成田山公園の紅葉は晩秋も見頃!千葉を代表する紅葉狩り名所

成田山公園の紅葉は晩秋も見頃!千葉を代表する紅葉狩り名所

更新日:2018/12/02 18:48

藤田 聡のプロフィール写真 藤田 聡 温泉研究家、紅葉ガイド
成田山公園の紅葉は、千葉県を代表する名所です。県北部にあるので11月に入ると紅葉見頃と真っ先に発表される一方で、見頃時期が長く続くのも特徴。
成田山公園は起伏に富んだ公園で、高台から順に紅葉が色付くので、時期に応じた紅葉狩りを長期間楽しめるのです。紅葉が散った後の敷き紅葉(散り紅葉)も美しく、晩秋まで紅葉を存分に楽しめます!

成田山公園の紅葉と浮御堂

成田山公園の紅葉と浮御堂

写真:藤田 聡

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紅葉名所の成田山公園は、初詣で有名な成田山新勝寺の東側にあり、電車で来た場合は西側からアクセスします。公園の東には大駐車場があり、今回は東側から順に説明します。なお成田山公園の入園は無料ですが、駐車場は有料です。

成田山公園には3つの池があり、一番東にある「竜智の池」が最大。浮御堂も風情を添える周囲の景観が素晴らしく、成田山公園を代表する絶景スポットです。綺麗な錦鯉が優雅に泳ぎ、鳩も舞い降りる様子は、ずっと眺めていたいと思わせる光景。写真をクリックすると、撮影場所の地図が表示されるので、随時参照して下さい。

「竜智の池」南側の敷き紅葉(散り紅葉)

「竜智の池」南側の敷き紅葉(散り紅葉)

写真:藤田 聡

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成田山公園の紅葉は、晩秋こそ見頃時期。駐車場から、「竜智の池」へ行く途中の南側が林になっており、11月末の晩秋に行くと、美しい敷き紅葉(散り紅葉)になっています。「竜智の池」へ流れ込む、小川のせせらぎもあり、幻想的な美しさ。成田山公園は普通の紅葉だけでなく、敷き紅葉も美しいから、敷き紅葉が出来るまで紅葉見頃が長く続くのだと、納得してしまう光景です。

「竜樹の池」の紅葉

「竜樹の池」の紅葉

写真:藤田 聡

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成田山公園で紅葉が一番集まっているのが、3つの池の中央にある「竜樹の池」。成田山公園での紅葉狩りでは、ここは必見です!ご覧のように11月末でも、紅葉が十分に残り見頃が続いています。

成田山公園の紅葉を紹介する際に、赤い平和大塔と紅葉の写真がよく使われますが、平和大塔は厳密には新勝寺境内。しかし、新勝寺と成田山公園は一体化しており、新勝寺の紅葉も含めて「成田山公園の紅葉」と呼ばれます。

平和大塔周辺には紅葉が多く、一番高台にあるので真っ先に紅葉します。平和大塔の紅葉から、「竜樹の池」周辺の紅葉へ見頃がバトンタッチされて行くのも、成田山公園の紅葉見頃が長い理由です。

「竜樹の池」南側の敷き紅葉(散り紅葉)

「竜樹の池」南側の敷き紅葉(散り紅葉)

写真:藤田 聡

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成田山公園「竜樹の池」南側にも、11月末に行くと美しい敷き紅葉(散り紅葉)が出来ています。まだ木に残っている紅葉も一本の木なのに、緑や黄や赤の三色の葉ががあり、さらに一枚の葉の中でも、赤と黄色がグラデーションして猛烈な美しさ。

美しい紅葉のグラデーションを、背景の敷き紅葉と「竜樹の池」の水面が引き立て、「これぞ成田山公園の紅葉」と言わんばかりの光景です。「竜樹の池」西側にも、美しい敷き紅葉が出来ているので、見逃さないで下さい。

成田山公園では、2018年11月10日から11月25日まで「成田山公園紅葉まつり」が行われますが、成田山公園自体は24時間開放されているので、イベント日程を気にする必要は無く、都合の良い日時で紅葉狩りを楽しめます。紅葉見頃が長い成田山公園ですが、最盛期は例年11月下旬で、敷き紅葉が美しいのは11月末頃です。

千葉県の紅葉では他にも佐倉城址公園や養老渓谷、もみじロードもおすすめです!別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)

成田山公園の基本情報

住所:千葉県成田市成田1
電話:0476-22-2102(成田市観光協会)
例年の紅葉見頃時期:(色づき始め)11月中旬、(最盛期)11月下旬〜12月上旬
紅葉ライトアップ:なし
アクセス:JR成田線成田駅または京成電鉄京成成田駅から徒歩約15分

2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/30 訪問

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