伏見城の外堀にあたる濠川（ほりかわ）沿いには多数の酒蔵や町屋が立ち並び、今も江戸時代の面影を残しています。
その中にある月桂冠 大倉記念館は、1909年に建てられた酒蔵を改装し、1982年に開設されました。
京都市有形民俗文化財に認定された代表的な酒造用具類400点が酒造工程ごとに常設展示され、酒造りについて深く学ぶことができます。
見学は入館料は必要ですが、お土産が付いて、見学の最後には3種類の利き酒ができるので、お酒好きな人には是非立ち寄っていただきたいスポットです。
また、限定酒の販売も行っている売店は記念館を見学していなくても立ち寄ることができますよ♪
大正時代に建てられた月桂冠旧本社を改装した伏見夢百衆。
伏見の清酒などのお土産の販売や伏見の名水をつかって入れたコーヒーなどがいただける休憩処となっています。
また、3種類の日本酒が楽しめる利き酒セットやバニラアイスに清酒をかけて食べる清酒アイスクリームなどお酒を満喫できるメニューもたくさん！
大正時代の雰囲気そのままの店内でいただけるので、更にお酒がおいしく感じられますよ♪
河童でおなじみの黄桜のテーマパーク『キザクラカッパカントリー』
こちらは日本酒だけでなくビールも取り扱っており、施設内の｢麦酒工房｣から届いた出来立ての地ビールをその場でいただくことができるんです♪
施設内の「黄桜酒場」では、地ビールの飲み比べセットなど珍しいメニューが揃っていて、お酒を堪能することができます。
また、河童資料館や黄桜のテレビCMを展示したCMギャラリーは無料で見学することができます。
売店では黄桜製品を主に様々な商品を取り扱っているので、お土産を買うのにぴったりです♪
一時歴史の幕を閉じてしまったのですが、5代目蔵元の努力によって再生された藤岡酒造。
その藤岡酒造で新しく作られたお酒が「蒼空」。
この蒼空を心ゆくまで楽しんでもらいたいと「酒蔵Barえん」ができました。
利き酒はもちろん、こちらの自家製酒粕アイスクリームは絶品！
ほんのり甘くて、お酒の風味も感じられ、とってもおいしいのです！
利き酒あとのデザートに酒粕アイスいかがですか。
京都・伏見の大手筋商店街にあるお茶屋さん『油長茶舗』
こちらのお店はお茶がメインですが、酒どころ伏見にあるということもあって、お酒とお茶の両方を使った甘味メニューがあるんです♪
そのひとつがこちらのロールケーキ。見た目は普通の抹茶ロールケーキに見えますが、クリームにはお酒が入っているんです！
しっとりふわふわのロールケーキはとってもおいしく、珍しさだけではありません！
他にも宇治吟醸酒氷（夏季のみ）や吟醸ところてんなどお酒を使ったメニューやお酒が苦手な人には抹茶パフェやあんみつなどの甘味も揃っていますよ♪
今回紹介したのはほんの一握りで、伏見にはお酒に関するスポットがまだまだたくさんあります。また、お酒に限らず歴史上の事件の舞台になった場所や伏見城の遺構を使った寺社など見どころもいっぱいです。
京都駅から電車で15分ほどと近いので、京都駅を基点にした旅行の目的地にしてはいかがでしょうか。
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(2024/4/26更新)
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