ご紹介する「下賀茂熱帯植物園」は、伊豆半島の先端に位置する南伊豆町にあります。東京から電車で来る場合は、東京駅から特急踊り子号で、伊豆急下田駅まで約2時間40分。伊豆急下田駅から東海バスで約23分、下賀茂方面行「下賀茂熱帯植物園」前下車。
熱帯植物園は、1962年にオープン。当時は、温泉熱を使用した珍しい植物園として、多くの観光客が押し寄せましたが、首都圏から遠い場所にあることも手伝ってか、客足が少なくなり、2014年にやむなく閉園に追い込まれてしまいました。こんなことを聞くと、ちょっぴり物悲しいような感じがしますが、一旦閉園後、無料開放というかたちで再開園されました。植物園は、入場無料なので、気軽に入ることが出来る一押しのスポットです。
お次は、植物園の中をご案内いたしましょう!
植物園に入ったとたん、見学通路からは、ご覧の様な光景。
左手にはバナナが実り、その下の三角形をした紫色のものは、バナナの花。下の方では、奇妙な形をした葉っぱの「モンステラ・デリキオサ」など。メキシコ原産の植物や熱帯地方でしか育たない植物がひしめき合っています。まるでジャングルにでも来たかのようで、開園当時のままの姿を保っています。
止まることを知らない植物の生命力は逞しく、温室に入ったとたん「心配ご無用!」とでも言わんばかりに、元気一杯に成長しています。ここにいるだけで、植物のエネルギッシュなパワーが感じられ、まるで、私達に勇気を与えるかのようです。
こちらは、ハイビスカスやブーゲンビレアなど。熱帯植物特有の花が咲き、まるで、太陽のように明るく花を咲かせています。直向に花を咲かせる様子は、健気で前向き。まるで、見る人の心を明るく元気にしてくれるようです。
例えば3月下旬には、優美で華やかな香りを放つ「アメリカジャスミン」、時期を同じくして「女王の耳飾り」と言う異名を持つ、神秘的な花「ヒスイカズラ」など、季節によって違ったお花が楽しめるのも魅力の一つです。場所によって、ガラリと変わった様子が楽しめ、温室は、温かな温度を維持しているため、寒い冬でも温ったかく過ごせます。
突然ですが、これは一体何だか分かりますか?
この果実を食べてから、レモンを食べると「レモンの味が甘くなる」と言う、魔法のような効果がある「ミラクルフルーツ」の木です。
温室内に販売コーナーがあり、珍しい「ミラクルフルーツ」の木や、観賞用のサボテンの鉢植えなどを売っています。一般的な大型量販店では売っていないような、植物園でしか買えない変わった木もあるので、植物が好きな人にとっては目が離せません!
持ち帰りにぴったりの、小さなサボテンの鉢も売っているので、ここを訪れた記念に是非如何でしょうか?
毎年2月上旬から3月上旬にかけて「みなみの桜と菜の花まつり」が開催されます。まつりの会場となる、青野川の近くに熱帯植物園はあるので、まつりと併せて楽しまれても良いかもしれません。まつりについての詳しい内容は、下記のMEMO【南伊豆町観光協会】より、ご覧下さい。
下賀茂熱帯植物園は、雨の日でも見学がOK! 営業時間は、9時30分から15時までです。
何かとお金がかかるご時世、お財布に優しい観光スポット「下賀茂熱帯植物園」へ是非足を運んでみませんか? たまには、植物からのメッセージに耳を傾けるのも良いものですよ!
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/25更新)
- 広告 -