エル・チャルテンという街が拠点。そこからフィッツ・ロイまでは片道4時間の道のり。3時間地点にキャンプサイトがあるので、そこに泊まって翌朝1時間歩けば、朝焼けを見ることができます。
途中の光景も素晴らしいです。広大な渓谷を見ることができたり、カプリ湖の側を通ったりします。
トレッキングの途中でも、フィッツ・ロイは遠くから見られます。確かに近くで見る方が感動が大きいですが、これだけでも十分見ものです。最後の1時間かやや険しい道のりなので、体力に自信の無い方はここで楽しむこともできます。
翌朝、日の出の1時間前にキャンプサイトを出ます。緯度の高いエル・チャルテンでは季節によって日の出時刻が大きく変わるので、時間は確認しておくようにしましょう。
ここからの道のりが険しいです。クライミングまではいかないのですが、急な階段をずっと登り続ける状態です。
晴れていれば、この間の星空も見もの。日本の都市部では決して見られない、たくさんの星が頭上に散りばめられます。真っ暗なので、懐中電灯は必須。両手が自由になるヘッドライトがあればベター。
険しい道を超えると、トレス湖を構えるフィッツ・ロイが目の前に現れます。日の出の直前はグレーの岩肌だったのが、太陽に照らされると真っ赤に染まります。毎分変わっていくその姿は神々しく感動的。
この眺めている間が、かなり寒いです。特に風が強い。大きな岩に隠れて風を防いでいたら幾分かはマシになりますが、しっかりと厚着をしていきましょう。
エル・チャルテンにはフィッツ・ロイ以外にもトレッキングコースがあります。例えば街の南側のラス・コンドレスというところは、街から30分とかなりお手軽。フィッツ・ロイもいいですが、上から眺めるエル・チャルテンの街自体も、山に囲まれた箱庭のようで絶景です。
さらに南方向に30分ほど進むと、ロス・アギーラスというビューポイントに辿り着きます。そこからは目下に広がる大草原、エメラルド色に輝くビエドマ湖を眺めることができます。
いかがでしたでしょうか。
あの独特のフォルムのフィッツ・ロイは、人の心に刻まれる山。険しい登りの末にたどり着いた朝焼けの光景は感動も大きいです。
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(2024/4/26更新)
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