大内宿は江戸時代、日光と会津城下を結ぶ下野(しもつけ)街道の宿場町として栄えました。参勤交代の大名行列もこの街道を通ったそうです。
現在は国選定重要伝統的建築物群保存地区に選定されており、その美しい町並みが保存されています。40軒以上の茅葺き屋根の家が立ち並び、昔の生活を垣間見ることができます。
また『大内宿町並み展示館」では実際に茅葺き屋根の家の中を見学することができます。(入場料 大人:¥250 / 小人:¥150)かつての問屋本陣跡を再建したもので、館内には江戸時代の部屋があり、写真や生活用具が多数展示されています。
大内宿の名物はこの『高遠そば』。訪れたら必ず押さえておきたいものです。
普通の蕎麦の上にねぎがそのまま一本!それだけで「じぇ!」と言いたくなりますが、それだけではないのです。
この蕎麦の特徴は、このねぎを使って蕎麦を食べるのが慣わしなのです。ねぎを箸代わりにしつつ、薬味代わりにかじって食べていくのです。
この見た目+食べ方で、思わず「じぇじぇ!」と叫びたくなります。
このお蕎麦はほとんどの食事処で食べることができます。(入口に「蕎麦」のサインがあります。)
料金はお店にもよりますが¥1,050〜。もちろん他のメニューもありますし、箸も用意してありますよ!
大内宿のメイン通り沿いに立派な鳥居を見ることができます。これが大内宿の守り神である『高倉神社』の第一の鳥居です。
高倉神社の歴史はより古く、平清盛の全盛期に反平氏の挙兵をしたが、戦いに敗れてこの村に潜行したとされる高倉以仁王を祀ったもので、大内宿の鎮守となっております。
第一鳥居から約5分ほどのところに、第二鳥居が目印の森があります。この途中には美しい田園風景が広がり、大内宿のメイン通りとはまた違う自然の風景を楽しむことができます。
第二鳥居をくぐると、まるでトトロが出てきそうな鎮守の森。木々の間に佇む本殿は息を呑むほど幻想的。お参りの前には自然の小川で出来た手水屋で心身とも清めましょう。
階段を上がるといよいよ本殿。小さいですがおみくじもあります。
本殿の裏手には樹齢800年といわれる『高倉の大スギ』が鎮座しています。その高さと何本にも広がる幹は圧巻。自然の素晴らしさを実感することができます。
春は花が溢れ、夏にはお祭り、秋は紅葉と共に、運が良ければ茅葺きの葺き替え作業を見ることが出来ます。冬は雪灯篭と共に幻想的にライトアップされる雪まつりが開催され、一年を通じて観光することが可能です。
日光から会津若松への途中に立ち寄ることもできますし、会津若松から足を伸ばして観光することも出来ます。
車での観光が便利ですが、ゴールデンウィークやお盆休み、秋の紅葉シーズンの週末は混み合いますのでご注意を。
列車では会津鉄道の湯野上温泉駅からバス(猿游号)で大内宿を訪れることができます。(1日フリー券 大人:¥1,000 / 小人:¥500)
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(2024/4/24更新)
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