自然景観に恵まれ、古くから栄えていた北東北の花巻温泉郷に、新しいホテルが誕生しました。「鉛温泉 心の刻 十三月」です。
コンセプトの異なる全14室は、全てラグジュアリースイート。60平米以上のゆったりとした客室で、モダン・スタイリッシュなインテリアと家具が配置され、さながら都市型ホテルを彷彿させるデザインです。スタンダードスイート、ミストサウナ付スイート、ジャグジー付スイートなど6種類で、用途に応じて選べます。ベットは心地よい眠りを追い求めて進化するシーリー社製。ゆったりサイズが深い眠りに誘います。
全室に露天風呂とデッキスペース。お部屋のカラーに合わせて浴室の色・浴槽の形などをコーディネート。豊沢川のせせらぎを聞きながら入る湯船は、二人ではもったいないほどの広さを誇ります。しかも新日本百名湯鉛温泉の源泉から湧き出した温泉はかけ流し。本物の源泉そのままを、心ゆくまで楽しめます。
「鉛温泉 心の刻 十三月」でのお食事は、個の空間を重視した会食場「梵」。スタイリッシュで開放感あるガラスをふんだんに使用した空間で、優雅な食事のひとときを演出します。
世界三大漁場のひとつ、三陸の海の幸を毎日直送。また地物の山菜やきのこ、たけのこ等、山海の幸が登場します。「お造りは三陸で揚がったお魚ですが、本鮪だけは青森の大間から仕入れました」というこだわりは、山深い地であることを忘れてしまいそうです。
こだわりは食材だけではありません。岩手県で有名な「あさ開」や「酔右衛門」などの地酒は勿論、焼酎やワインは何と200種類以上常備。料理に合わせて、いろいろなお酒が楽しめるのもこのホテルならではでしょう。
料理と共に登場する器も楽しみの一つ。美濃焼や有田焼などが、至福のひとときをに花を添えます。
「鉛温泉 心の刻 十三月」では、お楽しみがまだまだ沢山あります。滞在中の寛ぎスペースであるラウンジでは、毎晩8時〜11時頃までピアノの生演奏と共にバータイム。スタンダードジャズから映画音楽まで、何処かで聞いたメロディーが安らぎをもたらします。
また隣の「藤三旅館」の施設が利用可能なのも嬉しい配慮。宮沢賢治も浸かったという名物の「白猿の湯」の深さは約1.25m。日本一深い温泉として有名で、何と立って入る珍しい温泉!
実はこの旅館自体も名物の一つ。600年前に開湯し、千と千尋の神隠しに登場するような木造3階建て。総けやきづくりの本館は、歴史の風格を感じる建物です。スタイリッシュな「心の刻 十三月」から「藤三旅館」を繋ぐ通路はまさにタイムスリップの架け橋。
その他に、客室内には十分すぎる程のフリードリンクがあるので、部屋に戻って二人でまた一杯交わすのも良いでしょう。
岩手県にある花巻温泉郷は、山里に点在する温泉。湯治目的のお宿や自炊のお宿など、鄙びた旅館が立ち並ぶ昔ながらの温泉地です。
その山懐に現れた「鉛温泉 心の刻 十三月」は、まさに異次元空間への扉。それでいて透き通るようなフレッシュさとアクアのような安堵が感じられるホテルでもあります。
山里に誕生したオアシス。あなたも是非。
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