JR山田線の宮古駅から徒歩で約3分と駅から近く、アクセス楽らくな焼肉店・七輪焼肉「もりもり」。御覧の通り、赤字で「もりもり」と書かれた看板の直ぐ下には“太田屋肉店”と書かれてあります。
「前沢牛」といったブランド名が全国的に知られていますが、岩手県内では、おおよそ全域で肉用牛の生産が行われています。肥沃な大地と美しい水といった風土に、米や野菜と畜産を組み合わせた農業が発展。「いわて牛」といった高品質の和牛も生産されます。その「いわて牛」取り扱い推奨店の一つとしても、名前を連ねているのが精肉店の“太田屋肉店”です。
こちらの七輪焼肉「もりもり」は、“太田屋肉店”のオーナー・太田昭彦さんが経営している店舗。コストを抑えつつ、新鮮なお肉が調達可能という精肉店直営で、お肉が好きな方々には垂涎の高水準の焼肉屋さんです。
店内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、壁や引き戸の隅々にまで書かれた多くのサイン。こちらのほとんどが実はミュージシャンやバンドのサインです。
精肉店、焼肉店のオーナーである太田昭彦さんは、もともと東京に出てバンド活動をしていましたが、実家の精肉店“太田屋肉店”を継ぐために帰郷。精肉店の経営をしながら七輪焼肉「もりもり」を開きます。しかしオープンして約一年、東北大地震が発生。
精肉店、焼肉店の経営を立て直しながら“東北ライブハウス大作戦”という東北にライブハウスを建てよう、というプロジェクトに参画。多くの人々の想いが繋がり、2012年にライブハウス“クラブカウンターアクション宮古”が完成します。
以上のような経緯もあり、ライブハウスでの終演後、打ち上げは焼肉店「もりもり」となり、ミュージシャンやバンドのサインが所狭しと並んでいるのです。
牛肉は、和牛上ロース、和牛上カルビ、和牛もも肉(赤身肉)、牛ホルモン、牛はつなど。豚肉は、豚ロース、豚カルビ、豚トロ、豚ホルモン、豚レバーなど、各種取り揃えたメニューです。精肉店直営で、岩手県産の上質な牛肉、豚肉をお財布に優しいお値段で提供。
七輪の網上で炎に包まれ、金ピカの肉汁を迸らせながら焼き上がりつつあるのは、店員さんオススメの“和牛げたカルビ”。アバラの骨と骨との間にある一頭から少量しか取れない部位。切り出した形状が下駄(げた)に似ている事から、その名称が付いています。
骨の周りという事で、肉は柔らかく、骨からの旨味を充分に含んでいて、非常に美味。炭の入った七輪の上でお肉を焼く楽しみも存分に味わって下さい。
また換気ダクトが各テーブルの天井部から七輪の上部まで設置され、焼肉の煙や匂いへの配慮もバッチリです。
お肉のお供に欠かせない野菜も、サンチュ、ざく切りキャベツ、サラダ(大・中・小)と揃っています。お肉類と同様に、こちらも岩手県内で収穫されたものを、豊富に利用。
ご飯物は、ビビンバ、クッパ、カルビクッパ、辛口のテグタンクッパ、コラーゲン豊富な牛テールを煮込んだコムタンクッパなど、腹ペコさんや女性にも嬉しいメニューも。
因みに七輪焼肉「もりもり」には、女子レスリング選手・吉田沙保里さんも来店。サインも残っていました。ミュージシャンの方々以外に著名人も多く訪れているので店内のサインをじっくり眺めてみるのも面白いですよ。
こちらはご覧の通り、石焼ビビンバ。熱々の石焼の中で豪快にかき混ぜて食しましょう。途中で小壺に入ったコチュジャンを加えると甘味と辛味が増して、さらに美味しさに奥行きが広がります。
全国各地で様々な音楽フェスティバルが開催されていますが、七輪焼肉「もりもり」では出張店舗をオープンしている場合もありますので、公式ツイッターやフェイスブック等で要チェックです。
宮古の店舗では、敢えて地元の幸、海鮮物を提供していませんが、出張店舗の場合には、宮古産のウニ、ホタテ、たこキムチなどを販売しているので、そちらも御堪能下さい。
下部関連MEMOには七輪焼肉「もりもり」の公式SNS、“東北ライブハウス大作戦”の宮古支部長も務めるオーナー・太田昭彦さんが経営するライブハウスの公式サイトへのリンクもあるので、宜しければ御確認下さい。
以上、全国の音楽好き、お肉好き、腹ペコさんたちへ、最大級にオススメする岩手県宮古市にある七輪焼肉「もりもり」の御紹介でした。
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(2024/4/20更新)
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