恋の神様は火・木曜日に降臨!?バンコク「プラ・トリーム・ラティ」は女子に大人気

恋の神様は火・木曜日に降臨!?バンコク「プラ・トリーム・ラティ」は女子に大人気

更新日:2018/07/26 10:39

沢木 慎太郎のプロフィール写真 沢木 慎太郎 放送局ディレクター、紀行小説家
タイ・バンコクで恋愛成就を祈願しませんか?セントラルワールドプラザ・伊勢丹前に建つ白い祠(ほこら)が「プラ・トリーム・ラティ」。日本人にはあまり知られていませんが、恋愛のパワースポットとして、バンコク女子に大人気のスポットなんです。毎週火、木曜日に恋の神さまが降臨するという、なんとも不思議な恋のパワースポット。ショッピングに便利な場所にあるので、タイでのお土産探しの合間にご参拝されてはいかが?

薔薇の一輪一輪に、切ない恋の想い

薔薇の一輪一輪に、切ない恋の想い

写真:沢木 慎太郎

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こちらがバンコク最強の恋愛パワースポット「プラ・トリーム・ラティ」。白く美しい祠が印象的です。手前にあるのが、愛の女神ラティをまつる祠。その奥が後でご紹介しますが、ガネーシャ神をまつる祠です。

それよりも目を引くのが真っ赤に燃えあがる薔薇の花々。この薔薇の一輪ずつに、バンコク女子それぞれの切ない恋の願いがこめられているのです。

恋をかなえてくれる女神“ラティ”

恋をかなえてくれる女神“ラティ”

写真:沢木 慎太郎

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きらびやかな黄金色に輝く仏像。こちらが、恋をかなえてくれるという女神ラティです。ラティは、ヒンドゥー教に出てくる“愛の神”カーマの妃で、“官能”や“快楽”の女神。なので、とってもセクシーな女神です。

大多数の人が仏教徒であるタイで、なぜヒンドゥー教なのか、というのは日本に神道と仏教が混在しているのと同じように複雑なもの。いずれにしても、恋愛運UPや恋愛成就、縁結びの神さまということで、バンコク女子にものすご〜く人気のあるスポットなのです。

祠の前は若い女性たちでいっぱい

祠の前は若い女性たちでいっぱい

写真:沢木 慎太郎

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そして、こちらがラティの白い祠の前。ここでは、恋の成就を祈る若い女性たちでいっぱい。路上にひざまずいて祈りをささげる姿も見られます。タイ人の95%以上は仏教徒ですが、アツい信仰心を持つ彼女たちに、ただ敬服するばかり。

しかし、その様子をスマホで撮影する友だちの姿もあり、こうした感覚は日本人女性と変わりはありません。

毎週火、木曜日に恋の神さまに会える!?

毎週火、木曜日に恋の神さまに会える!?

写真:沢木 慎太郎

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さて、恋愛成就の参拝方法をご紹介しましょう。まず、祠の前にあるお店で、お供え物(赤い薔薇、ジュース、お線香、ろうそく)を買います。すべてはハートの色、つまり赤で統一!

続いて、お線香とバラの花を持って、ラティに向かって参拝しましょう。祈り終えたら、ほこらの前の水辺に赤いバラをお供え。そして、最後にジュースも置き、これで参拝は無事終了となります。

毎週火、木曜日の21時30分に神さまが降臨するというから、この日をねらって恋愛成就を祈願するのもおススメ。タイでは曜日ごとにラッキーカラーがあり、火曜日がピンクで、木曜日がオレンジとされています。この曜日に生まれた人は上昇志向や、好奇心旺盛の持ち主だとか。

学問・芸能の神さま“ガネーシャ”もぜひ!

学問・芸能の神さま“ガネーシャ”もぜひ!

写真:沢木 慎太郎

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ラティに向かって恋愛成就を祈ったら、お隣のガネーシャ神にも参拝しませんか?こちらもヒンドゥー教の神さまです。

ゾウの頭を持った神さまで、4本の腕を持ちます。学問や芸能の神さまとされているので、アーティストの方はぜひ!こちらは、サトウキビやバナナ、花輪などをお供えします。

おわりに

以上、いかがだったでしょうか?
バンコク最強の縁結びの神さま「プラ・トリーム・ラティ」。こちらはバンコク中心部の巨大ショッピングモールの「セントラルワールドプラザ」や伊勢丹の前にあるので、タイのお土産探しの合間にぜひ訪ねてみて下さい。

なお、ラティ周辺のショッピングセンターやお土産については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/11/20 訪問

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