クアラルンプールでイスラム美術の魅惑の世界を体感!

クアラルンプールでイスラム美術の魅惑の世界を体感!

更新日:2018/08/14 18:23

坂元 美鈴のプロフィール写真 坂元 美鈴 フードライター
クアラルンプールを訪れたらぜひとも立ち寄りたいのがイスラム美術館(ISLAMIC ARTS MUSEUM MALAYSIA)。オスマントルコのブルーのタイルで彩られた美しい建物もさることながら、世界のモスクのレプリカ、食器類や調度品、ジュエリーや古代のコーランなどイスラム美術の奥深い魅力をぎゅっと凝縮した展示品は圧巻!併設の中東料理レストラン「ミュージアムカフェ」もおいしいと評判です。

世界から収集されたイスラム美術品が9,000点!

世界から収集されたイスラム美術品が9,000点!

写真:坂元 美鈴

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ブルーのタイルを散りばめた美しい外観がひと際目を惹くイスラム美術館。1998年、クアラルンプール市民のオアシス、レイクガーデンに設立され、現在3万平米の広々とした展示スペースに世界各国から集められた約9,000点もの展示品が飾られています。館内には建築ギャラリー、遺跡ギャラリーなど12の常設ギャラリーと2つの特設ギャラリーがあります。

館内の造りも美しいイスラム仕様

館内の造りも美しいイスラム仕様

写真:坂元 美鈴

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展示品はもちろんのことながら、イスラム仕様の館内もため息ものの美しさ。天井にも繊細なイスラム様式が取り入れられています。美術品展示のほかにオスマン帝国スルタンの部屋を再現した展示室、併設レストラン「ミュージアムカフェ」でもその美しさを堪能することができますよ。

トルコやシリアの中世の陶磁器が美しすぎる!

トルコやシリアの中世の陶磁器が美しすぎる!

写真:坂元 美鈴

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数ある展示品のなかでも、その鮮やかな色彩で多くの人を魅了しているのが13〜15世紀にトルコやシリアで発掘された食器や壺などの陶磁器。吸い込まれそうなトルコブルー×幾何学模様やアラビア文字のカリグラフィが織りなす独特の美しさに、ついつい見とれてしまいます。

繊細かつ華麗な装飾が施された古書物も必見

繊細かつ華麗な装飾が施された古書物も必見

写真:坂元 美鈴

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コーランはじめ、古代の書物の展示物が多いのもこちらの特徴。いずれの書物にも、まるで宝石のようにきらびやかで繊細な装飾が施され、細かなアラビア文字が並んでいます。古代のイスラム世界の人々の美意識の高さに驚かずにはいられない洗練された美術品揃いです。

幾何学模様のテキスタイルにうっとり

幾何学模様のテキスタイルにうっとり

写真:坂元 美鈴

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2015年12月時点の特設ギャラリーはイスラム諸国のテキスタイル展示。タペストリーやブランケットの細かな幾何学模様は、職人さんの丁寧な手仕事がなせる技。その規則正しい模様の美しい仕上がりはため息ものです。

併設のショップ&レストランにもぜひ!

美術鑑賞が終わったらぜひミュージアムショップへ。トルコブルーやアラビア文字のカリグラフィをモチーフにした小物や食器類が販売されており、あれもこれも欲しくなる魅力的な品揃えです。レストランではビュッフェ形式の前菜、スープ、サラダ、デザートと選べるメインのセットランチが人気ですよ。
なお館内は冷房が効きすぎなほど効いていて、とにかく寒い!上着を持参することをおすすめします。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/21 訪問

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