「らくがきOK」。京都らしい個性派の寺「単伝庵」を訪ねる旅

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「らくがきOK」。京都らしい個性派の寺「単伝庵」を訪ねる旅

「らくがきOK」。京都らしい個性派の寺「単伝庵」を訪ねる旅

更新日:2013/07/31 18:40

日本はもちろん世界の多くの遺跡や施設でらくがきが問題になっています。ところが、日本でもおそらく唯一、参拝客にらくがきを勧める寺が京都府八幡市にあります。その名は「単伝庵」といい、地元では通称“らくがき寺”と呼ばれて親しまれています。

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エジソンと由来が深い八幡市にある

エジソンと由来が深い八幡市にある
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京都府八幡市と言えば“東高野街道起点のまち”として栄えたところで、伊勢神宮とともに二所宗廟の一社として知られる「石清水八幡宮」がある歴史深い町です。
表玄関になっている京阪電鉄「八幡市」駅前には、エジソンがこの地の竹を電球に使った由縁で設けられた「エジソン碑」が立ちます。そこから10分ほど住宅街を歩いていくと目的の単伝寺に着きます。道沿いに寺名よりも大きく「らくがき寺」の文字が掲げられているのが目印になっていますが、そこは北門で、もう1つ正門もあります。

大黒様に見えるように願いを壁に書く

大黒様に見えるように願いを壁に書く
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パンフレットによると単伝寺は、江戸時代初期に創建された臨済宗妙心寺派の寺院で、大黒堂を建立する際、さまざまな援助を受けたことから、大黒様に願い事がよく見えるように、大黒様が納められている大黒堂の内側の白壁に願いを書き込むようにしたとのこと。
そして今も、訪れた参拝者が境内の大黒堂の白壁に自由に願い事を書けるようになったことから「らくがき寺」という愛称で呼ばれるようになりました。ですから、「らくがきOK」と言っても、許されるのは大黒堂の中の決められた場所だけ。そして毎年、大晦日になると白壁は塗り替えられるそうです。

書き方にはルールがある

書き方にはルールがある
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ちなみに、大黒堂に納められている「走り大黒天」は、南北朝時代に楠木正成が、近隣にある石清水八幡宮の改修の際に武運長久を祈願して寄進した楠木の株の残りから刻まれたものです。こうした由来から、壁に書かれている願いも商売繁盛や試験合格などの願いが多かったです。
願いは堂の中の白壁に祈願料(100円)を払い、用意されているマジックで、文字がはみ出さないように型枠を使って書きます。私も「商売繁盛」のお願いをしました。ただし中にはルールを破っているものもありますが、せっかく願っても無駄になるかもしれませんのでご用心を。

街の雰囲気も魅力

街の雰囲気も魅力
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京都府最南部に位置している八幡市は、市内に淀川や木津川が流れ、そこにはTVや映画の時代劇によく登場する“流れ橋”の「上津屋橋」があるなど、どことなく昭和の空気が漂っています。そんな街の見学も兼ねて単伝寺を訪ねるのもお勧めです。ただし平日は事前予約が必要ですので!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/05/09 訪問

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