カンボジア南部のメコン河の上下流、トンレサップ河、バサック河の4つの河が合流する地に位置する首都プノンペン。年間の平均気温は常に30度を越え、太陽とアスファルトの照り返しは、観光客の体力を容赦なく奪います。プノンペン市内の観光が一息つく頃には、日中の暑さも和らぐものの、疲れはピークに達しているはずです。その疲れと喉を潤しに、カンボジアのおいしいビールを飲みにでかけましょう。
今回ご紹介する「ヒマワリ・マイクロブルワリー(Himawari Microbrewery)」は、トンレサップ河沿い建つシンガポール系5つ星高級ホテル「ヒマワリ ホテル アパートメント(Himawari Hotel Apartments)」にあります。
ホテルの大きくも豪華なロビーを抜け、さらにその奥へと歩を進めましょう。お目当ての「ヒマワリ・マイクロブルワリー」は1階最奥部、緑の芝がきれいなガーデンの前に位置しています。
カウンターの奥の小さな醸造タンクで、常に新鮮なクラフトビールを造る「ヒマワリ・マイクロブルワリー」は、カンボジア国内において最初に設立されたマイクロブルワリーです。
毎日営業している「ヒマワリ・マイクロブルワリー」ですが、特にお薦めの時間帯は、17時〜19時のハッピー・アワーです。通常の価格から30%オフでクラフトビールが頂けるという、まさに幸せな時間を狙いましょう。王宮やカンボジア博物館なども近いので、それらを見学した後のルートに「ヒマワリ・マイクロブルワリー」を組み込めば、観光スケジュールも完璧!です。
■ヒマワリ・マイクロブルワリー(Himawari Microbrewery)
営業時間: 12:00〜22:30
クラフトビールのハッピー・アワー(30%オフ): 17:00〜19:00
クラフトビール以外のハッピー・アワー(1杯オーダー毎に1杯無料): 16:00〜20:00
「ヒマワリ・マイクロブルワリー」で醸造しているビールは全部で4種類。まずは迷わず「サンプラー セット」で好みを探してみると良いでしょう。熱帯モンスーン気候の地方にありがちな飲みやすさを求めた薄いビールと違い、「ヒマワリ・マイクロブルワリー」のビールは、どれも個性に溢れています。日本から遠く離れたカンボジアの地で、お気に入りのビールを見つけてみて下さい。
■アプサラ ゴールド(Apsara Gold)
オーストラリアスタイルのペール・エール
アルコール度数:5%
■ジェム&ジェイド(Gem & Jade)
ゴールデン・エール
アルコール度数:5%
■オーツ(OatS)
スタウト
アルコール度数:6.5%
■センテニ エール(CentenniALE)
アメリカンスタイルのインディアン・ペール・エール
アルコール度数:6.5%
「ヒマワリ・マイクロブルワリー」でも軽食は頂けますが、夕食を共にするのであれば隣接する「オイスター・レストラン&バー(Oyster Restaurant & Bar)」がお薦めです。
欧米各国料理にカンボジアの料理、そして新鮮なシーフードはお店の名の通り生牡蠣まで頂ける、5つ星ホテルのダイニングにふさわしい料理が揃っています。その中でも特にお薦めのメニューは、カンボジアやラオスの定番料理「ラープ」です。新鮮なハーブとスパイスで調理した粗挽きのミートに、生野菜と合わせて頂く「ラープ」は、ぴりっとした辛さについついビールがすすんでしまいます。
■オイスター・レストラン&バー(Oyster Restaurant & Bar)
営業時間: 18:00〜22:30
「ヒマワリ・マイクロブルワリー」のクラフトビールは、その実力もカンボジア随一。中でもアプサラ ゴールドとジェム&ジェイドは、インターナショナル ビア コンペティション(the International Beer Competition 2013)と、アジア ビア アワード(Asia Beer Awards 2013)で受賞した経歴をもつほど。
カンボジアを訪れたら、カンボジア初のマイクロブルワリーで実力ナンバーワンのクラフトビールを味わってください!
■ヒマワリ ホテル アパートメント(Himawari Hotel Apartments)
313 Sisowath Quay,Phnom Penh 12207
■アクセス
プノンペン王宮から240番(Oknha Chhun)通りをトンレサップ河方面に歩き、プレア・シソワス・キー通り(Sisowath Quay)を右折、徒歩約5分
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