鉄道好き必見!江ノ電を見る&撮るためのベストスポット5選

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鉄道好き必見!江ノ電を見る&撮るためのベストスポット5選

鉄道好き必見!江ノ電を見る&撮るためのベストスポット5選

更新日:2016/12/23 21:24

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

江ノ電は、神奈川県の鎌倉市と藤沢市の湘南と呼ばれるエリアの海側をゆっくりと走る地方観光路線です。車窓から手を出せば届いてしまいそうな軒先を走っているかと思えば、突如視界が広がり、海沿いに出たり、さらには鎌倉の山すそを抜けて走ったりと、風光明媚さは日本でもトップクラスと言えます。
今回は、風景の中に綺麗に収まる江ノ電のお薦めベストスポットを紹介します。

江ノ電の醍醐味の一つである路面区間「江ノ島駅〜腰越駅」

写真:木村 優光

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鎌倉行きの江ノ電が江ノ島駅を出た直後、次の腰越駅まで一般道と並行する路面区間を走行します。路面区間は江ノ電と車が同じ領域を走ることになりますので、時刻通り走る必要のある江ノ電が優先されます。

しかし道が狭い関係上、対向してくる車とのすれ違いシーンはスレスレになりますので、江ノ電乗車中や道路からその様子を眺めていると、とても冷や冷やします。そんな中、車の運転手が上手いこと避けてくれ、江ノ電の運転手との駆け引きが迫力満点です。

写真:木村 優光

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日本にはまだ1両編成の路面電車が路面区間を走る地域は少なからず残っていますが、ここは4両編成の江ノ電が堂々と走る路面区間となり、一般的な路面電車とは一味違った印象を受けることでしょう。

写真:木村 優光

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この路面区間の道路の両側にはさまざまな店舗が立ち並んでいますが、中にはレトロな写真屋、湘南の海で捕れた魚を店舗前で干している鮮魚店などもあり、路面区間を走る江ノ電と合わせると、まさに湘南を彷彿させるようなシーンになるでしょう。特に江ノ電最古の300形とレトロな写真屋との組み合わせは、良き昭和の時代の湘南を思わせるようなシーンに仕上がります。

軒先かすめて狭い路地を走る「腰越駅」付近

写真:木村 優光

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腰越駅から鎌倉方面へ江ノ電に乗車すると、湘南の海に出くわすまでの数分間は腰越の住宅街の狭い路地を、軒先スレスレに走っていきます。これも江ノ電の醍醐味で、狭い路地を難なく通過していくシーンは見るものを虜にしてしまいます。

写真:木村 優光

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そしてこの狭い江ノ電の線路沿いには民家の門が線路に向けて設けられており、江ノ電が走ってこない時の線路は、周辺住民にとって網の目のように這わされている生活路地のメイン路地と化しています。一般的な普通の街では見られない独特な風景を一目見ると、誰もが驚くことでしょう。

写真:木村 優光

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この路地の中には源義経ゆかりの満福寺という寺院があり、江ノ電の線路際でなおかつ線路を俯瞰できる高台に位置しているため、満福寺前の狭い踏切を行き交う迫力満点の江ノ電を捉えることができます。

なお生活路地から江ノ電を見たり撮ったりする場合は、線路に近づき過ぎないように十分な注意が必要です。

国道を挟んで目の前は湘南の海「鎌倉高校前駅」

写真:木村 優光

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江ノ電の中で一番メジャーで『湘南』を感じられる場所といえば、「鎌倉高校前駅」周辺!駅入口、駅ホーム共にレトロな雰囲気が漂い、それだけでも訪問価値は十分なものです。それに加えて、ホームの対面は国道を挟んで湘南の青い海、そしてその中でサーフィンやヨットを楽しむ人たち、さらに遠目に江ノ島を見ることができます。

写真:木村 優光

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江ノ電が来ないときでも、駅ホームのベンチに座っていれば波の音が聞こえてきて、それだけでもドラマが生まれそうな雰囲気が十分にあります。そこへ江ノ電最古の車両である300形が入線してきたら、もうまさにシャッターチャンスです。

特に空気が澄んだ日の午前中は、駅ホームから江ノ島方面を見ると順光になりますので、鎌倉行の江ノ電が駅ホームに入線してくるシーンは最高の絵になるでしょう。

写真:木村 優光

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クリスマスの時期に近づくと、駅ホームがライトアップされてしまう「鎌倉高校前駅」!ただでさえもロマンチックな『湘南』というエリアなのに、ライトアップまでされる江ノ電には頭が上がりません。これは必見です!訪問せざるを得ないでしょう。

駅ホームのライトアップイベントは、毎年11月末から翌年2月中旬(クリスマスとバレンタインデーを結んだ期間)に行われるため、仲の良い男女二人での訪問をオススメします。恋仲もライトアップとともに上昇すること間違いなし!なお、「鎌倉高校前駅」のほかに江ノ島駅などでもライトアップが行われます。

国道から脇道を逸れた線路沿いの道路からは富士山が!

写真:木村 優光

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鎌倉高校前駅から七里ヶ浜駅に向かって国道を歩くこと約10分、江ノ電の線路とそれに並行する道路が国道から離れるポイントがあります。そのポイントから線路沿いに1分ほど歩いて、来た方向を振り向いてみると、富士山が大きく浮かび上がって見える日があります。こんな場所から富士山がこんなに大きく見られるなんて!と思う方は多いようです。タイミングよく江ノ電が走ってくれば、江ノ電と富士山とのコラボレーションも見ることができます。

ここから富士山が綺麗に見えるベスト時期としては、真冬で空気が澄んだ午前中がお勧めです。特に太陽が昇り始めた早朝は、富士山の冠雪部分がピンク色に染め上がり、早朝の寒さを忘れてしまうほどとても綺麗なものです。逆に夕方も太陽が沈んだ20分後あたりは、富士山のシルエットが綺麗に浮かび上がり、さらに通過する江ノ電が夕刻時の湘南を色濃く染め上げてくれるでしょう。

写真:木村 優光

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七里ヶ浜駅から稲村ヶ崎駅へ向かう途中にも同じようなポイントがあり、似た構図で富士山と江ノ電を見ることができます。どちらも駅間のちょうど真ん中付近になります。ただし道路幅が狭いため、車の往来には十分気をつけてください。

神社鳥居の目の前が踏切、長谷の御霊神社

写真:木村 優光

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長谷駅から極楽寺方面へ歩くこと5分、閑静な住宅街を越えると御霊神社があります。境内はそれほど広くありませんが、境内の表参道、ちょうど鳥居の前には江ノ電の踏切があります。踏切に近寄ってみると、軒先をかすめるような形で江ノ電の線路が敷かれており、こんな場所を江ノ電が走るのか、と驚くことでしょう。

写真:木村 優光

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御霊神社の境内からは鳥居の向こう側を軒先かすめて走る江ノ電を眺めることができ、住宅街を縫って走る江ノ電だからこそ実現出来た光景といって良いでしょう。このようなポイントは日本国内でも非常に珍しく、一見の価値があります。
タイミングがよければ、江ノ電最古の300形と鳥居の組み合わせも見ることができ、さらには御霊神社内で催される数々の祭や、結婚式のひとコマと絡めて見ることも可能です。

写真:木村 優光

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梅雨の時期の6月中旬から下旬にかけては、踏切を境に線路際はピンクや青、紫の色とりどりな紫陽花の花が咲き乱れ、神社境内及び線路際が普段以上に鮮やかになり、江ノ電とのコラボを一目見ようとたくさんの方が御霊神社周辺に集まります。休日の午後ですとかなりの人が詰め掛けるため、平日もしくは休日の午前中を狙うと良いでしょう。

江ノ電訪問には「のりおりくん」と呼ばれるフリー切符がお得!

江ノ電を見る、撮るためのベストスポットを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。軒先あり海岸線あり山ありの風光明媚な路線で、上記で紹介しましたスポット以外にも絵になる場所は数え切れないほど存在します。上記スポットにあわせて、自分だけのベストスポットを見つけ出す江ノ電の旅では、江ノ電を乗る、見る、写す等、旅の楽しみを十分に味わえる路線です。

ここで耳寄り情報ですが、江ノ電では当日に限って大人600円、子供300円で乗り降り自由な「のりおりくん」という切符を発売しています。その他、沿線にはレンタサイクル店も存在するので、効率よく江ノ電沿線を旅したい方には「のりおりくん」や自転車がお勧めです。

なお鎌倉という土地柄、江ノ電沿線には観光寺院が多数存在するため、江ノ電と同時に長谷寺や鎌倉大仏、極楽寺などや、夕日が綺麗な海岸沿いの稲村ガ崎、七里ガ浜、江ノ島もアクセス圏内のため、それらを訪問すれば旅のボリュームだけでなく思い出も一気に膨れ上がるでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2008/06/01−2016/09/05 訪問

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