写真:しもちん
地図を見るひたちなか海浜鉄道はJR常磐線の勝田駅から阿字ヶ浦駅まで、10駅を約26分で走るローカル線。最近では広大な敷地にネモフィラの花が咲くことでも有名な、国営ひたち海浜公園への最寄路線として利用者も増加傾向になり、厳しい経営環境が多い地方のローカル線の中、とっても頑張っている鉄道です。
その中にあるふたつの駅の名前が縁起がいいということで、記念切符が作られています。JRとの接続駅でもある「勝田(かつた)駅」、そして「金上(かねあげ)駅」です。
勝田は「かつた→勝った!」、金上は「かねあげ→金を上げる→金運を上げる!」ということで、縁起がいいと発売した切符が大人気なのです。
写真:しもちん
地図を見る縁起の良い切符が買えるのは有人駅の勝田駅と那珂湊駅。切符の目的地でもある金上駅は、無人駅のため残念ながら駅では購入できません。しかし、金上駅から徒歩3分ほどのところにあるグレートリーフというケーキショップで、茨城名物の干し芋を使った「芋レーヌ」とセットで購入することができるのです。
グレートリーフは良質な素材にこだわった地元で愛されている洋菓子店。奥久慈産の玉子や有機栽培のフルーツを使用したケーキ、焼き菓子など豊富な商品が並びます。「芋レーヌ」は、ひたちなか海浜鉄道とのコラボ商品として販売しているもの。単品でも購入可能ですが、ここは芋レーヌ5個と縁起の良い切符がセットになった詰め合わせを購入したいところ。受験を控える方へのお土産品としても、うってつけの一品です。
写真:しもちん
地図を見るひたちなか海浜鉄道で注目したいのがの各駅にある駅名標、とってもかわいいと思いませんか?なんとこの駅名標、2015年のグッドデザイン賞を受賞しているのです。
ご覧の金上駅の駅名標は近くに自衛隊の駐屯地があるため、航空機と戦車がデザインされています。他の駅でもそれぞれの駅にちなんだイラストがあしらわれ、鉄道ファンでなくても思わず撮影してしまうほど。ひたちなか海浜鉄道には乗り降り自由のフリー切符も販売されているので、車内からだけではなく実際に駅に降り立って眺めてみるのもいいですね。
写真:しもちん
地図を見る勝田駅以外で縁起の良い切符が買えるもう一つの駅、那珂湊駅では駅猫のオサムとミニサムがお出迎えしてくれます。ひなたでゴロゴロしていたり列車が近づくと視線を向けている姿に癒やされましょう。写真に写っている後ろ姿はミニサムのもの。もちろん駅名標にもかわいい猫のイラストがついていますよ。
那珂湊駅から徒歩10分ほどの所には新鮮な魚介類が味わえる「那珂湊おさかな市場」もあり、那珂川河口に架かる海門橋を渡れば「アクアワールド・大洗」へも行ける便の良さ。途中下車をして、のんびり楽しみたい駅ですね。
ネモフィラの丘やおさかな市場など観光スポットが盛り沢山のひたちなか海浜鉄道、縁起の良い切符を買ってパワーアップするために是非とも訪れて見ましょう。
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/20更新)
- 広告 -