写真:フルリーナ YOC
地図を見るバッハアルプ湖ハイキングのスタートは、フィルスト展望台。グリンデルワルト駅から10分ほど歩くとゴンドラ乗り場があります。グリンデルワルトの緑の谷を見おろし、輝くアイガー北壁を見ながらフィルストへ登りましょう。このゴンドラからの谷の展望はため息が出るほどの美しさです。夏の花の季節には、お花畑が一面に広がります。
健脚の方は、グリンデルワルトからバスでグローセシャイデック(1961m)まで行き、そこからフィルスト(2168m)まで歩いて入るのもオススメです。ヴェッタ―ホルン、シュレックホルン、アイガー北壁や、グリンデルワルト上氷河・下氷河を見ながら歩ける絶景コースです。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るフィルスト(2168m)からはバッハアルプ湖へは、ゆっくり写真を撮りながら歩いても1時間半ほど。片道3.2キロほどの道のりです。始めに少し長いダラダラ坂がありますが、それを乗り切ればほぼ平らな快適なハイキング!
4000メートル級のアルプスの名山を横に見たり目の前に見たり、最高に美しいコースです。夏の花の季節ならば、さらに美しさは倍増!天国ってこんなところかなあ・・・なんて思っちゃいます。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るしかし、国土の3分の2を山々が占めるスイスは、絵のように美しいハイジのような世界が始めから広がっていたわけではありません。険しい山々の麓に入り、住み、木を伐採し、岩場の石を取り除き、土を耕し、牧草を育て、牛を飼い、貧しい中で必死に生きた人々が生み出した風景なのです。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るそうして開拓された放牧地。自然と人間、どちらが欠けても生まれなかった絶景です。のんびり草を食み、時々目の前にやって来て、道を横切る牛たち。美味しい空気と山々に抱かれ、牛たちを目の前に見ると、やっぱりハイジになりたくなります。
「ヤッホー」って叫んでみるのもよし、草の上にゴロンと横になって空を見るのもよし、ぜひ身も心も解き放ってアルプスの懐に抱かれて下さい!
写真:フルリーナ YOC
地図を見るここから望む山々の美しさも格別!左側の大きな山は「ヴェッタ―ホルン」、正面右寄りの三角の美しい山はシュレックホルンです。。もし風のない日でしたら、湖面に鏡のように映る「逆さシュレックホルン」を見れるでしょう。風がある日は、陽の光がキラキラと湖面に揺れて輝きます。どちらもとっても素敵!
そしてバッハアルプ湖でオススメしたいのがピクニック。往復のコースなので、ただ眺めてすぐ帰るのはもったいない。ぜひ、グリンデルワルトでパン・チーズ・ハム・ビールなどを買ってピクニックランチを(湖の周りにはお店がありません)。最高のランチになるはずです。帰りには、ゴミをちゃんと持ち帰りましょうね!
帰り道は同じコースをフィルストまで歩きますが、フィルストからグリンデルワルトには是非「フィルストフライヤー」で下ってみてはいかが?「フィルストフライヤー」は、今話題のアクティビティ!全長約800m、標高差約200mを、椅子型ハーネスに乗って一気に下ります。時速はなんと約80km!スリリングでエキサイティングな体験ができるでしょう。
また、バッハアルプ湖からフィルストへ戻らずに、ファウルホルン〜ブスアルプへ歩くコースもあります。バッハアルプ湖からファウルホルンは上り坂なので健脚向きですが、山頂にはドミトリーとツイン、トリプルの部屋がある山岳ホテルもあります。もちろん絶景!
いかがでしたか?山上に静かに佇むアルプスの宝石「バッハアルプ湖」。ぜひ訪れてほしい湖です。また、スイスには他にも様々なハイキングコースがあり、メンリッヒェンからクライネシャイデックに下るコースは車いすやベビーカーでも歩けます。各自の体力に合わせて、どんな人でも絶景を満喫できるのが、スイスの凄いところです。
今年の夏は、ぜひアルプスハイキング、体験してみませんか?
それでは皆さん、素敵な旅を!
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/29更新)
- 広告 -