定山渓温泉は新千歳空港から直通のバスも出ていますが、本数が限られているので、空港からエアポートライナーで札幌駅に出て、そこから「じょうてつバス」を使うのが本数も多く、一番便利です。
更に朝方や夜のアクセスも市営地下鉄で終点の真駒内まで行けば、そこから21時頃までバス便があります。そのため、市内で夜まで遊んで宿に帰ることも可能です。
また「かっぱライナー」という札幌駅―定山渓の直通バスも出ています。本数は少ないですが、時間が合えばガイド付きで面白いです。予約もできますよ。
定山渓温泉は支笏洞爺国立公園内に位置し、緑豊かな渓谷の湯どころとして年間240万人程の方が訪れています。最近は訪日外国人も「ONSEN」を楽しみにして、同地区でよく見かけます。
定山渓の歴史は古く、1866年修験僧・美泉定山がアイヌの人々の案内で泉源を発見し、その後この温泉の礎を築いた定山の功績から、この地が「定山渓」と命名されました。定山が守り続けたお湯は、今日も人々の心と体を優しく癒してくれています。東側の定山渓大橋から中央の月見橋、西側の二見吊り橋までの2kmほどの間が程よい散策路です。
さらに「定山渓ぶらり手形」を購入すると、温泉街の宿での日帰り入浴巡りや様々体験施設でのイベントを割引で利用することができます。月見橋脇の源泉公園には足湯も完備。散策で程よく疲れた足の疲労をこの足湯で癒しては如何でしょうか?
温泉街の中心部「定山渓湯の町」バス停を下車して、その真ん前にあります。隣接する鹿の湯の別館で、最上階の展望風呂や2階の露天風呂「もみじ湯」やその他貸切風呂もあり、館内の温泉巡りを満喫できます。
個室も個人・高級旅行向き、12.5畳+窓際くつろぎスペース付きの大きな部屋が中心の和室です。上層階のお部屋では部屋食対応も可能なので、仲間内だけでのゆったりとした食事が可能です。
親しい人とゆったりとお湯につかって、美味しい夕食に舌鼓を打つ。こんな極上の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか? 写真は和懐石のスタート部分。全部見せられないのが残念ですが、見た目も味も最高です!
温泉地特有の夜間散策用に、街の道路は暖色系の街灯に照らされて、その地明かりが周辺の林をほのかに照らしています。そのため、上層階の部屋から窓の外の夜景を撮ると、季節によって春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、そして冬の雪景色と四季折々の特徴ある夜景が撮影できます。
三脚を立てて窓際にしっかりと固定すれば、遠くの空もほんのりと雲が判別できるくらいに写ります。夕食後のひと時、街の明かりが灯ったら撮影タイムです。思い出に残る夜景撮影に挑戦してみませんか?
札幌市を流れる豊平川(とよひらがわ)の上流に位置する、豊平峡(ほうへいきょう)ダム。川の名前と峡谷の名前の読み方が違うのも面白いですね(^◇^)
この豊平峡ダムは定山渓温泉の先にあって、日本のダム湖100選に名を連ねているほど、美しい景観が保たれています。定山渓に宿泊して半日観光が可能です。ただ、アクセスはダム下の冷山地区より先は自家用車、公共交通機関とも通行が規制されており、ここの駐車場でハイブリッドの電気自動車に乗り換えて湖に向かいます。
更に例年11月初旬より5月初旬まで冬季閉鎖されますが、遅い春の訪れとともに、多くの観光客でにぎわいます。やはり5月初旬の桜と10月下旬の紅葉がお勧めです。
定山渓は、大都市の奥座敷に相応しい、高級温泉街です。風紀もよく家族連れ、カップル、女子会に最適です。そして一泊ではその良さを満喫するのにやや不十分。ぜひ連泊の計画を立てて行かれることをお勧めします。この記事が皆さんの温泉ライフに一助となれば幸いです。
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