来て見て体験!山梨「忍野 しのびの里」で“和”の世界を満喫

来て見て体験!山梨「忍野 しのびの里」で“和”の世界を満喫

更新日:2015/10/19 18:37

猫乃 みいこのプロフィール写真 猫乃 みいこ 非日常体験探求家、旅ブロガー、ライター
富士山を望む忍野村に、2015年10月にオープンした「忍野 しのびの里」。忍者体験やからくり屋敷、富士山を眺めながらの足湯、地元食材満載のお食事、バラエティ豊かなお土産。すべてにおいて“和”を感じることの出来るテーマビレッジです。四季折々にお花が咲く、広大な日本庭園のお散歩も楽しい「忍野 しのびの里」で、日本の四季を満喫しませんか?

富士山を望む「忍野 しのびの里」の日本庭園

富士山を望む「忍野 しのびの里」の日本庭園

提供元:忍野 しのびの里

http://www.oshinoninja.com/地図を見る

世界遺産である富士山の構成資産である「忍野八海」の入り口近くに、エンターテイメントビレッジ「忍野 しのびの里」が誕生しました。「忍野 しのびの里」は、広大な日本庭園、忍者からくり屋敷、足湯、お食事処、茶処、売店からなる“和”のテーマパークです。

写真は、背景に富士山を見ながら、桜・ツツジ・アヤメ・カエデなど、四季を彩る花木が目を楽しませてくれる日本庭園。
庭園の中には、22,000本の木々が茂り、池や川があり、石灯籠や七重石塔、お地蔵さんのある小道など、日本の原風景といえる情緒あふれる景色が広がります。

「忍者からくり屋敷」と「忍野手裏剣道場」

「忍者からくり屋敷」と「忍野手裏剣道場」

写真:猫乃 みいこ

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日本庭園を富士山側に向かって歩いていくと、一番奥にあるのが、「忍者からくり屋敷」と「忍野手裏剣道場」。こちらは、誰もがワクワクするような体験型忍者アトラクションです。

「忍者からくり屋敷」は、入口からして不気味。カラスのオブジェが入口を見下ろし、入ったらどんなことが起こるのかワクワクドキドキ。靴を脱いで屋敷に上がりますが、そのまま真っすぐ廊下を進むことは出来ません。敵から身を守るための仕掛けがあちこちにあり、隠し扉や抜け道など、迷路のような仕掛けが盛りだくさん。種明かししてしまったらおもしろくなくなるような“からくり”が満載ですので、是非体験してくださいね。最後の部屋では、光り輝く“アレ”が待っています。

写真は、「忍者からくり屋敷」に隣接する「忍野手裏剣道場」。こちらは、忍者道具のひとつである「手裏剣」の腕を磨く、投げの修行場です。手裏剣は、1回のアトラクションで5枚投げられますので、木々の中に設置された的を慎重に狙ってくださいね。鋭く見えるこの手裏剣ですが、実はゴム製なので触っただけでは手を切ることはありません。お子さんにも安心ですね。
投げのコツは、手裏剣を持ち、肘を伸ばしながらまっすぐ肩の高さに上げ、そのまま肘を曲げて狙った的に向かってスナップを利かせながら投げること。簡単に思える、この「八相投げ」ですが、意外と難しい!いくつ的に当てることが出来るか、挑戦してみてくださいね。

「風情のある建造物」と「富士山を望む足湯」

「風情のある建造物」と「富士山を望む足湯」

写真:猫乃 みいこ

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園内の建造物は、どれも現代風ではなく、情緒豊かな江戸時代風。まさに「忍者」の活躍した時代にタイムスリップしたような雰囲気です。

富士山と日本庭園を眺めながら足湯に入れる「足湯ゾーン」もあり、足をお湯に浸しながら、のんびりと時間を過ごすことが出来ますよ。足だけお湯に入っても、身体中がポカポカしてくるものです。寒い時期に最適ですね。

写真の食事処やお茶処からも、大きく富士山を見ることが出来ます。富士山を望みながらのお食事やお茶、どんなメニューが楽しめるのでしょうか。

地元食材満載のグルメ「忍野御膳」

地元食材満載のグルメ「忍野御膳」

写真:猫乃 みいこ

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日本料理「雪月風花」では、全国名水百選に選ばれた忍野の名水で作られる、忍野村の名物である「忍野そば」や「忍野豆腐」を中心にした日本食が食べられます。

写真は、「忍野御膳」。「忍野そば」や「忍野豆腐」の他に、地元産の季節の川魚や健味鶏、富士山麓産の野菜など、富士山の清らかな伏流水で育った農産物がたくさん使われたメニューです。こちらのお料理は、富士登山をする人たちが身を浄める「御師の家」で提供されていた「御師料理」ですので、食べることで邪念を捨てることが出来、浄められるかもしれませんね。他にも、「忍野そば御膳」「握り飯 忍び茶漬け膳」「山梨銘柄鶏『健味どり』の親子丼膳」など、それぞれ地元食材を生かしたメニューが楽しめますよ。

自分で点ててお点前体験が出来る「富士山どら焼き 抹茶セット」

自分で点ててお点前体験が出来る「富士山どら焼き 抹茶セット」

写真:猫乃 みいこ

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お食事後に、スイーツはベツバラ!という方へ。茶処「ふじみ茶寮」には、焼きだんごやソフトクリームという魅力的なデザートがたくさん。中でもお薦めなのが、写真の「富士山どら焼き 抹茶セット」です。

「富士山どら焼き 抹茶セット」は、自分で抹茶茶碗に入ったお抹茶にお湯を注ぎ、茶筅でお茶を点てる!という体験型スイーツセット。お茶を点てるのが初めての方も、手首を立て、茶筅をまっすぐ持って縦にシャカシャカ動かして、細かい泡のお抹茶を点ててみましょう。自ら点てたお抹茶と、富士山の焼印が楽しい栗入りどら焼きの組み合わせは絶妙ですよ。

忍野に忍者はいた!?

売店には、忍者や江戸時代にちなんだバラエティー豊かなお土産があり、美味しいお酒も購入することが出来ます。忍者のレンタル衣装や着物のレンタルもありますので、着替えて気分を盛り上げて、園内を楽しんでみるのも良いでしょう。

最後に、「忍野に、かつて忍者がいたの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。忍野に忍者がいたという記録はありませんが、忍野の「忍」の字から「忍者」を連想することから「忍野 しのびの里」が出来たとのこと。
富士山、日本庭園、忍者、足湯、日本料理と、これぞ日本の“和”が体験できる「忍野 しのびの里」を満喫してくださいね。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/07 訪問

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