大阪の初詣&十日戎は大国主神社の「種銭」で金運UP!

大阪の初詣&十日戎は大国主神社の「種銭」で金運UP!

更新日:2015/12/01 15:36

旅人間のプロフィール写真 旅人間 はらぺこライター、旅ブロガー
大国主神社の「種銭」って知っていますか? これはお財布や金庫に入れておくとお金が増えると言われているお守りの一つ。大阪の大国主神社の種銭が特にご利益が高いと言われ「宝くじが当たった!」などの声を耳にすることがあります。

大阪で初詣や十日戎に行く場合は、パワースポットとして人気ある「大国主神社」と「今宮戎神社」。この両社を詣で、そして何としても種銭を手に入れて運気と金運を獲得してみましょう♪

えびす・だいこく両社詣って本まいり

えびす・だいこく両社詣って本まいり

写真:旅人間

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毎年1月9日から11日にかけて十日戎(とおかえびす)が開催される今宮戎神社は全国的に有名ですね。ところで、この界隈では「えびす・だいこく両社詣って本まいり」と言う江戸時代からの参詣風習が根強く残っているのをご存知でしょうか?

この両社と言うのは大阪市浪速区にある「大国主神社」と「今宮戎神社」のことを意味し、諸説様々ありますが、大国主神(オオクニヌシノカミ)を大国主神社に、その子の事代主神(コトシロヌシノカミ)を今宮戎神社にて祀り、日本神話の「国譲り」を成し遂げた親子神と伝わっています。また、大国主神は「大黒天」、事代主神は「えびす」と習合され日本の神様の代表的な存在としても有名ですね。
大国主神社は、今宮戎神社と並んで、大阪商人の守り神とされ、大国主神がお父さんで、事代主神が子供と言った考えから「両方お詣りしなければ片詣り」とも言われます。初詣や十日戎は、父である大国さんの「大国主神社」から順に両社ペアで参ってみましょう。

この付近はかつて海だった?

初詣や十日戎に「大国主神社」と「今宮戎神社」を詣でる時、地下鉄の御堂筋線・大国町駅を利用すると便利です。駅から歩いて数分で「大国主神社」に到着し、ここから次の「今宮戎神社」までは徒歩で約10分になります。両社とも初詣や十日戎の時期には大変混雑しますが、大阪を代表するパワースポットで最大のご利益に預かりましょう。

さて、大国町駅から国道沿いに北に向かって歩くと「敷津」という看板が目に入り、その正面が大国主神社になります。この「津」の文字から見ても分かるように、一説によればこの付近には浜があり、船着き場や渡し場があったのではないかと言われています。大阪はこの付近までかつて海だったそうですよ。

この付近はかつて海だった?

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参道がクロスしている所は見逃すな!

この大国主神社の起源を見てみると、三韓征伐より帰朝した神功皇后が、住吉大社から敷津の浜に航行している時に荒波が打ち寄せるのを目にし、渚に松を3本植えて、ここより潮が満ちないようスサノオノミコトに航海の安全を祈願された場所が「敷津松之宮」と始まりと伝わっています。やはり、この付近まで海があったようですね。そして、1744年になって敷津松之宮の摂社として出雲大社を勧請して、この「大国主神社」が建てられました。

現在ここは南の鳥居から望む「敷津松之宮」にはスサノオノミコト、東の鳥居からは「大国主神社」にてオオクニヌシノカミと一つの境内に二つの神社が存在している有難い場所。
ちなみにスサノオノミコトはオオクニヌシノカミの父との説もありますので、「敷津松之宮」から「大国主神社」、そして「今宮戎神社」へと順に詣でると親子三代の神様にご挨拶と言った考え方もあります。そう考えると更に縁起が良いですね!また、お参りする時には、参道が神社の敷地の中央部でクロスしている部分なども見所ですので、見逃さないように。

参道がクロスしている所は見逃すな!

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大国主命と大黒様の習合が垣間見える「狛鼠」

大国主神(オオクニヌシノカミ)は、『古事記』『日本書紀』に登場する日本神話の神様で、スサノオノミコトの息子、また六世の孫と言われ、高天原からの使者に国譲りを要請された時には国土を献上したことから「国譲りの神」とも呼ばれる出雲大社の祭神です。
このオオクニヌシノカミは国造り、農業、商業、医療、縁結びなどの神としても知られています。そして呼び名の「大国」はダイコクとも読めることから大黒天(大黒様)と習合されている事も多いですね。

例えば、この大国主神社では、狛犬の代わりにいる「狛鼠」が鎮座し、その鼠が大黒様の持物である米俵と小槌を持っています。また境内には複数の大黒様の像や絵を見る事が出来ます。
ちなみに、『古事記』の中で、オオクニヌシノカミが火に取り囲まれた際、地下に洞穴があることを教え、その命を救った動物が鼠でした。このように大国主神と大黒様が習合されているポイントを意識して神社に参拝してみるのも面白いものです。

大国主命と大黒様の習合が垣間見える「狛鼠」

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金運を呼び込む「種銭」は絶対に手に入れたい!

大国主神社にお参りするなら、ぜひ「種銭」を買ってみましょう♪ これはお財布や金庫に入れておくとお金が増えると言われているお守りの一つ。「お金は寂しがり屋だ」なんて言葉を耳にした事があると思いますが、この種銭の中にはお金の元(種)が入っていて、仲間を呼び込んでくれるそうですよ。1つ500円にて境内で販売されています。

全国各地で種銭は買う事が出来ますが、この大国主神社の種銭は特にご利益が高い事で知られています。よく耳にするのは財布に入れておくと宝くじに当たったと言った巷の声。金運をアップさせたい方は是非、お試しあれ!

金運を呼び込む「種銭」は絶対に手に入れたい!

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「種銭」は売り切れる前に行きましょう!

大国主神社の「種銭」はご利益が高い事で知られ人気がありますので完売してしまう可能性があります。特に2015年は関西の人気TV番組で紹介された関係もあり、即完売となりました。どうしても手に入れたいと言う方は、出来る限り早くに行くようにしましょう。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/10−2015/10/31 訪問

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