写真:さと しほ
地図を見るアメリカのアラスカ州は北極圏に位置する極北の地です。世界地図で見ると位置的にはカナダの国土の一部のように見えますが、1860年代にアメリカがロシアからこの土地を買い取って以来、アメリカの領土になったんです。なんとも不思議な位置関係ですよね。
冬にアラスカに行く観光客のほとんどが「フェアバンクス」という町を基点にしてオーロラ観賞を楽しんでいます。オーロラは夜にしか出現しないので、夜だけでなく昼間の楽しみ方も重要です。昼間の楽しみ方のひとつとして、日本では体験できない「犬ゾリ」はいかがでしょう。犬ゾリ体験ツアーに参加すると、お行儀のいいワンちゃんたちが出迎えてくれますよ。
写真:さと しほ
地図を見る犬ゾリは2人乗り。2人でソリに座ってしっかりお尻の位置を固定したら出発です。ソリの後部に立ってソリを操作する人のことを「マッシャー」と呼びます。犬の扱いはマッシャーにおまかせしましょう。ツアーによっては、マッシャー訓練を受けて自分でソリを走らせることができるものもありますよ。
写真:さと しほ
地図を見る出発した犬ゾリは気温−20℃はあろうかという寒さの中、森を疾走します。ソリに揺られつつ、ビュンビュン流れていく周囲の景色も楽しみましょう。犬ゾリに乗ると目線が低くなるのでスピード感や迫力が増す気がします。左カーブの時には右に、右カーブの時には左へ、遠心力で振り落とされそうになりますが、遠心力で振り落とされそうになるその瞬間が爽快で楽しいんです。振り落とされないようにしっかりソリにつかまりましょう!
写真:さと しほ
地図を見るもうひとつのアラスカ疾走体験として「スノーモービル」もおすすめです。犬ゾリは乗るだけでしたが、スノーモービルは自分で運転ができますよ。免許は不要です!
道なき雪原を疾走します。スピードは自分次第。スッキリ爽快とはこのことです。じっとしていると足元から冷えきってしまうような気温ですが、耳が冷たくて痛いほどだったとしても、マツゲが凍っていたとしても、この疾走体験を満喫している間は寒さなんて忘れてしまっています。
アラスカの疾走体験、いかがでしたか?
極寒地でレンタルする防寒具はとてもよくできています。服も靴も手袋もレンタルで完全防備していても、唯一、冷えるのが耳と顔です。あ〜寒い寒いと思っていても、「犬ゾリ」や「スノーモービル」に乗っている間は、寒さが吹き飛んでしまうから不思議です。みなさんもぜひ、−20℃、−30℃の世界を体験してみませんか?
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(2024/4/23更新)
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