観光列車『くろまつ号』のコンセプトは
‟「海の京都」の走るダイニングルーム”
西舞鶴駅から豊岡駅まで、穏やかな山並みから美しい海岸線、のどかな田園風景など、様々に移り変わる車窓からの眺めを楽しみながら、北近畿の名店シェフが手掛けたお料理や丹後の地酒、スイーツを頂ける、大人贅沢な観光列車です♪
『くろまつ号』には、西舞鶴駅から豊岡駅を走る「ディナーコース」、天橋立駅から西舞鶴駅を走る「ランチコース」、福知山駅から天橋立駅を走る「スィーツコース」の三種類のコースがあり、いずれも、週末と祝日のみ運行しています。
京都丹後鉄道にはその他にも、ソファ席、カウンター席など様々な席で、車窓からの景観を楽しめ、通常運賃のみで乗ることができる自由席の『あおまつ号』と定員予約制の『あかまつ号』もあり、どちらも車内でオリジナルグッズやコーヒー、ジュースなどのドリンクやお菓子を買うことができますよ♪
丹後鉄道『くろまつ号』は、JR九州の「ななつ星」などの列車デザインで有名な工業デザイナー、水戸岡鋭治氏が担当しました。
「くろまつ号」の車内は、天然木材を贅沢に使い、和モダンな雰囲気。壁やドアガラスなど各所に松をあしらったマークを配しています。窓には京すだれ、テーブルには和風のランプなど、オリエント急行にも負けない(!?)おしゃれで落ち着いた大人の空間です♪
観光列車『くろまつ号』のスタッフは、運転士さんをはじめ、皆さん若くて元気いっぱいです。
旅の始まり‥‥それだけでもワクワクしますが、スタッフの皆さんが勢揃いで、とびっきりの笑顔で元気に迎えてくれるので、これから始まる『くろまつ号』での旅にますます期待が高まります。
食事中に箸やナプキンなど落としたとき、何も言わなくてもさっと取り替えてくれたり、飲み物がなくなったらすぐに声を掛けてくれたりと、細やかなサービスが素晴らしい!!
スタッフがいいと旅の楽しさも倍増ですね。
車両前方にあるカウンターは、飲み物や食事をサービスしてくれるところです。コーヒーやジュースなどのソフトドリンクはもちろん京丹後の地酒、十数種類が揃っています。
会席弁当は地元の季節の食材を使っているので、メニューは日によって変わりますが、品数も多くてかなり豪華です❤
「ホテルマーレたかた」によるもので、取材した日のメニューは、ローストビーフ、お刺身、焼き魚の他、「舞鶴肉じゃが」「舞鶴平天稲荷」などの郷土料理も入っています。
メインディッシュの後には、海鮮たっぷりの「ちらし寿司」とデザートに「知恵の餅」という天橋立「智恩寺」門前の「勘七茶屋」の餡餅が出てきます。
ディナーには1杯のドリンクが付いており、ウイスキーやビール、焼酎、ジュースやコーヒーの他、地元でしか飲めないめずらしい地酒も十数種類揃っています。どれにしようか‥‥迷ってしまいそうですが、400円から追加注文できますから飲み比べするのも楽しいですね♪
「くろまつ号」は見どころの場所に来ると、速度を落としてゆっくり走ったり、一旦停車してくれます。
車窓からの景色を楽しんだり、カメラをかまえてベストショットを狙ったり、思い思いのときを過ごしてくださいね!
アテンダントが、車窓からの見どころを案内してくれます。
有名な名勝「天橋立」も、ちょっと違った角度からの眺めを楽しめますよ!
京丹後はかなりの豪雪地帯です。
初夏の新緑、秋の紅葉も素晴らしいですが、スタッフの方によると、車窓からの雪景色は格別に素敵❤とのこと。
京都丹後鉄道では、今年も11月13日に除雪車の試運転と社員さんの訓練を行い、冬を迎える準備は着々と進んでいるそうです。
日頃、都会で忙しい生活を送っている方!たまにはゆ〜っくり走る列車でスローな旅を楽しんでみませんか!?
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(2024/4/24更新)
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