真冬の鹿児島を彩る黄色い絨毯!菜の花×開聞岳×池田湖

真冬の鹿児島を彩る黄色い絨毯!菜の花×開聞岳×池田湖

更新日:2016/12/13 20:41

泉 よしかのプロフィール写真 泉 よしか 女子目線温泉ライター、キッザニアマニア
菜の花と言えば春のイメージです。しかし九州の南端、鹿児島県指宿市ではなんと12月下旬から2月上旬まで菜の花が楽しめるのです。
花だけでなく、端正な薩摩富士こと「開聞岳」と九州一大きな湖「池田湖」を背景に絵葉書のような写真が撮れるスポットをご案内しましょう。温暖な薩摩半島に一足も二足も早い春を探しに行きませんか?もちろんいい温泉も湧いてますよ!

冬の指宿は菜の花満開の季節

冬の指宿は菜の花満開の季節

写真:泉 よしか

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自称日本のハワイ!いかにもあったかそうじゃありませんか。地元の人が、同じ鹿児島でもここは鹿児島市内とは全然温度が違うよと言うほど温暖です。菜の花の季節に指宿を訪ねれば、ソラマメ、グリーンピース、スナップえんどうといった春が旬の豆類があちらこちらの畑に実っているのを見ることができるでしょう。

菜の花の季節の指宿はイベントも盛りだくさんです。毎年1月前半には「いぶすき菜の花マラソン」という市民マラソン大会が、後半には「いぶすき菜の花マーチ」というウォーキングイベントが開催されています。どちらも市内の菜の花が咲くエリアをコースとして、花満開の中でスポーツを楽しむことができます。

開聞岳は薩摩富士

開聞岳は薩摩富士

写真:泉 よしか

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一方、開聞岳はというと、富士山と同じような整った円錐形の成層火山で、標高は924m。1,000mに満たないものの、日本100名山にも名を連ねている美しい独立峰です。まさに薩摩半島のランドマークと言えるでしょう。

この開聞岳は、登れば頂上からの360度の絶景が、麓からは長閑な里の風景や東シナ海の荒波越しの景観が楽しめます。写真の開聞岳は、絶景露天風呂の「たまて箱温泉」や山川砂むし温泉「砂湯里」のある伏目海岸から撮影したものです。

池田湖で開聞岳と菜の花を撮影するベストポイントはここだ!

池田湖で開聞岳と菜の花を撮影するベストポイントはここだ!

写真:泉 よしか

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さあそれでは菜の花と開聞岳の両方が楽しめるスポットにご案内しましょう!

先ほどご紹介したように指宿市内のあちこちに咲く菜の花ですが、もちろん農産物なので観光するには向いていないところもあります。アクセスや駐車場の整備も気になるところです。

そこでお薦めするのが池田湖。菜の花の黄色い絨毯が見られるだけでなく、湖と開聞岳を背景にすることができるのが最大の理由です。これで山と湖と花の三つがそろいました。まるで絵葉書のような景色が撮れますよ。

さらに遊覧船の発着するマリーナがある湖の北西岸ならバス停も駐車場もありますから、交通の便もばっちりです。

池田湖の巨大未確認生物「イッシーくん」

池田湖の巨大未確認生物「イッシーくん」

写真:泉 よしか

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ところで「イッシーくん」って知ってますか?ネス湖の「ネッシー」じゃなくて「イッシー」です。

実は九州最大の湖であるこの湖には、巨大未確認生物が生息すると言われています。その名も池田湖の「イッシーくん」。

複数回の目撃情報があり、中には20人以上でいっせいに目撃したとの証言も!遠くてはっきりとは写りませんでしたが、写真やビデオ撮影に成功した人もいるようです。運が良ければ菜の花の向こうにイッシーが悠々と泳ぐ姿が撮影できるかもしれませんね。

開聞岳と池田湖と菜の花の黄色い絨毯を体験しにぜひ冬の指宿へ

寒い時期にはあったかい鹿児島の指宿へ。これは気温だけではありません。温泉もあったかいし、地元の人もあったかいんです。
そうそう、指宿といったら温泉は外せません。なんといっても砂蒸し風呂が有名ですし、町中には驚くほどたくさんの共同浴場があります。

真冬なのに絵葉書みたいな景色の待つ満開の菜の花畑にあなたもぜひぜひ行ってみてくださいね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/21 訪問

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