ご紹介する「宙ＳＯＲＡ 渡月荘金龍」は、修善寺駅から車で約１０分の場所にあります。２００４年に老舗温泉宿「渡月荘金龍」の姉妹館としてオープンしました。宿は、伊豆最古の建造物と言われる「指月殿」と同じ並びの山裾に位置し、まるで修善寺温泉街を見下ろすように建てられています。７階建ての建物の５階には、眺望を楽しみながら入れる貸切露天風呂もあるぐらい眺めは抜群の宿です。
ちょうどこちらの左側を進んだ所に、宿の入口の大きな自動扉があります。立派な造りで、高級感溢れる只ならぬ雰囲気。少しだけ、近寄り難い感じもしますが、早速、宿を訪れてみましょう！
入口から入った瞬間、非日常の世界へ誘うかのように、お香のいい香りが漂っています。宿の敷地面積は１万５千坪！ 庭園散策もできる、ゆとりの空間が広がっています。
こちらは宿からの眺めで、木に覆われた山裾に灰色をしたなだらかな瓦屋根が見えるのが分かりますか？ 見えているのは「修禅寺」で、お寺の周囲は修善寺温泉街が広がっています。
街並みをこれだけ見渡せる場所はそうはなく、毎年８月に行われる「秋季弘法忌」の花火大会では、ここから素晴らしい花火が見られます。
また、美しい竹林が見られる「竹林の小径」や「独鈷の湯」「修禅寺」と言った観光の目玉スポットには、徒歩で行ける便利な場所にあります。
また宿は、自然林と向かい合うように建てられており、そこにはモミジなどの広葉樹が植えられていて、すべての客室から見ることができます。春は芽吹いたばかりの新緑、秋は真っ赤に染める美しい紅葉、冬は哀愁漂う味わい深い景色を楽しめます。夜になると木々がライトアップされ、四季によって違った表情の美しい景色が見られるのも魅力の一つです。
宿に着いて一息ついたら、温泉は如何でしょうか？
こちらは「夕焼けの露天風呂」です。こちらの大浴場は、内湯・ジェットバス・サウナ・露天風呂があり、こちらは内湯からの眺め。外に露天風呂がありますが、大きなガラス窓があるため、露天風呂へ行かなくても景色が楽しめます。
夕方はここから、達磨山に沈む夕日を見ながら入れ、それに加え、運が良ければ修禅寺の鐘の音も聞こえ、お風呂に居ながらも風情を感じることもできますよ！ 温泉は、無色透明のくせがないまろやかな湯。浴場サロンでは、湯上り黒豆茶のサービスもあるので是非どうぞ。
この他、名物の「光の露天風呂」がある大浴場があり、時間によって男女入れ換えでそれぞれの湯が楽しめます。お次は、光り輝く「光の露天風呂」をご案内致しましょう！
【温泉データ】
泉質：アルカリ性単純温泉
（低張性・アルカリ性・高温泉）
源泉温度：６１．２度 ｐH８．４
外来入浴：あり
提供元：宙ＳＯＲＡ 渡月荘金龍
地図を見るこちらが「光の露天風呂」です。夜になると、黄金色に輝き、まるで闇夜に浮かぶ光り輝く財宝のよう。眩いばかりの光で、入ってみると、これまでに味わったことがないような不思議な感覚！ 空間デザイナーが手掛けた、見たこともないような斬新的な光の演出で「流石！」と思ってしまうほど。
浴槽自体を光らせてしまうなんて、誰もが考えもしないような度胆抜くアイデアで、２００５年には松下電工からサービス部門優秀賞を獲得。こんなお風呂に入れることは滅多になく、ここを訪れたら絶対に入っておきたい風呂です。この露天風呂の他、内湯・ジェットバス・サウナ・寝湯もあるので、併せて楽しまれてみては如何でしょうか？
温泉を楽しんだら、やっぱり楽しみなのは夕食ですね。ここでは、伊豆の旬が詰った懐石料理が味わえます。種類豊富な素材が食べられ、こちらはメニューの一部のお刺身とビシソワーズです。お刺身は、マグロやエビ、イカ、サーモンなど。普通に思えるお刺身でも、サーモンの上にアマゴの卵が散りばめられており、粋な演出がされています。脂が乗っていて、とろけるようななめらかな舌触り。
料理人が選んだ至福の食材と洗練された絶妙な味付がたまりません。夕食は個室ダイニングで頂けるので、周りの人の目線を気にせずに、自分のペースでゆっくり落ち着いて、味わうことができますよ！
如何でしたか？ 光の演出は、お風呂だけに留まらず、夕食を頂く「個室ダイニング」もデザインしています。光が作り出す幻想的な雰囲気の中、素敵に食事が楽しめますよ！ 老舗温泉宿から引き継がれているためか、つかず離れずの絶妙な接客バランス。修禅寺の観光スポットにも近く、モダンでお洒落な素晴らしい温泉宿「宙ＳＯＲＡ 渡月荘金龍」に泊まって、温泉街を散策して、温泉に食事にと、修善寺を存分に満喫する旅は如何でしょうか？
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(2024/4/20更新)
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