写真:東郷 カオル
地図を見る京都市上京区の晴明町にある晴明神社は安倍晴明公をお祀りした神社。創建は1007年。晴明公の偉業を讃えた一条天皇の命により、晴明公の屋敷跡である現在の場所に社殿が設けられました。「陰陽師」として知られている晴明公は平安時代中期の天文学者。写真の像は、晴明公が衣の下で印を結び、夜空の星を見て遠く天体を観測しておられる様子を表したものです。
境内のいたるところに「晴明桔梗」が。「五芒星」としても知られ、晴明公が創られた陰陽道に用いられる祈祷呪符の一つで、神秘的な形に感じられます。
境内には魔除け・厄除けのほか、天文にちなんだ場所もありますので、ゆっくりと時間をかけて厄除けのお参りしましょう。
[晴明神社基本データ]
所在地:京都市上京区晴明町806
電話番号:075-441-6460(社務所)
参拝時間:9:00〜18:00
アクセス:バス停「一条戻橋・晴明神社前」徒歩2分
写真:東郷 カオル
地図を見るご本殿の脇にあるのがこちらの厄除け桃。中国では昔から桃は魔除け・厄除けの果物とされていました。この桃はお参りに来られた方々が撫でるので、ピカピカに。羽生選手もこの桃を撫でて怪我のないようにお願いしていました。
また、厄除桃の近くには樹齢推定300年の楠の御神木があり、羽生選手も触れて気を感じ取っていました。こちらの御神木にもそっと触れてみましょう。
写真:東郷 カオル
地図を見る手水舎の横にあるのが、晴明公が念力により湧出させた井戸。水が湧き出る場所は、その年の恵方を向いていて、吉祥の水が得られます。毎年立春の日にその年の恵方にあわせて向きが変えられますので、毎年参拝されている方は「去年と違う気が…」というのは錯覚ではなく正しい記憶なのです。
写真:東郷 カオル
地図を見る井戸の横には柄杓型の北斗七星が石で描かれています。
この晴明井の水は飲むことも可能。実は晴明神社の境内には千利休の屋敷があったとされ、利休も晴明井の水を使っていたといわれています。
もちろん羽生選手も晴明井の水を手ですくって、一口ふくまれていました。
写真:東郷 カオル
地図を見る晴明神社の絵馬舎には、数多くの著名人の絵馬が奉納されています。中でも一番注目を集めているのが羽生選手のこの絵馬。
「ケガなく、最後まで自分らしくできますように。」
2014年は驚くようなアクシデントに見舞われましたが、2015年のシーズンは驚異の高得点を叩き出し、日本中のみならず世界中を歓喜の渦に巻き込みました。
実は2017年6月、更にもうひとつ新たな絵馬が並びました。「思い描く演技ができますように、そして私の演技がきっかけで皆さんに幸せがおとずれますように」と。
新たなシーズンを迎えるにあたり、6月4日に参拝された際に奉納されたものです。
提供元:晴明神社
地図を見る授与所には、ご祈祷の際に羽生選手が受けられたお守り「みずかがみ守(みずかがみまもり)」があります。陰陽道では、水に黒色を配置。黒色(水)の晴明桔梗を首からかけて、集中力向上・災除けに。境内の晴明井をモチーフに作られたお守りで、集中力を高め、運気向上のご利益があります。
• ご利益 運気向上
• 初穂料 1,200円
• サイズ 30×30(mm)
晴明神社では境内の授与所でお札やお守りを分けてもらえます。お土産や記念品は境内の桔梗庵で購入が可能で、晴明神社公認のものです。
近隣には無許可のお店もありますので間違えないように。せっかく厄除け祈願に来たのだから、きちんとしたものを授与していただきましょう。
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(2024/4/19更新)
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