写真:Grace Okamoto
地図を見る周囲になにもない塩原だからこそ見られる、360度に煌めく天の川。湖面が作り出す、静謐に反射する足元の銀河。ウユニが作り出す星空を最高に楽しみ、撮るための最も良い条件になるのは新月の日です。
しかし旅行の時期が新月と一致しない場合は、ぜひ「月の出入り」時間を調べ、前後1時間を避けて訪れてみて下さい。ドライバーさんに頼んで、暗い時に塩湖へ出てもらいましょう。
とは言え、月のある景色も、それはそれで美しく神秘的!比較的明るいので、地形や人の姿・表情をはっきり捉えやすく、雲があればゴージャスな夜景になります。
写真:Grace Okamoto
地図を見る広い夜空と、反射する鏡張りの水面、共に遊ぶ仲間との時間は、まさにウユニ旅行の真髄。
ぜひ、カメラにも記録していきましょう!
まずはカメラの設定をマニュアル(M)モードに。もし機能があれば、ブレを防ぐためシャッターをミラーアップモードにしてください。ピントはライブビューで星に合わせるか、モニタが見えない場合は無限遠マークに合わせます。
テスト撮影として、ISO3200 / 絞り解放(一番小さい値) / シャッター速度30秒で一枚!明るさはカメラやレンズによりますが、まず星は写っているはず。
ノイズが気になる場合はISOを800〜1600に下げ、その分シャッター速度は長めに。シャッター速度に比例して星が流れてしまうので、加減を何度も撮影して見つけましょう。
設定が決まったら、風が止まるのを辛抱強く待ち、モデルさんに「絶対動かないで!」と声をかけてカシャっ!
ポイントは、出来るだけ反射のはっきりとした完璧な水面を見つけることです。鏡張りと言っても塩原の凹凸は大きく、完全に水面に覆われていないと、ざらりとした仕上がりになります。
写真:Grace Okamoto
地図を見る星空をバックに、ライトで描かれた自分の名前や日付、メッセージはとても良い思い出!
水面に写る文字を、正しく書けるようになるまで少し戸惑うかもしれません。こうではない、もっと大きく・・・と大声で話しながら試行錯誤するのも、きっと楽しい時間になることでしょう。
前段落の設定で露光中に、ペンライトやスマホライトを動かしてもらいます。この際、光源の芯をレンズの方向へしっかり向けるようにお願いしてください。文字を書き終えたら、素早く画角から出てもらうことも大切です。
ライトが明るすぎて白飛びする場合、ISOを低く・シャッター速度を長くすれば、星空と文字の両方を一枚に納めることができます。
写真:Grace Okamoto
地図を見るどんな光源からも遠く離れた、真っ暗闇のウユニ塩湖だからこそ楽しめる光景があります。それが、長時間露光した星の軌跡!湖面に反射する星明かりがウユニの特徴なので、お好きな「天と地のバランス」を発見してみてください。
このためには、ケーブルレリーズがあると便利です。ISOを低め(100〜400)に設定し、数分〜時間単位でバルブ撮影しましょう。上の写真ではISO400・約27分間の露光。
ポイントは、出来るだけ他の観光客から離れ人の少ない場所に陣取ること。さらに暗い方向へレンズを向けることです。少し寂しいかもしれませんが、長時間露光の最中に車のライトやスマホの強いライトが入ると撮り直しになってしまいます。
ウユニ塩湖の標高は3,800mで、夜の冷え込みはかなりのもの。レンズの結露を防ぐため、また長い撮影の寒さを和らげるため、カイロや暖かい飲み物を忘れずに!
写真:Grace Okamoto
地図を見る天の川がまだ残る中、空が真っ青なグラデーション染まるブルーアワー、そして日の出にはいつも歓声が上がります。刻一刻と変化する空と鏡張りから目を離せません!
そんな特別な時間に、タイムラプス撮影はいかがでしょうか?実は幾つかのスマホでも撮れるんです!5〜10秒毎にシャッターを切るように設定し、日の出前には絞り優先(A)モードに切り替えます。
夜明けの寒さの中で、かなりの枚数(30秒の動画に900枚程度)を撮るため、予備バッテリー(暖かいポケットなどに入れておく)と予備記録メディアを必ず準備しましょう。
編集用のフリーソフトやアプリで、好きな音楽と組み合わせて動画を作り、一緒に行った仲間とシェアすれば帰国後も楽しい!
難しく思えるかも知れませんが、星空の撮影は意外と簡単。カメラと三脚、ケーブルレリーズを忘れずにスーツケースに詰めて、一生に一度の絶景を記録してみてください。
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(2024/4/19更新)
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