晴れの日、運が良ければ紀伊の那智山まで見通せる「潮岬」。その突端には、明治6年から稼働を続ける「潮岬灯台」が趣深くたたずんでいます。こちらの灯台は中に入ることもできます。上に登れば水平線と海の広さを体感できること間違いなしです(灯台の中には急ならせん階段があるので、歩きやすい靴で向かうのがお勧めです)。灯台下に併設されている資料館では、「潮岬灯台」の変遷や、実寸大レンズ模型なども見ることができます。
入場料:大人200円(小学生以下無料)
「潮岬灯台」から歩いて数分。国道41号線は、すぐ横が海という素晴らしいロケーションです。中にはほとんど車の通らない、天へ溶けるほどに真っ直ぐな美しい一本道もあります。気持ちよく潮風を受けてドライブするもよし、車を停めてゆっくり歩いてみるのも癒されます。
メディアで話題となり、関西では行列ができるほど有名になった「近大マグロ」。近畿大学が産学連携して作る完全養殖マグロは、グランフロント大阪「ナレッジキャピタル」にそのレストランができ、混雑していることでも有名です。その「近大マグロ」が、ここ潮岬では並ばず、存分に味わうことができるのです!
潮岬観光タワー(写真)横のレストランでは、「近大マグロ」を使用した丼ぶり、「近大マグロバーガー」、さらには新鮮な「しらす丼定食」など、海の幸をたっぷりと楽しめます。レストランの窓からは海も見えるので、食事がよりいっそう美味しく感じられます。
海抜100メートルの「潮岬観光タワー」のてっぺんに登れば、目の前には海しかありません! ここはまさに太平洋をぐるりと一望できる絶景スポットです。あまりに広いその水平線が丸く見えてくるから不思議です。「潮岬観光タワー」に登ると、「本州最南端訪問証明書」をもらうことができます。表彰状の形をしたそれを手に入れれば、旅の良い思い出にもなります。
入場料:大人300円 小・中学生200円
(本州最南端証明書付き)
いかがでしたでしょうか。潮岬へは意外にも交通の便が整っており、串本駅からバスで向かうことができます(大阪からJRくろしおで約3時間)。車で向かうなら、周囲の白浜温泉や熊野那智大社など、有名観光スポットも必見です。和歌山ならではのお土産グルメもたくさんあり、濃厚みかんジュースや、大粒の梅干しなどは試す価値ありの美味しさです。知る人ぞ知る絶景スポットで、週末に羽根を伸ばしてみませんか。
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(2024/4/26更新)
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