写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る2012年の夏の東北温泉三昧の途中に立ち寄り湯をさせて頂きました。
藤三旅館は「新日本百名湯」「日本温泉遺産」に選ばれた宿です。
また、田宮虎彦の小説「銀心中(しろがねしんじゅう)」の舞台になったのも、藤三旅館です。
温泉は源泉を5本も有し、館内全5浴場すべて「源泉100%掛流し」!
建物はご覧のように立派な風格漂う一軒宿。
近年一部改装されたようで、とても綺麗です。
湯治部は昔のままですが、大変リーズナブルに宿泊可能です。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る「白猿の湯」の入口の扉を開けると、おもわず「おおおっ!」とうなってしまった。
広い!
そして、いきなり全てが浴室!
風情、情緒、歴史・・・ここに来て良かったと、眺めただけで感激。
扉からはすぐに階段があり、浴室内に脱衣所が設けられています。
早速急いで服を脱いで、体を洗ってザブンっ!
ふ、ふ、ふかい!フカイ!!深い!!!
天然の岩をくりぬいて作った湯船の底からは、透きとおった源泉100%のお湯がこんこんと湧き出しています。
そうです、貴重な足下湧出の温泉です。
また、日本一深い自噴の天然岩風呂だそうです。
無色透明の透き通るお湯は、少々熱めのとても柔らかな単純温泉。
湯自体の香り等の特徴はさほどありませんが、新鮮この上ないお湯はやはりめちゃくちゃ気持ち良かったです!
また「白猿の湯」は基本混浴ですが、女性専用時間帯も設けられているので、女性の方、ご安心下さい。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る「銀の湯」と書いて「しろがねのゆ」と読みます。
小さなこじんまりとした浴室ですが、お湯がドバドバと浴槽から溢れ続けています。
豊富な湯に小さな浴槽・・・源泉かけ流しファンにとっては、理想形。
常に新鮮な湯に浸かれることになります。
贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る湯治部の奥にある「河鹿の湯」も頂きました。
2湯頂いた後なので、かなりヘロヘロ状態でしたが「折角なのでもう一湯!」と、頑張りました。
幸いにもこちらにも誰もいらっしゃらなく、貸切状態。
内湯ですが、窓はかなり大きく、開放的で、露天風呂のような開放感を味わえます。
ただお湯は結構熱めなので、数分浸かっただけで上がらせていただきました。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る今回は立ち寄り湯だったため、時間の都合上、5つの浴室のうち3つだけしか浸かれなかったので、次回は必ず泊まって、ゆっくり5湯全て浸からせて頂きたいと思います。
その際、リッチ?に旅館部屋で泊まるか、リーズナブルに湯治部屋で泊まるか悩ましいところですが・・・。
そして、涼しい春か秋に再訪したいですね。
特に「白猿の湯」は、もう一度ゆっくり浸かりたいです。
【施設名】藤三旅館(ふじさんりょかん)
【住所】〒025-0252 岩手県花巻市鉛字中平75-1
【電話】0198-25-2311
【営業時間】7:00〜21:00(受付は20:00まで)
【定休日】特に無し
【料金】700円(こども500円)
【泉質】単純温泉・アルカリ性単純高温泉
【湯の使い方】源泉かけ流し(加温無し・加水無し・消毒無し)
【pH】7.8(弱アルカリ性・白猿の湯)
【泉温】45.5℃(白猿の湯)
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(2024/4/19更新)
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