地元民推薦!日本新三大夜景都市・札幌の夜景スポット4選

地元民推薦!日本新三大夜景都市・札幌の夜景スポット4選

更新日:2016/07/21 18:30

ろぼたんのプロフィール写真 ろぼたん 週末の旅人、北国グルメ推進委員会
「夜景」の日本一を決める「夜景サミット2015」が開催され、「日本新三大夜景都市」が公式決定されたことで、各都市の夜景スポットが再注目されています。

北海道で夜景といえば「函館」が有名でしたが、「札幌」がその牙城を崩して堂々2位にランクイン!北海道一の街灯りが作り出す札幌の夜景は、様々な鑑賞スポットがあり、短時間でも時間をかけても味わえるのが魅力。地元民がオススメする厳選スポットをご紹介します。

日本新三大夜景に札幌が選出された理由

日本新三大夜景に札幌が選出された理由

写真:ろぼたん

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2015年10月9日(金)に神戸市で開かれた「夜景サミット」で「日本新三大夜景都市」が選出されました。これまで日本三大夜景といえば、「函館・神戸・長崎」といわれていましたが、北海道・札幌市がその牙城を崩して日本新三大夜景にランクイン。(函館は第4位)

札幌がランクインしたその理由は、夜景観賞士4500人が投票し、その所在地の自治体を集計し選出したという選出方法にあり。藻岩山をはじめ、大倉山展望台、さっぽろテレビ塔などの多くの夜景スポットを抱えている札幌は、函館山を率いる函館に対し、総合力で上回ったと言えるでしょう。

写真の「JRタワーT38」の魅力は地上160mの高さと中心地ならではの立地。肉眼でも車や電車が動く様子が確認できる絶妙な高さは、遠くの山々まで見通せると同時に、北海道で最も多くの人が暮らす都市としてのキラメキを体感できる高さです。数分間の滞在であっても、印象に残る夜景を楽しめるため、札幌駅であと30分だけ観光したいというときにもオススメできるスポットです。

「さっぽろテレビ塔」から大通公園を楽しむ!

「さっぽろテレビ塔」から大通公園を楽しむ!

写真:ろぼたん

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札幌の定番観光スポットテレビ塔。テレビ塔から眺める大通公園は、北海道の四季の美しさと整然とした街並みが一望できる場所。NHKの全国の天気予報などで「今現在の札幌は…」などといったときによく見かける札幌の景色として記憶している人も多いのでは?

札幌ならではの夜景の色として特徴的なのが、ナトリウムランプのオレンジ色。ナトリウム灯は寿命が長い点、周囲の温度に左右されにくい点、人間の目で物の凹凸がはっきり見える点、虫が寄りにくいという点から札幌では街灯に用いられています。特に「さっぽろホワイトイルミネーション」が開催されるクリスマスシーズンはテレビ塔から眺める景色が最も輝きを増す季節ですよ。

札幌夜景の代表「藻岩山」は「名月」スポットとしても認定!

札幌夜景の代表「藻岩山」は「名月」スポットとしても認定!

提供元:札幌もいわ山ロープウェイ

http://www.sapporo-dc.co.jp/index.html地図を見る

札幌で一番高い場所、531mの展望台から眺めることができるのが藻岩山。テレビ塔やJRタワーT38といった他の札幌の夜景スポットを見下ろして鑑賞できるスポットです。その特徴は北は石狩湾や雄大な石狩平野、東は江別方面まで続く市街地、南は支笏湖方面まで一望できるダイナミックさ。春夏秋冬の札幌の四季と自然が体感でき、ロープウェイといった乗り物で得られる非日常感は「藻岩山」ならでは魅力です。

藻岩山は「日本新三大夜景都市」同様、コンベンション・ビューローが選出した「日本百名月」にも認定されています。月を愛でるスポットとしても注目です!

車に乗ったまま深夜まで夜景鑑賞ができる幌見峠

車に乗ったまま深夜まで夜景鑑賞ができる幌見峠

写真:ろぼたん

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札幌市民がデートスポットとしてよく利用するのが、旭山記念公園と幌見峠。旭山記念公園は無料で夜景を楽しめますが、ちょっと珍しい景観を楽しみたいなら、駐車場代金がかかる幌見峠がオススメ。ここは車に乗ったまま駐車場から夜景を眺めることができるスポットです。

幌見峠は昼間は春は水仙などの花畑、夏はラベンダー畑と色鮮やかな花々が咲き乱れ、その斜面の奥に広がる札幌の市街地を眺めることができる絶景スポットとしても知られています。もちろん夜景もバッチリ。手を伸ばせば届きそうな距離に輝く札幌の夜景が魅力的です。深夜2時までと遅くまで利用できるのもオススメのポイントです。

※幌見峠は冬期間は雪のため閉鎖されますので、MEMOよりHPで営業時間を確認ください。

夜景を見ながらお酒やグルメも!札幌夜景をゆっくり味わおう

夜景を見ながらお酒やグルメも!札幌夜景をゆっくり味わおう

提供元:札幌もいわ山ロープウェイ

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「幌見峠」は車の中から夜景を楽しめるドライブスポットになりますが、今回ご紹介した「JRタワーT38」、「テレビ塔」、写真の「藻岩山」をはじめ、札幌の夜景スポットの多くが併設されたカフェやバー、レストランから札幌の夜景を楽しむことができます。

一般的に夜景の美しい展望台はビルや高台、山などの高所で、周囲に視界を遮る(風を避けてくれる)建物がないという、「冷え」や「寒さ」を感じてしまう場所にありますが、これらの施設を利用すれば寒さ知らずでゆっくりと夜景を楽しめるというわけ。夜景とグルメで一石二鳥な観光ができちゃいますよ。

しかも眺める景色は、専門家から全国2位という評価を得た札幌の夜景。ご紹介した以外にもジンギスカンの楽しめる「ラムダイニング大倉山」、「夜空のジンギスカン」や、ドリカムの歌にも登場した「N43(エヌヨンジュウサン)」などのバー、深夜まで珈琲の楽しめる「ハイ・グロウン・カフェ」など、札幌ならではの夜景が楽しめる飲食店が多数あります。

日本新三大夜景・札幌は夜の観光も魅力がいっぱい

札幌の夜景スポットはカップルでのデート、友達とのドライブ、家族旅行やレジャーといった様々なシチュエーションで楽しめる施設が多いのが特徴です。食事をしたり、お酒や珈琲などを楽しみながら味わう夜景はステキな旅の思い出になるはず。時間が許せば、1つといわず2つ、3つと巡ってみるのもオススメです。立地や高さの違いから受ける印象もまた違いますよ。

「日本新三大夜景都市」は、3年毎に選定しなおされるため、今回の順位は2018年9月末までの認定です。北海道で一番の大都市である札幌の街灯りの輝き、澄み切った空気の中で眺める大パノラマを味わってください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/06/23−2016/07/08 訪問

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