写真：ろぼたん
地図を見る支笏湖は日本最北の不凍湖として知られており、その水質の高さは日本一と称されるほど。宿の周辺は支笏洞爺国立公園に属しており、美しい山々と森林、高い透明度を誇る支笏湖の景観が何よりの魅力です。「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」のゲストサロンでは、冬になると木々の間から青い支笏湖を見渡すことができます。
そのサロンはまるで四季を愛でるための特別席。桜色に一面のピンクとなる春、大地のパワーを感じる夏緑、色鮮やかに染まる秋紅葉、四季の美しさが目の前に広がる絶景ロケーションです。ここでは自由に中国茶が飲めるように準備されています。お風呂上りにのんびりと本を読んだり、朝日に輝く湖や夕日に燃える山を眺めながらお茶を飲む…、日々の喧騒を離れ、時を忘れた休日を過ごしましょう。
写真：ろぼたん
地図を見るゲストサロンからはテラスに出ることができます。写真はそこから眺めた冬景色です。真っ青な支笏湖と綿帽子の山々、澄んだ空気にくっきりと広がる稜線、北海道らしい厳しくも美しい景色が宿の中から楽しめます。
支笏湖畔では夏季シーズンはカヌー体験や水中遊覧船、ダイビング、冬季シーズンでも雪山をスノーシューを履いて散策するなどアクティビティがたくさんあります。２月には３週間にわたって「千歳・支笏湖氷濤まつり」が開催。湖水で作り上げる氷像は、昼は支笏ブルーに輝き、夜はライトアップされ幻想的な世界になりますよ。
宿から湖までは徒歩ですぐ。日中は観光客が多く訪れる支笏湖も朝はとても静かで清々しさに満ちています。湖畔散策はいかがでしょう。
写真：ろぼたん
地図を見る雪見風呂も楽しめる温泉はトロリとした美肌の湯です。まるで化粧水のような潤いが肌に寄り添ってくれる温泉で、露天風呂は支笏湖周辺の石で浴槽が囲まれており、内湯は樹齢1,000年とも言われる古代檜を用いた湯船があります。古代檜風呂には森林浴と同様の効能が期待できるそう。ストレスの多い生活をしている人にはピッタリですね。
庭園露天風呂付や展望露天風呂付客室など10室が温泉付ゲストルームとなっており、さらに２種類の貸切風呂があるため、贅沢な湯浴みを味わえます。客室は個々に趣を異にした造りで、29室しかないとは思えない広さを感じる宿はホッと寛ぐ落ち着きがあります。
写真：ろぼたん
地図を見る「旬の素材を研きをかけた技法で仕上げる」ことをモットーにした翠山亭のお食事は千歳近郊・道南のものが中心。更に味噌や醤油などの調味料まで道内の醸造元から取り寄せて利用するほど道産食材にこだわった地産地消の味が楽しめます。
海の幸は噴火湾をはじめとする道内のものを中心に、季節には支笏湖で獲れるチップも登場。支笏湖の名水をベースに旬の料理がいただけます。食事でも北海道の季節が味わえますよ。
写真：ろぼたん
地図を見る１分間に48滴、約９時間かけて作る水出し珈琲は、時間が作りだした究極の珈琲。支笏湖のような透明感のあるスッキリとした味の中に、珈琲のコクと香りと旨みがギュッとつまった１杯は、宿からのおもてなしとして早朝に珈琲ラウンジにセットされます。１滴１滴ゆっくり抽出された珈琲は柔らかく澄み切った味で、砂糖がなくともほのかに甘さを感じるほどです。
ロビーから続く珈琲ラウンジでは、朝の水出し珈琲のほか、珈琲メーカーやポットが設置されており常時自由に飲むことができます。また館内には生ビールやカクテルなどがいただける重厚な雰囲気のBarラウンジも。食後にちょっと１杯を楽しみたい人に人気です。特にオリジナルカクテル「支笏ブルー」や「カムイトプリ」は支笏湖の色そのもの。見た目と味の両方で旅を盛り上げてくれるでしょう。
最後に１つだけ注意点があります。それは宿泊ができるのが13歳以上に限られているということ。支笏湖は札幌から日帰りも十分できる場所ではありますが、宿泊するからこそ味わえるモノが「翠山亭」にはあります。それは旅の思い出としてずっと心に残るはず。宿からのさりげない心配り、静寂なひととき、美味しい食事に美肌の湯、再び訪れたくなる支笏湖の風景がアナタを待っていますよ。
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(2024/4/25更新)
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