『千と千尋の神隠し』で有名!九份の絶景が望める「海悦楼茶坊」

『千と千尋の神隠し』で有名!九份の絶景が望める「海悦楼茶坊」

更新日:2015/12/14 17:24

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー
台湾の北部に位置する「九份」は、まるで時間が止まってしまったかのような、古き良き風情が残る街です。宮崎駿監督のアニメ映画『千と千尋の神隠し』のモチーフとなったといわれることから、日本からの観光客も多く訪れる台湾の人気スポットとなっています。今回は幻想的な豎埼路の街並みと、『千と千尋の神隠し』の雰囲気を味わえる「阿妹茶酒館」の絶景を楽しめるレストラン「海悦楼茶坊」ご紹介しましょう。

基山街で風情を楽しむ

基山街で風情を楽しむ

写真:結月 ここあ

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台北市内から約1時間ほどの九份。昔は金鉱の街として栄え、戦前はゴールドラッシュに沸きましたが、その後は衰退の道を辿ります。しかしそれが幸いしてか、古き良き時代の街並みが今でも残されています。『千と千尋の神隠し』で有名になった他、ベネチア映画祭でグランプリを獲得した『非情城市』の舞台にもなるなど、幻想的でノスタルジックな景色を求めて多くの観光客が訪れています。

『千と千尋の神隠し』で有名になった賢崎路へは、九份老街から基山街を抜けて行くのが上り坂も少なくてお勧めのコースです。お土産屋や食べ物屋が軒を連ねる細い路地が続く基山街は、昔ながらの風情が漂っていて楽しめます。

「阿妹茶酒館」の景色が一番綺麗に見える「海悦楼茶坊」

「阿妹茶酒館」の景色が一番綺麗に見える「海悦楼茶坊」

写真:結月 ここあ

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基山街に交差する石段が見えてきたらそこが賢崎路。ここから石段を下って行きますが、石段沿いにはレトロな茶藝館などが並びもっとも郷愁が漂うスポット。
『千と千尋の神隠し』のモチーフになったといわれる 「阿妹茶酒館」は、その幻想的な雰囲気から人気の撮影スポットとなっていて、いつでもこの辺りは混雑しています。

今回ご紹介をする「海悦楼茶坊」は、賢崎路から少し入ったところにありますが、喧騒感はなく、静かで落ち着いています。また目の前に遮るものがなく、海まで見下ろせるテラス席もあり、幻想的な景色を堪能しながら食事ができるレストランとして人気があります。

台湾郷土料理

台湾郷土料理

写真:結月 ここあ

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こちらが、「海悦楼茶坊」の郷土料理の一部ですが、椎茸や厚揚げの煮つけたものや、クラゲの和え物、魚のすり身のスープなどと、どれもあっさりとした味で、家庭料理のようで食べやすい!
特に、写真右にあるピーナツとイカの揚げ物は、それぞれの食感の違いが楽しめて、これがなかなか美味しいのですよ。こんなにピーナツがたくさん入った料理は、日本ではなかなかお目にかかれませんね。

また「海悦楼茶坊」では、食事をしなくても、お茶だけでも楽しめます。

夜になると一段と幻想的に

夜になると一段と幻想的に

写真:結月 ここあ

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夕暮れになり灯りが燈り始めると、がらっと雰囲気が変わって、キラキラと街中が輝きだします。こちらの写真は、「海悦楼茶坊」から写したものですが、「阿妹茶酒館」の全貌を見ることができるまさに絶景スポット!この景色に憧れて、九份にいらっしゃる方々がほとんどといっても過言ではありません。感動の景色に出会えて、千と千尋の気分になれますよ。

雨の街

雨の街

写真:結月 ここあ

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『千と千尋の神隠し』の景色を見ることができる賢崎路は、急な石段が続くうえに、九份はとても雨が多い街です。台北市内で雨が降っていなくても、こちらは土砂降りってこともあるので、歩きやすい靴・傘やレインコートもあると安心です。

雨でもがっかりしないでくださいね。九份は、雨の日でも晴れの日でも、お天気によってそれぞれの美しい景色が望めますよ。

九份

昼も夜も、楽しい九份ですが、提灯に灯かりが燈る夜の景色は、幻想的で素敵です。「海悦楼茶坊」で、夕暮れから夜までゆっくりと美味しい郷土料理に舌鼓を打ちながら、変わりゆく景色を楽しんでみませんか。また『千と千尋の神隠し』のモチーフとなった、「阿妹茶酒館」については別の記事にまとめていますので、下記メモよりご覧くださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/11/09 訪問

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