扇沢駅からトロリーバスで16分。日本にはアルペンルートの2路線のみ運行している環境に優しい乗り物でアッという間に黒部ダムへ!世紀の大事業と言われ、延べ1,000万人の人が建設に関わり、171人もの殉職者を出す程の苦難を極めた黒部ダム建設。
視界に収まらないほどの並々とした水をたたえる黒部湖の巨大さと、高さ186メートルの黒部ダムの落差は、圧巻です!観光放水は平成27年は10月15日までですが、観光は11月30日までです。ダム展望台からは北アルプスの山並みを一望でき、くろよん記念館ではダム建設の大変な歴史を垣間見ることができます。ダムレストハウスでは名物黒部ダムカレーもありますよ!黒部ダム駅からは15分ほど歩いて次なるケーブルカーへ乗るため黒部湖駅まで歩きましょう!こちらも見渡す限り絶景です。
山を舞台にしたカラフルなキャンパスに浮かんでいるかのようなロープウェイ!そう、この立山ロープウェイはなんと駅間に支柱が1本もない珍しいロープウェイなんです。景観保護のためだそうですが、視界を遮る余計なものがないため、本当に大自然の中に浮かんでいるような不思議な感動に包まれます。
ケーブルカーを降り、黒部平から大観峰を結ぶたった7分間の旅ですが、「動く展望台」とも呼ばれ見渡す限りの大自然は例えようのない美しさです。どんどんと標高が高くなっていき、空気も冷たくなっていきます。
大観峰駅に降りたら、是非駅の屋上にある雲上テラスに上がってみてください。眼前に広がるそびえたった屏風のような後立山連峰と先ほど間近で見たエメラルドグリーンに輝く黒部湖との大パノラマは、必見!!
標高2,316メートルの大観峰からの眺めは、アルペンルートの屈指の美しさとの呼び声も高く、ここから見る朝日は絶景といわれています。このあたりには宿泊施設もありますので、宿泊して是非ご自分の目で確かめてくださいね。
大観峰駅から立山トンネルトロリーバスに乗り、追にアルペンルート最高所、室堂駅へ!扇沢駅からこの室堂駅までは途中下車や休憩なども含めて約2時間半から3時間程。往復5時間から8時間は見ておく必要のある結構な長旅です。
この室堂エリアはアルペンルートの観光とトレッキングの拠点となっいて、手軽な散策コースも本格的な登山も楽しめます。登山とまではいかなくても、室堂駅から遊歩道を歩くことわずか10分で行ける距離にあるみくりが池は、絶対に見て欲しいおすすめスポット!真っ青な青空と標高3,003メートルの雄山を映すみくりが池は、噴火によってできた周囲600メートル、水深15メートルの神秘的な池。運が良ければライチョウに会えるかもしれません!
アルペンルート最大規模のレストランやお土産物屋さんもあり、歩き疲れたら立ち寄りで入れる温泉もありますよ!見たこともない高山植物も沢山咲いていて、是非ゆっくり時間をとって楽しんでいただきたいエリアです。室堂周辺に宿泊される方限定ですが、ご来光バスツアーや零れ落ちそうな星空観賞会もあるので、どっぷり楽しみたい方には宿泊がおすすめです!
いかがでしたか?!交通費は若干高めな気もしますが、どのスポットも必見の価値があり、アクセスも複雑ではなく、扇沢駅で時刻表やパンフレットを入手すればどなたでも気軽に楽しめます。
ただ、黒部ダムでは階段の上り降りもあり、室堂でトレッキングを考えているなら歩きやすい靴や服装は必須です。標高が高いので風が吹くと思たより体感温度が低いため、秋にお出かけの方は防寒対策としてマフラーやホッカイロ、手袋なども用意して出かけるのがおススメです!想像以上の大パノラマが待っています!是非是非お出かけくださいね!
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