栃木・奥鬼怒温泉の秘湯「加仁湯」に宿泊し“天上の楽園”鬼怒沼を歩こう

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栃木・奥鬼怒温泉の秘湯「加仁湯」に宿泊し“天上の楽園”鬼怒沼を歩こう

栃木・奥鬼怒温泉の秘湯「加仁湯」に宿泊し“天上の楽園”鬼怒沼を歩こう

更新日:2015/11/20 14:50

Kaycom Dのプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター Kaycom D 旅行ライター

栃木県の奥鬼怒温泉にある「加仁湯」は、日光国立公園の特別保護地区に位置する秘湯の一軒宿。5つの泉質が異なる源泉があり、そのうちの4つがにごり湯です。その日の気温などによってにごり方や色が変わり、まさに生きた温泉を楽しめる宿。さらにここから、日本一高所にある湿原「鬼怒沼」へのトレッキングもできるので、山好きの人にもおすすめです。

鬼怒川温泉駅から山奥の加仁湯まで

写真:Kaycom D

栃木県の奥鬼怒温泉にある「加仁湯」へは、鬼怒川温泉駅から路線バスで終点の女夫淵まで行き、そこから宿の送迎バスを利用するか山道を歩いて向かうことになります。女夫淵から先は一般車の乗り入れはできないため、車で来た場合もここで降りなければなりません。
鬼怒川温泉駅から女夫淵は約1時間40分、女夫淵から送迎バスを利用した場合は宿まで約30分、歩いた場合は1時間半くらいで着くことができます。

天気のいい日にはのんびり歩いていくのもおすすめ。送迎バスの運転手さんに宿泊することを告げると、余分な荷物は持って行ってくれるので頼んでみましょう。
女夫淵から加仁湯に続く「奥鬼怒歩道」は、ほとんどが森の中の道。小さなアップダウンを繰り返しますが、特に険しい箇所もなく途中で休憩できる場所もあるので、歩くのが好きなら誰でも気持ちのいいハイキングができるでしょう。

奥鬼怒の秘湯「加仁湯」

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奥鬼怒温泉の加仁湯は「とちぎにごり湯の会」に所属する秘湯の一軒宿。日光国立公園の特別保護地区内に位置し、脇には鬼怒川の源流が流れる自然に囲まれた静かな山奥にあります。温泉好きにはとても有名な宿で、宿の写真を見ただけで「加仁湯」だとわかるほど。

玄関には大きな提灯が吊り下がり、遠い道のりをやってきたお客さんを迎えてくれます。
館内には、たくさんの動物の剥製や敷物が置いてある囲炉裏の談話室があり、お風呂上りなどに休むことができます。玄関の前には足湯もあるので、ここで温泉に足をつけながら星空の観賞をするのもいいでしょう。

また宿では、いろいろなお得なプランや、イベントも用意されているので公式サイトをチェックしてみてください。

川のせせらぎが聞こえる部屋と山里の料理

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加仁湯の客室は、玄関のある本館とその奥に続く新館の積善館があり、眺めのいい積善館の方が少し値段が高くなっています。客室はほとんどが和室ですが、洋室もいくつかあるので希望する場合は問い合わせてみましょう。

まわりには山と川しかないので、窓を開けていても聞こえてくるのは川のせせらぎや鳥の囀りなど自然のものばかり。普段不眠症の人でもこれらがBGMとなって、きっとぐっすり眠れると思います。

加仁湯の食事は朝夕とも食事処でいただきます。畳の部屋にお膳が並べられ、昔ながらの温泉宿の雰囲気。料理は地のものを使った山菜川魚膳が基本ですが、別注文で熊刺しやサンショウウオの天ぷらなど、珍しい食材を使った料理もあるので試してみてはいかがでしょう。

5つの異なる源泉から湧き出る温泉

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加仁湯には、泉質の異なる5本の源泉(黄金の湯・崖の湯・奥鬼怒4号・岩の湯・たけの湯)があり、そのうちの4本がにごり湯です。もちろん源泉かけ流しで、その日の気温などによってにごり方が違うまさに生きている温泉。

お風呂は内湯が男女別に1箇所、混浴露天風呂が3箇所、女性専用露天風呂が1箇所、貸切露天風呂(宿泊者のみ利用可)が3箇所もあり、滞在中思う存分良質の温泉を楽しむことができます。また女性専用の露天風呂は、女性だけが利用できるにも関わらずとても広いので、混浴が苦手という人にも十分満足できるでしょう。

天上の楽園鬼怒沼トレッキング

写真:Kaycom D

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加仁湯からは約2時間半ほどの山歩きで「天上の楽園」とも言われる標高約2000mの鬼怒沼へ行くことができます。

宿を出発し日光沢温泉を通過すると本格的な山道に入っていきます。日光沢温泉の脇に温泉神社があるのでお参りしていきましょう。
しばらくは森の中の道が続き、丸沼分岐をすぎたあたりからちょっと傾斜がきつくなっていきます。黙々と登って行くとやがてオロオソロシの滝の展望台に到着しますが、とても小さくしか滝が見えないので迫力はありません。
さらに登っていくとようやく傾斜が緩やかになり、ゴールが近いことがわかります。

森が切れると突然目の前に鬼怒沼が登場。この湿原は、尾瀬よりも600m高い場所にある日本最高所の高層湿原で、大小約250もの池塘が点在しています。その景観は尾瀬とそっくりですが、尾瀬と違って人が少ないのが魅力。遠くには奥白根山や根名草山、燧ケ岳も見ることができます。天気のいい日には池塘に青空や周りの景色が写りこみ、それはため息が出るような美しさ。木道沿いにはベンチもあるので、ぜひお弁当を持って訪れてみてください。

最後に・・・

とにかくお湯が最高の加仁湯なので、湯あたりしないように色々な温泉に入ってみてください。女性専用の露天風呂でも十分満足できますが、混浴の方でもお湯が濁っているのでそんなにハードルは高くないと思います。特に夜は全体が薄暗くなるのでより入りやすくなるでしょう。
鬼怒沼へトレッキングする場合は、前日の夜7時までにお弁当を頼むと翌朝用意してくれます。ぜひお弁当を持参して、美しい景色が広がる湿原を楽しんでください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2010/09/10−2010/09/11 訪問

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