インカの都「クスコ」の見どころ紹介&マチュピチュ行きの鉄道情報

インカの都「クスコ」の見どころ紹介&マチュピチュ行きの鉄道情報

更新日:2015/12/24 19:20

標高3400mに位置するペルーの古都「クスコ」。15世紀前半に栄えたインカ帝国の首都として機能し、現在も世界中から多くの観光客が訪れています。インカとスペインの文化が混ざり合った独特な建築物の美しさと、その歴史的な重要さから世界遺産に登録されています。今回は、マチュピチュを訪れる際の拠点となる都市でもあるクスコの町を紹介します。

赤い屋根が美しいクスコの町並み

赤い屋根が美しいクスコの町並み

ペルーの首都リマから飛行機で約2時間の場所に位置するクスコは、インカ帝国として栄えた後、スペインに征服されました。そのため、インカの石造りの建築とスペイン式の教会や邸宅の建築が混ざり合い、美しい景観を誇っています。アルマス広場から北西の高台に少し上ると、赤い屋根の美しい建築物を眺めることができます。

標高が3400mと高いため、体調や体質によっては高山病にかかるかもしれません。到着した当日は水分を多めにとり、心拍数を上げないようにゆったりと過ごして環境に順応するようにしましょう。また、マチュピチュの標高は2400m程度なので、マチュピチュへ行くと高山病が軽減されると言われています。

町の中心はアルマス広場

町の中心はアルマス広場
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クスコの町の中心はアルマス広場です。ここを中心にレストラン、旅行会社、教会などの観光地やホテルが広がっています。ただし、裏路地のような人通りの少ない所はなるべく歩かないように注意しましょう。

アルマス広場からは市内を巡る観光バスの停車場があります。2階の屋根がオープンになっているため、写真をきれいに撮ることができます。高台のほうも周ってくれるので、歩くのがつらい方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

クスコの生活の源「中央市場」へ

クスコの生活の源「中央市場」へ
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アルマス広場から南西の方向へ歩くこと約5分、クスコの人々の生活を支える中央広場へとたどり着きます。ここでは食糧から雑貨、お土産や服までなんでも手に入ります。南米の人々の色彩感覚はとても豊かで、鮮やかでカラフルな品物がところせましと置かれています。

軽食も食べることができ、民族衣装を着たチョリータと呼ばれる女性が威勢よく呼び込みをしていてとても活気があります。クスコの人々のリアルな生活感を感じることができ、観光とは違った雰囲気を楽しむことができます。

バスと電車を乗り継ぎマチュピチュへ

バスと電車を乗り継ぎマチュピチュへ
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マチュピチュへ行くにはバスと電車を乗り継ぎます。コレクティーボと呼ばれる乗合バスやタクシーもありますが、旅行会社で送迎バスと電車をセットで予約したほうが無難だと思います。

まずクスコ市内からバスで約1時間半かけてオリャンタイタンボ駅へ向かいます。そこからまた約1時間半かけて電車でマチュピチュのふもとのマチュピチュ村へ向かいます。電車で便数が多く便利なのはペルーレイルです。

チケットは現地の旅行会社や鉄道オフィスで購入することができますが、日程に余裕がない方は事前にネットで予約をしておきましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?
マチュピチュへ急ぐがために素通りしてしまうにはもったいない町です。訪れる際には、かつてインカの都として栄えたこの町の歴史を事前に調べることをおすすめします。町の随所に未だに残る先人の知恵に気づくことができると思います。ぜひ楽しんできてください!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/03/01−2014/03/07 訪問

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