平均身長150cm以下と世界最小。ウガンダのピグミー族に会いに行こう!

平均身長150cm以下と世界最小。ウガンダのピグミー族に会いに行こう!

更新日:2015/11/10 12:16

ピグミー族の多くは中央アフリカ周辺の熱帯雨林に住みます。その中でも、アクセスしやすいのがウガンダのフォート・ポータル。比較的お手軽に会いに行くことができます。

ピグミー族は成人男性でも平均身長150cm以下。それだけ背の低い大人に囲まれるのはかなり貴重な体験。人類学的に見ても希少な彼らに会いに行きましょう。

ピグミー村の拠点になる街はフォート・ポータル!

ピグミー村の拠点になる街はフォート・ポータル!

フォート・ポータルはウガンダの西部に位置し、首都のカンパラからは乗り合いワゴンで5時間程度。静かで小さな地方都市です。中心部は芝生も整えられ、ウガンダの街に多い、赤い屋根に白い壁の家々が並びます。

ここからさらに乗合ワゴンを拾います。ピグミー村の麓までは1時間30分程度。山の中を走っていきます。運転手に予め伝えておくと、目的地で下してもらえます。ここからピグミー村までは徒歩で数分度。

本当に背が低い!ピグミーの男性!

本当に背が低い!ピグミーの男性!
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ピグミーの村に行くと、まず入口付近にある建物に招かれます。そこで村の首長とお話しをして、どんな事をするのか事前に相談。ただ彼らと話すだけなら数百円程度の入村料のみでいいですが、さらに数千円程度の料金を払うと、ピグミーのダンスを見ることもできます。

男性は平均身長150cm以下。並ぶとその低さが際立ちます。周辺にも少数部族はあるのですが、背が低いのは彼らだけ。不思議です。

女性や子供はそこまで背が低くない!

女性や子供はそこまで背が低くない!
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女性も背が低いですが、140cm台。男性の際立った背の低さに比べると目立ちません。子供も普通に見えます。ピグミーは生まれた時は普通で、成長の速度が遅いんです。なので小さい頃は、普通の人とさほど変わりません。

ピグミーの暮らしを見学

ピグミーの暮らしを見学
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ここは村というよりも集落。ここには160人のピグミーが生活しています。ピグミーの人との相談次第で、家の中にも案内してもらえます。土を固めたレンガでできており、部屋は2〜3個の簡素なもの。

ピグミーはもともとは山奥に住んで居た狩猟民族。彼らが一番好きなのはサルでした。政府によって一部が麓に移住させられました。その子孫が今のピグミー村の人達。彼らはもともとのピグミーの生活を現状に適応させて生きています。

現在は農耕も行っている彼ら。周囲にはカカオやヤシの木やマリファナも育てています。

ピグミー族のダンスを見学

ピグミー族のダンスを見学

提供元:犬と酒と釣りと世界一周とか

http://theiyko.blog.fc2.com/blog-entry-273.html

オプションでピグミーのダンスを見ることが出来ます。集落の多くのピグミーが集まり、円に並びます。打楽器に合わせ、みんなで歌いながら踊るダンスは一見の価値あり。

まとめとして

いかがでしたでしょうか。

ピグミーの中では比較的アクセスしやすい集落とはいえ、それでも日本から訪れるのはなかなか大変。しかし、これだけ小さな大人にたくさん囲まれるのもなかなかないこと。そして、人類学的にも珍しいピグミー族に会うこと自体が貴重な体験。

民族が好きな人は是非とも!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/16 訪問

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