フォーバレルコーヒー日本上陸!栃木県大田原市に「SUNNY’S COFFEE」誕生

フォーバレルコーヒー日本上陸!栃木県大田原市に「SUNNY’S COFFEE」誕生

更新日:2015/10/30 14:15

那須 マッキーのプロフィール写真 那須 マッキー 関東旅行ブロガー、那須高原写真家、滝巡り案内人、那須の郷土研究家
アメリカは勿論、世界のトップ10にランキングされ、サンフランシスコで1,2を競うほど大人気のコーヒーショップ「フォーバレルコーヒー(Four Barrel Coffee)」。そのフォーバレルコーヒーと提携した「Sunny’s Coffee」が栃木県大田原市にオープンして話題になっています。本場の味が楽しめると大人気。多くのメディアからも取材を受けている、話題のショップの魅力をご紹介します。

サードウェーブコーヒーの味の神髄を栃木から発信!

サードウェーブコーヒーの味の神髄を栃木から発信!

写真:那須 マッキー

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皆さんご存知のサンフランシスコの人気店「ブルーボトルコーヒー」が東京清澄白河にオープンし話題になりましたが、その「ブルーボトルコーヒー」と人気を二分する名門「フォーバレルコーヒー」が日本初上陸しました。しかも出店の場所が北関東栃木県大田原市だというのも、大きな話題です。なぜ栃木なのか?それも大田原という片田舎に?と疑問に思われるかもしれません。

「東京だったらブルーボトルをしのぐ大行列店になったことは、おおよそ見当がつきます。でも一切の妥協をせず栃木からスロースタートして、サードウェーブコーヒー文化を根付かせたい」というオーナーさんの言葉からは、コーヒーに対する熱い情熱が伝わってきます。

「フォーバレルコーヒー」といえば、サンフランシスコ四大サードウェーブコーヒーの中でも最も総合評価の高いコーヒーショップとして知られています。「Sunny’s Coffee」はフォーバレルコーヒーの基本コンセプトに基づき、店内は木とアイアンを基調としたゆったりとしたレイアウト、ショップ内に流れる音楽もアナログレコードの調べというこだわりよう。美味しいコーヒーと共に、心穏やかな時間がゆっくりと流れています。

店内はサンフランシスコ・フォーバレルの雰囲気を再現

店内はサンフランシスコ・フォーバレルの雰囲気を再現

写真:那須 マッキー

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店内のカウンター、テーブル、装飾品、棚、テラスやサイクルスタンドに至るまで、フォーバレルで見てきたそのものを再現するというこだわりよう。店内壁面のイラストはフォーバレルの専属デザイナーのデザインを元に描かれています。

「Sunny’s Coffee」の3名の女性バリスタ達は、日本のカフェでは充分に通用するスキルを持っていましたが、本場サンフランシスコへ渡り、フォーバレルのトレーナーから直接厳しいトレーニングを受けてきました。日々進化するコーヒーの技術や品質と奥深さ、本場バリスタ達の情熱や訓練など目を見張る程の内容を体感習得し帰国しました。

世界チャンピオン仕込みのフリーポアラテアート!

世界チャンピオン仕込みのフリーポアラテアート!

写真:那須 マッキー

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「Sunny’s Coffee」のラテアートは、フリーポア(Free Pour)ラテアートと言い、バリスタがミルクピッチャーを使い、滑らかにスチームしたミルクを、カップのふちぎりぎりまで注ぎ楽しいアートを描きます。エスプレッソはラ・マルゾッコという世界最高峰のマシンを駆使して究極のエスプレッソを抽出しています。

ラテアートのトレーニングは世界チャンピオンの「京都アラピカ」の山口淳さんの指導によるもの、エスプレッソをベースにしたコーヒーメニューはエスプレッソ、アメリカーノ、マキアート、ラテ、モカ、アフォガードなどがあります。これらは全部エスプレッソからの変化形です。代表的なラテアートにはリーフやハートのデザインがありますが、飲む方法としては必ず描かれたアートの先端部から飲むことで、スチームしたミルクとエスプレッソが均等に口の中へと入り、最後まで同じ割合のまま美味しく飲みきる事ができます。皆さんも是非試してみてくださいね。

コーヒー豆は米国フォーバレルから焙煎仕立てを空輸!

コーヒー豆は米国フォーバレルから焙煎仕立てを空輸!

写真:那須 マッキー

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週に一度、フォーバレルから焙煎仕立てのコーヒー豆が空輸されてきます。Sunny’s Coffeeには焙煎後4日目に届きます。サンフランシスコのフォーバレルでは3日間コーヒー豆をねかし4日目から提供していますので、同じ条件でコーヒーを楽しむ事ができます。

フォーバレルで仕様している豆は、生産コーヒー園と直接取引の厳選されたオーガニック豆でSCAJ(日本スペシャリティコーヒー協会)で85点以上のトップクラスを使用しています。
コーヒー豆はシングルオリジン、エスプレッソ、デカフェ(ノンカフェイン)があります。シングルオリジンとは、どこの国の、どの地域、どんな生産者が作ったか明確で、単一種の単一豆であるかがパッケージに明記されています。
エスプレッソ豆は、シングルオリジンの豆とシングルオリジン3〜4種(エチオピア・コロンビア・ガァテマラ・ケニア)をブレンドしたFriendo-Blendoを仕様しています。このようなこだわりから生まれた至高の一杯を提供しています。

サードウェーブコーヒー「第3の波」がやって来た!

サードウェーブコーヒー「第3の波」がやって来た!

写真:那須 マッキー

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コーヒーの世界における、サードウェーブ「第3の波」という言葉を耳にする事が多くあります。意味は良く分からないけど聞いたことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ファーストウェーブ:第1の波・大量生産・大量消費の1970年代。
セカンドウェーブ:第2の波・高品位なコーヒーを提供しようというスターバックスに代表されるエスプレッソをベースにアレンジを施した”シアトル系コーヒー”。
サードウェーブ:第3の波・高品質なコーヒーを求める消費者の嗜好に応え、生産者に対しての配慮も考え、ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れる「シングルオリジン」であることです。これからのコーヒー文化の主流となる第3の波がやってきました。

Sunny’s Coffeeのまとめとして

いかがでしたか、北関東栃木県の大田原市に誕生した「Sunny’s Coffee」2015年9月のオープン以来、地元の方はもとより、県内外、観光客のファンが訪れています。貴方も是非美味しいサンフランシスコの本場の味を試してみては如何でしょうか。

【Sunny’s Coffee feat.FourBarrel】
栃木県大田原市中田原2090
営業時間:AM7:30〜PM6:30
定休日:不定休

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/27 訪問

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