クアラルンプール近郊のブルーモスクの青と白のコントラストが幻想的すぎる!

クアラルンプール近郊のブルーモスクの青と白のコントラストが幻想的すぎる!

更新日:2016/01/06 01:53

坂元 美鈴のプロフィール写真 坂元 美鈴 フードライター
クアラルンプールの南西25kmに位置する街・シャーアラムにそびえたつスルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク。通称ブルーモスクの名で知られ、世界で2番目に高いミナレットを持つ、東南アジア最大のモスクです。大理石の白とトルコ産タイルの鮮やかなブルーのコントラストが印象的な建物は、わざわざクアラルンプールから足を延ばす価値ありの幻想的な美しさです!

クアラルンプールからのアクセス

クアラルンプールからのアクセス

写真:坂元 美鈴

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クアラルンプールから電車で行く場合はKLセントラル駅からKTMコミューターに乗って約30分、シャーアラム駅で下車します。駅からモスクまではタクシーで10分ほど。帰りのタクシーはつかまりにくいので往復で確保しておきましょう。シャーアラム駅周辺のタクシードライバーはブルーモスク観光客の送迎に慣れているので交渉はスムーズのはず。

クアラルンプールからタクシーで行く場合も渋滞次第ですが約30分ほど。同様に往復でチャーターするのがおすすめです。目安としては3時間のチャーターで150リンギット(約4,500円)程度。ホテルにお願いすれば手配してくれますよ。

世界で4番目の規模を誇る存在感!

世界で4番目の規模を誇る存在感!

写真:坂元 美鈴

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1988年に建設された比較的新しいこちらのモスク。世界で4番目の規模を誇る、マレーシアを代表するモスクです。教育や医療までも提供するマレーシアのムスリムの人々の文化的施設としての役割も担っていて、何と日本語講座までもあるのだとか。観光客の受け入れ体制も整っており、親切なスタッフが英語で無料ガイドをしてくれます。入口で名前を記帳したら女性にはショールとローブが貸し出されるので、身に纏ったらガイドさんの案内に従いましょう。

大理石の乳白色がまぶしい広々とした回廊

大理石の乳白色がまぶしい広々とした回廊

写真:坂元 美鈴

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マレーシア北西部ランカウイ島から運んできた大理石を敷き詰めた回廊も目を見張る美しさ。そして裸足で歩くとひんやりとした大理石の感触も気持ちいい!
こちらは教育機関としての機能も備えているので、時には回廊の一角で子ども達が学習している姿を見かけることもあり、なんとも微笑ましい気分に。「お祈りの声が反響してよく聞こえるよう、回廊の屋根もアーチ型なんだ」とはガイド役のムスリム男性。イスラム建築やイスラムの教えについて、わかりやすくレクチャーしてくれますよ。

透明感ある美しさ!回廊の天井

透明感ある美しさ!回廊の天井

写真:坂元 美鈴

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シースルーの天井を採用しているモスクは世界でも珍しく、モスクと空のブルーが醸し出す透明感ある美しさはこちらのモスクならでは。ここを通り抜けるとお祈り場所であるドーム内の入口です。その両脇には礼拝の時間を呼び掛けるための尖塔(ミナレット)が高くそびえています。こちらは信者しか入れませんが、この尖塔、なんと世界でも2番目の高さを誇っています。

ドームの天井に施された緻密な装飾も必見!

ドームの天井に施された緻密な装飾も必見!

写真:坂元 美鈴

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お祈りの場所であるドーム内は25,000人もの人が収容できる広さ。イスラム教における公共スペースは基本的に男女別々なので、お祈り前のお清めの場所もお祈り場所も男女で分かれており、男性は1階、女性は2階でお祈りをします。天井がドーム型なのは回廊と同様にお祈りの声がよくひびくように。その天井にもアラビア文字のカリグラフィの緻密な装飾が施されていて綺麗です。

親日家のガイドさんが快く迎えてくれる!

建築物の美しさ以外にも、信者ではない訪問者も快く歓迎してくれる寛容さも魅力のブルーモスク。イスラムの真の教えを正しく伝えていこうという真摯な姿勢はとても好感が持てます。日本人の訪問者も多く、なかにはガイドさんは片言の日本語も話すガイドさんも。親日家のガイドさんが迎えてくれる幻想的なモスクにぜひ足を運んでみてくださいね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/23 訪問

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