群馬県・名瀑「吹割の滝」と見どころ満載の吹割渓谷遊歩道

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群馬県・名瀑「吹割の滝」と見どころ満載の吹割渓谷遊歩道

群馬県・名瀑「吹割の滝」と見どころ満載の吹割渓谷遊歩道

更新日:2015/11/10 09:53

阿部 吾郎のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 阿部 吾郎 フリーカメラマン、ライター、日本旅のペンクラブ会員

天然記念物、日本の滝100選にも選ばれている群馬県沼田市の名瀑「吹割(ふきわれ)の滝」。この滝の周囲には、ゆっくり歩いて1時間30分ほどの吹割渓谷遊歩道が整備されている。吊橋を渡ったり、高台から吹割の滝を見下ろしたりと見どころの多い遊歩道なので、ただ滝を見て帰るのではなく少し時間を取って歩いてみることをお勧めする。

東洋のナイアガラ「吹割の滝」

写真:阿部 吾郎

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昭和11年に天然記念物に指定された吹割の滝は、高さ7メートル、幅30メートルで、凝灰岩・花崗岩の川床を流れてきた水が吸い込まれるように流れ落ちていく。東洋のナイアガラと言われているが、その規模と迫力においては本家に遠く及ばないものの、独特の風情を持ち合わせた滝である。周囲の木々は、季節ごとに色を変える。
上の写真は、滝を正面から撮影したものだが、上流からの眺めもすばらしい。様々な角度から、ゆっくりと楽しみたい。

吹割渓谷遊歩道を歩こう

写真:阿部 吾郎

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国道120号線から、吹割の滝に降りていくルートはいくつかあるが、「まちこ茶屋」の前を通って、鱒飛の滝の前に出るルートから入るのが、吹割渓谷遊歩道を一回りするのには最も都合がいい。
細い急斜面を一気に流れ落ちる「鱒飛の滝」を見てから、水に浸食され丸みを帯びた岩盤と美しい川の流れを見ながら歩を進めると、吹割の滝に到着する。
吹割の滝をじっくり眺めてから、滝の向こうに見える吊橋を目指して歩いていく。片品川の流れの中にある浮島にかかる「浮島橋」である。橋から下流側を見ると、遠くに吹割の滝が見え、上流側を眺めると、切り立った崖の間を片品川の清流が流れる渓谷美を目にすることができる。

左甚五郎作の如意輪観音像を祭る浮島観音堂

写真:阿部 吾郎

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浮島には「浮島観音堂」という小さな祠がある。お堂は平成3年に建てられたものだが、ここに祭られている如意輪観音像は、左甚五郎の作と伝えられている。もともと片品村にあったものだが、前橋の塗り師のもとに預けられていた。戦後、片品村に戻されようやくこの地に祭られたものである。

詩(うた)のこみち

写真:阿部 吾郎

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浮島から吹割橋を通って川の対岸に渡る。吹割橋から眺める渓谷美もところどころに青く澄んだ色を見せる淀みがあり美しい。
ここからしばらく山道が続く。写真は詩の書かれた石碑が並ぶ「詩のこみち」という歩道である。
山道と言っても遊歩道が整備されており、それほど険しい道ではない。オゾン浴を楽しみながらゆっくりと歩ける道だ。ゆるやかな上り坂になっている。
吹割橋から約500メートルほど歩くと、第一観瀑台に到着する。

吹割の滝を上から眺める

写真:阿部 吾郎

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第一観瀑台から140メートルで第二観瀑台、さらに140メートル進むと第三観瀑台に到着する。一番吹割の滝がよく見えるのは最初に到着する、第一観瀑台である。写真はしっかり第一観瀑台で撮っておこう。
上から見ると、川底が急に落ち込んだようになっている滝の様子がよくわかる。周辺の山々や上流からの片品川の流れも見渡せる、まさに絶景ポイントである。

第三観瀑台から300メートルほど進むと「十二様」という小さな神社に到着する。その先が国道120号線である。国道120号線にかかる「吹割大橋」を渡り250メートルほど進むと出発点に戻る。

冬季は通行止めになりますのでご注意ください

今回ご紹介した吹割渓谷遊歩道は、1周約2.3キロのコース。とても歩きやすいコースだが、一部山道や階段もあるのでウォーキングシューズなど歩きやすい靴で行くことをお勧めする。
周辺には蕎麦屋さんや食堂などが数軒あり、腹ごしらえの場所にも事欠かない。
なお、この遊歩道は12月中旬〜3月下旬までは通行止めとなるので要注意。

吹割の滝へは車で行くのが便利だが、JR上越線沼田駅からバスも出ており、約40分で到着する。
また、吹割渓谷遊歩道をわかりやすく紹介した絵図を、下記のホームページからご覧いただくことができる。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/23 訪問

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