写真:津田 泰輔
地図を見る駐車場からは森林散策。
まだ滝のある川までは離れているので、登山道を40分ほど登って行く必要がある。
道は整備されているので苦労することは無い。
そして、所々に名前の付けられた木があったりする。
ちなみにこの木の名前は「ひのきイチロー」
微妙にダジャレ…!?
少々退屈に思える山登りに小さな笑いを提供してくれるかも。
写真:津田 泰輔
地図を見る心地よい森林浴を楽しみながら山を上がっていくと、途中で螺旋滝へ通じる分岐点に辿りつく。螺旋滝に行くには一度登山道を離れて谷へ降りる道に進まなければならないが、5分ぐらいの行程なのでぜひとも立ち寄って欲しい。
この螺旋滝が田立の滝群で最初に出会う滝である。
緑に囲まれた深い谷底に逆くの字に流れ落ちる少し変わった滝だが、落差もかなりあって迫力がある。
谷底の水も綺麗で見ているだけで心が癒される。
写真:津田 泰輔
地図を見る一度登山道へ戻ってさらに奥へ進もう。
ここからやっと滝が連続するポイントだ。
先心滝という小さな滝を越えれば、急に森の中から抜けて明るい岩場に出ることができる。
ここからは透明度抜群の渓流を楽しみながら、開けた岩場を登っていくことになる。
そしてほどなく目の前に現れるのがこの霧ヶ滝。
ここまで登ってきた疲れが一気に吹き飛ぶ大迫力の滝。
しかも、この滝の上にはチラッともうひとつの大きな滝が見えるではないか。
写真:津田 泰輔
地図を見る霧ヶ滝の絶壁を回り込むように造られた階段を登ると、先ほど見えた上の滝の正面に出ることができる。
これが田立の滝群の主瀑「天河滝」である。
まるで城壁のように切り立った崖からは二筋の滝が落ちている。
巨人の進撃でも乗り越えられないような絶壁。
後ろを振り返ると先ほどの霧ヶ滝。
二つの大滝に挟まれたこの空間はちょうどフラットで、休憩するのにも最適な場所になっている。
写真:津田 泰輔
地図を見る道はまだまだ続いていて、天河滝の落ち口まで来ることができる。
落ち口からは天河滝はもちろん霧ヶ滝の下まで見ることができるので、足がすくむほどの高度感を得られる。もちろん足を滑らしたら一巻の終わりなので注意しよう。
田立の滝はまだ奥まで続いていて、落差25mの不動滝や直方体の岩が造り出す箱淵など見所は満載だ。
ただ、駐車場から天河滝までで2.7kmあるので、後は自分の体力と相談しながら進もう。
霧ヶ滝から天河滝までの連瀑が造り出す景色は、恐らく日本ではここにしかない絶景。
少々長めのアプローチにはなるが、それほど険しい道ではないので、一度はこの巨大な城壁に挑戦してみて欲しい。
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(2024/4/26更新)
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