メルヘンな絵本の世界へ!中世の面影を残す独ローテンブルク

メルヘンな絵本の世界へ!中世の面影を残す独ローテンブルク

更新日:2018/07/31 10:10

フランクフルトから電車で約3時間、ドイツに走るロマンティック街道と古城街道が交差する町「ローテンブルク」。正式な都市名は「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー」といい、ドイツ南部に位置する中世の雰囲気を残すドイツの人気観光都市です。おもちゃのような可愛らしい街並みは必見ですよ!

ローテンブルクで最も美しい街並み!プレーンラインを歩いてみよう

ローテンブルクで最も美しい街並み!プレーンラインを歩いてみよう
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城壁で囲まれたローテンブルクは石畳の小道が広がっており、中世の雰囲気に包まれています。昔ながらの町並みが美しく保たれ、まるでおとぎ話の世界に迷い込んでしまったかのよう。そんなローテンブルクの代表的な風景として知られているのが写真にある「プレーンライン」という一角です。
正面の塔はコボルツェラー門と呼ばれる町の中へと繋がっているゲート。プレーンラインは最もローテンブルクらしさが残る風景と言われており、観光客にも人気のスポットです。

町の広場に残る市庁舎と仕掛け時計

町の広場に残る市庁舎と仕掛け時計
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マルクトと呼ばれるメイン広場。市庁舎と市議宴会館が建つ、町の中心部となっています。写真の左側にあるのが市庁舎、右側が壁に仕掛け時計「マイスタートルンク」が設置された市議宴会館です。

日中は1〜2時間毎に「マイスタートルンク」の仕掛け窓が開き、軽やかな音楽と共に人形が踊り出します。仕掛けが飛び出す時間に合わせ、見物客たちが押し寄せる賑やかな場所となっています。

木組みの家がとってもキュート!

木組みの家がとってもキュート!
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マルクト広場の手前に建つ木組みの家々。ドイツの伝統建築である可愛らしい木組みの模様が印象的です。右側の建物は今でも薬局として利用されています。手の込んだ小さな装飾が散りばめられており、立ち止まってじっくりと眺めていたくなる絵になる建物です。

マルクト広場周辺には木組みの家々をはじめ聖ヤコプ教会など、見ごたえのある美しい建築物がひしめいており、すべてが徒歩で簡単に周れる場所にあります。ぜひローテンブルクの美しさをご自身の目で堪能してくださいね。

中世都市ローテンブルグを一望できる鐘楼

中世都市ローテンブルグを一望できる鐘楼
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市庁舎に隣接する鐘楼からは、ローテンブルクの街並みを見下ろすことができます。鐘楼を訪れるには、市庁舎から入場して螺旋階段を上ります。鐘楼の頂上から見るローテンブルグの町並みはまさに壮観!中世から存在する城壁が続き、壁内には赤茶の屋根を持つ家々などの美しい眺望が楽しめます。

拷問器具も多数…不気味な中世犯罪博物館

拷問器具も多数…不気味な中世犯罪博物館
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拷問・処刑器具や資料が展示されている、ドイツ唯一の「中世犯罪博物館」。博物館の入口にも刑具が展示されており、物々しい雰囲気が漂っています。博物館内には、拷問用の足かせや辱めに使われたマスク、アイアン・メイデン、魔女裁判用の器具、処刑用の斧など、おぞましい器具ばかり。
しかし町を歩いているだけでは分からない、中世の一般の人々の生活を見ることができる貴重な博物館となっています。日本語パンフレットや説明もあるので、より一層理解を深めることができます。

グルメも外せない!ローテンブルク名物「シュネーバル」を食べよう

ひも状の生地をボール状にしたドーナツで、サクサクとした軽い食感を楽しめるスイーツ「シュネーバル」。スノーボールという意味を持つ「シュネーバル」の見た目はまさに雪玉です。
粉砂糖をまぶした一般的なものから、チョコレートでコーティングしたものやシナモン風味のものなど、様々な種類があります。こぶしよりも大きなサイズで、食べ応えもばっちり!ローテンブルクのベーカリーやシュネーバル専門店で購入できるので、ぜひ本場のシュネーバルを味わってみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。

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