写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る全国どこでも食べられるどら焼きは、形がお寺の「銅鑼」に似ていることから名づけられていますが、笹谷伊織のどら焼きは、銅鑼の上で焼いたことが由来です。
江戸時代、京都・東寺のお坊さんから副食となるお菓子の依頼をうけ、せっかくならお寺でも作れるようなものをと考案したのが、竹の皮でくるまれた棒状のどら焼きです。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るもちもちとした食感、程よい甘さのあんこの組み合わせは、瞬く間に人気商品に。しかし、薄皮を丁寧に銅鑼の上で焼くという手間暇がかかるお菓子のため、弘法大師のご命日である21日だけの販売となったのです。
現在も変わらぬ製法で食べられる笹谷伊織のどら焼きは、販売期間を20・21・22日と延長。賞味期限は5日間と生菓子にしては長めなので、京都らしいお土産を探しているのであればぜひどうぞ!
基本の食べ方は、竹の皮ごと切り、そのまま常温で食べますが、蒸し器で蒸したり、電子レンジで温めることで、焼き立ての味わいも楽しめます。変わり種でいくと天ぷらとして揚げてもおいしいですよ。
笹谷伊織本店まで行かなくても、京都駅構内で買えるので、20・21・22日に京都に行く予定があればぜひともお土産に購入してください。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る三昇堂小倉の生麩餅は、京都で作られた料理菓子「生麩餅」によもぎをまぜ、京仕立ての「小豆餡」を中にいれ、笹の葉でくるりと包んで仕上げています。
中でもおススメは、生麩餅に抹茶をまぜ、中に抹茶餡をいれた抹茶ずくしの生麩餅!
生麩餅をくるんだ笹の葉と抹茶の香りはとっても涼やか。
生菓子は冷たいまま食べるのがセオリーですが、実は温めて食べてもおいしいんです。
笹ごとお湯で2分ゆでるか、魚を焼く網などにのせ弱火で2分焼いてください。もちもち食感がさらにパワーアップ!ただし、温めると中の餡が熱くなるので、やけどに注意して食べてくださいね。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る昭和38年の誕生から変わらない味を作り続けている鼓月の千寿せんべい。千代の寿ぎを願い「千寿」と名付けられたせんべいは、真ん中の鶴のイラストと波打っている形で、おめでたい情景を表しています。
せんべいと言いつつも、クッキーとワッフルの間のような、さくさく食感はバターが効いている洋菓子のよう。中には甘みをおさえたシュガークリームがサンドしてあり、大人から子どもまで喜んでもらえるお土産です。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る阿闍梨とは法を説法する僧侶のことで、その昔、僧侶たちが飢えをしのぐために餅を食べたところから阿闍梨(あじゃり)餅と名付けられました。
餅ほど伸びはせず、適度なモチモチ食感を味わえる生地と中に入っている甘さ控えめの大納言小豆の味わいがいつまでも続く食べやすいお餅。お餅と言っても形はどら焼きです。
お餅とどら焼きの中間くらいの不思議な食感をぜひ一度味わってください!
1個からでも購入できるので、帰りの新幹線のお供にもぴったり。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る柳苑の「楽石」は、濃厚なお抹茶にあうお茶菓子。
京都のお寺で抹茶と和菓子500円のセットというのをよく見ますが、あの上品な和菓子の味そのままです。
中には、選び抜いた小豆と大きい栗が一つ入っており、抹茶の香りと小豆、栗が三位一体となり、京都らしい味を楽しむことができます。
外側は落雁のような味わいながらも中はしっとり。ご自宅のお茶のお供にいかがですか。
オシャレでカラフルなお菓子もたくさん販売している京都のお土産。しかし、「古都京都のお土産はやっぱり老舗の昔ながらの味わいを食べたい!」という人にオススメの間違いない定番土産を紹介しました。
いずれも京都駅構内にある京銘菓で購入できるので新幹線に乗る前に、さくっと買うことができます。ただし、阿闍梨餅やどら焼きなど、人気商品は遅い時間にいくと売り切れの場合もあるのでご注意ください。
京都のお土産はやっぱり昔から伝わる定番のお菓子は外せません!
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(2024/4/23更新)
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