店内でひときわ目を引くのが、ボンボンショコラ販売専用ブース「1000‰(1000 パーミル)」。ガラスで区切られた円形の空間です。ボンボンショコラは徹底した温度管理と湿度管理が必要なため、このような構造となっています。
中のショーケースには、ずらりと並ぶボンボンショコラ。海外でも高い評価を得ている「バニラ味噌」「抹茶&金木犀」「大徳寺納豆(一休)」など和素材を使ったものや、比較的イメージしやすい「スペシャルミルク」「アールグレイ」「バニラ」など、個性豊かなショコラが並びます。
ボンボンボンショコラは、一粒から購入可能。気になるものを選んでも、スタッフの方に好みを相談して選んでもらってもOK。コンクール受賞作品のボンボンショコラには表示がありますので、迷った方はそこから選ぶのも良いですね。ゆっくりとお気に入りをお探しください。
ニューヨークでの予選を経てロンドンで世界大会が開催された「インターナショナル・チョコレート・アワーズ2015」に出品した作品から4点を選んだ「ススム コヤマズ クリエイション インターナショナル チョコレート アワーズ2015」、ひと箱で新旧のコンクール受賞作をふんだんに楽しめる「DNA京都2015」などの魅力的なアソートもオススメ。
もちろんボンボンショコラだけではなく、チョコレートサブレや、カカオの多様な個性を愉しめるマカロン、チョコレートのテリーヌなど、「一度は食べてみたい」お菓子がたくさん揃っています。
写真:下川 尚子
地図を見るお気に入りのチョコレートを選んだら、店内の雰囲気をもう少し楽しんでみましょう。
写真は、カカオバー「a・ZITTO」。ライトが落とされ、外から区切られた空間は、独特の空気感。日によっては、小山シェフが直接、こちらでチョコレートに関するセミナーを行っています。このカカオバー、茶室のしつらえに則っており、「味覚に集中できるように」外側からは遮断された空間となっています。
このほか、店内からはカカオセラーも見えます。「これはなんだろう?」と思ったら、スタッフの方に聞いてみるのがオススメ。新しい発見があるかもしれません!
写真:下川 尚子
地図を見る最後に、こちらがロジラの外観。石を積み上げた姿が目を引きます。ロジラの店づくりは、「自然界」「人間が創り上げたもの」「時の流れ」をテーマに、それらが織りなす風景をイメージして創られています。まるで自然に風化した地層のような壁の質感、泥団子を積んで造られた内壁、時を刻む時計(歯車)のモチーフなど、随所にそのコンセプトが感じられます。
そして、お店の脇には、屋上へ続く階段。屋上は小さな庭になっており、建物の二階部分を小窓から覗きこむことができます。覗いた先は工房。ショコラティエ達がボンボンショコラを作っている姿が見られます。ガナッシュを作ったり、コーティングをかけたり、デコール(表面の模様)を付けたり。美しいショコラが作られていくのは、まるで芸術のよう。ぜひ足を運んでみてください。
大切な人に想いを伝えるバレンタイン。もしも特別なチョコレートを贈りたいなら、エスコヤマ「ロジラ」でショコラを選んでみてはいかがでしょう。
エスコヤマのアソートは、「本命チョコ」にぴったり。そして、義理チョコには、とびきり美味しいボンボンショコラを一粒、なんて贈り方も可能です。
選び方は自由自在。ぜひ、ロジラで極上のショコラを手に入れてくださいね!
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(2024/4/24更新)
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