大人の街 東京丸の内界隈で歴史を感じ、美術館と庭園で癒される!

大人の街 東京丸の内界隈で歴史を感じ、美術館と庭園で癒される!

更新日:2015/11/18 09:47

東京駅は、東京の表玄関です。丸の内駅舎は歴史も古く、赤いレンガの魅力的な建物。
丸の内界隈は、駅前の丸ビルをはじめ高層ビル群が林立してますが、その中に洋館を保存、復元したKITTEや三菱第一美術館があります。

美術館、買い物、食事と、大人の楽しみのあるエリア。
東京駅は乗り換えだけではなく、改札口を出て、魅力を発見しましょう!

ライトアップされた東京駅丸の内駅舎

ライトアップされた東京駅丸の内駅舎
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東京駅の丸の内駅舎は、国の重要文化財です。辰野金吾の設計により、1914年に完成。1945年の空襲にあって屋根が消失、その間の1923年の関東大震災では避難する人であふれました。2012年10月に復元工事が完成。空襲後の再建の2階建てから、完成当時の3階建ての姿に復元されています。駅舎の中には、老舗ホテルも営業しています。

2014年秋には、東京駅開業100周年のSuicaも発売され、ニュースにも取り上げられました。駅舎の創業当時の丸いドームも華麗に再現されていますから、改札口を出たら、天井を見上げてみましょう。

旧東京中央郵便局KITTEからの眺めは最高!

旧東京中央郵便局KITTEからの眺めは最高!
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東京駅の丸の内の南改札口の駅前に、1933年に建てられた旧東京中央郵便局の局舎を一部保存・再生したKITTEがあります。地下1階から6階まで、レストラン・カフェやショップが入っています。ショップには、ここしか買えないお洒落なKITTE限定の雑貨などがあります。(1階には郵便局があり、郵便窓口が平日21時まで利用できます。)

4階には、旧東京中央郵便局長室が再現されています。内装は一部当時の部材が使われています。ここから見る夜の東京駅の丸の内駅舎が、一番のおすすめ!

屋上庭園は都心のオアシス

屋上庭園は都心のオアシス
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KITTEの6階には屋上庭園。ここは、まさに「都心のオアシス」(無料)です。目の前には、東京のまさに表玄関の東京駅丸の内駅舎。その向こうには、八重洲側の新幹線の屋根ものぞむ事ができます。目を左側に転じれば、丸ビルなどの高層ビル群。広々とした遊歩道があり、ほぼ一周すれば丸の内界隈を楽しむ事が出来ます。

三菱一号館美術館は建物も魅力

三菱一号館美術館は建物も魅力
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東京駅丸の内南改札から徒歩五分で、三菱1号館美術館があります。1894年にジョサイア・コンドルの設計により、建設された建物を復元した美術館です。コンドルは、明治政府に招聘されたお雇い外国人として来日、辰野金吾らを育てた近代日本建築の基礎を打ち立て人物。現存していませんが、有名な鹿鳴館の設計者です。この建物内併設のCafé 1894には、銀行時代の出納台が残っています。美術館内部には、暖炉が再現され、建物の躯体も見る事が出来ます。

この美術館で開催される美術展は、事務所や銀行として使用していた建物なため、自分で楽しむ為のコレクション、小さなサイズの絵画の展示が多く、個人の感性を感じる楽しみがあります。2016年1月末まで「プラド美術館展」が開催中です。

丸の内でのんびりしましょう!

丸の内でのんびりしましょう!
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丸の内界隈には、この美術館開催中の美術券の半券を提示すると、お得なサービスのある飲食店があります。中庭をぐるっと囲むように、レストランが並んでます。中庭のベンチでのんびりと過ごすこともできます。三菱第一美術館の中庭にいると、この場所が東京・日本の企業活動の一大拠点である事を忘れてしまう「くつろぎスポット」です。

おわりに

日本の経済の中心地である丸の内界隈。日本を代表する企業の入る建物が並ぶ街です。
このような街に、昔からの建物が大切に保存・復元され、駅舎、郵便局、美術館として現役で活用されています。

ぜひ、大人の集う街を歩いて、東京の中心地の多様さを感じてみませんか。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/11/07 訪問

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