高さ200mの断崖に囲まれ、流れ入る川も流れ出る川もない摩周湖。晴れた日にはその深い青色がとてもきれいに見えます。
朝、日中、夕方、光の加減、風の吹き具合によって様々に表情を変える摩周湖は、何度足を運んでも飽きることがありません。
しかし「霧の摩周湖」という歌があるように、日によっては深い霧で湖面がまったく見えない日もあります。ただし統計的には終日湖面が見えないような日は観光シーズンのうち、1割ちょっと。そのときは貴重な霧の摩周湖を楽しみましょう。第一展望台にあるレストハウスでは、摩周湖の生い立ちや四季折々の美しい映像をマルチビジョンで上映しています。
火山の噴火によって形成された屈斜路カルデラ。その大きさは阿蘇カルデラを上回り、日本最大のカルデラです。屈斜路湖も日本で6番目、カルデラ湖としては日本一の大きさを誇ります。
美幌峠からのスケールの大きな眺望。眼前に横たわる屈斜路湖、遠くに望む斜里岳、知床連峰。日本有数のパノラマです。
弟子屈町は、町の至る所で泉質も様々な温泉が湧出しています。さながら温泉のデパートです。
屈斜路湖畔にもあちこちから温泉が湧出しています。中でも有名なのは砂湯。ぜひ靴を脱いで裸足になり、裾をまくって湖の中にお入りください。
砂湯は裸足で遊んでなんぼ!
湖に入ってぐりぐり足で砂を掘る。表面は湖水でひんやりなのですが、足裏があち、あちっ!って感じで、これはぜひぜひ体験してみてください。
場所によってはぬる〜いお湯しか出なかったりで、あっちい!と騒げるポイントを探すのが楽しいです。
荒々しい岩肌に噴煙がもうもうと上がる風景。明治のころは硫黄が採掘されていたという硫黄山、アイヌ語でアトサ(裸)ヌプリ(山)と呼ばれています。屈斜路カルデラは現在も活動中だということがよく分かるスポットです。
硫黄山から川湯温泉街まで3kmほどの散策路があります。火山によって様々な植生の変化が楽しめるこの散策路もおススメです。新緑、紅葉、四季折々に美しい景色を楽しむことができます。
牛と緑と遠くに山を眺める。空が広い。目に入る人工物が極めて少ない。
特に何がある、というスポットではありません。空の広さを楽しんでください。
公共交通で巡るにはかなり不便であった道東地域。この弟子屈町の取り組みが周囲を引っ張るような形で、2次交通の充実が年々広がってきています。
今年(2013年)は、阿寒バス、網走バス、斜里バスが連携して「釧路・網走4daysフリーパスポート」「ひがし北海道フリーパスポート7日間」といった区間乗り放題チケットの販売に取り組み始めました。
鉄道やバスで車窓の景色を楽しみながらのんびり周遊する旅。車で移動するのとはまた違った新しい発見があることでしょう!
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(2024/4/19更新)
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