氷河トレッキングにはツアーに参加しないと行くことができません。ツアーではガイドが付いていて、安全なコースを選んで進んで行ってくれます。多くの人が列になってガイドについて行きます。
氷河の上はスケートリンクのように平らなところではありません。凹凸のある場所なんですが、それも数十メートルはあるようは氷の塔、どこまで続くかわからない穴だらけの、想像以上の険しい世界です。
険しい場所といっても危険ではないので、普通の体力がある方なら十分参加できます。
長い年月をかけて空気が抜かれた氷は、太陽の光によって青く光ります。時々地面に空いている穴やクレバスを覗くと、そこは吸い込まれそうな青の世界。
歩き続けていると、突然と木の台が現れます。ここがペリト・モレノ名物の氷河バー。台の上に並んだグラスにガイドがウイスキーを注ぎます。氷はもちろん氷河自体。長い時を経て気泡が潰され、氷はかなり透明になります。青い光を眺めながらのウイスキーは格別。これでトレッキングも幕を閉じます。
ツアーには展望台から氷河全体を眺める時間も設けられています。水面下も合わせると厚さ500mにもなる氷の塊は、視野に収まりきらない巨大さ。奥に目をやると、氷は遥か奥まで続きます。実はこの氷河、13000平方キロメートルもの大きさを誇り、日本でいうと長野県や新潟県と同じくらいの面積なんです。
しばらく待っていると、辺りに轟音が響きます。これは氷河が崩壊した音。崩れ落ちる氷河とその音は大迫力です。
いかがでしたでしょうか。
拠点の街、エル・カラファテからはたくさんツアーが出ています。トレッキングも、1時間程度のミニ・トレッキングから、5時間程度のビッグ・アイスまで。体力に自信の無い方は、展望台から眺めるだけのツアーもあります。
あと重要なのが天気。曇りや雨の日でもツアーは決行されますが、景色はかなり悪くなります。ツアーの予約をする時には、天気予報を確認してからにしましょう。
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(2024/4/25更新)
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