三島市のパワスポ「三嶋大社」と福を招く和菓子、福太郎餅

三島市のパワスポ「三嶋大社」と福を招く和菓子、福太郎餅

更新日:2017/07/03 18:12

東京から東名高速道路で約1時間半、新幹線では約1時間のアクセスの良い場所に位置する三島市は、昔から富士山の湧水に恵まれ、「水の都」と呼ばれています。

市内に多くの川が流れ、至る所で「水」を感じる三島市にある有名なパワースポット、三嶋大社。源頼朝も崇高したと云われる三嶋大社の緑溢れる境内に、穏やかな時の流れを感じに出かけてみませんか?

2,000年余の長い歴史がある三嶋大社

2,000年余の長い歴史がある三嶋大社
地図を見る

三嶋大社の顔となる大鳥居、迫力があって見事ですよね!
こちらは瀬戸内海の小豆島から切り出した御影石(みかげいし)で、今から150年前の文久(ぶんきゅう)3年(1863)に建てられたものだそうです。

三嶋大社には大山祇命(おおやまづみのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)とが祀られており、養老4年(720)に編纂(へんさん)された「日本書紀」に記録が残っていますが、実際の歴史はそれよりも古く正確な創建年は不明のようです。

源頼朝が伊豆に流されていた時、源氏の再興を願って祈願に通い、旗挙げを果たしたことから商売繁盛の神様として知られていて、事業を興す時などにお参りに訪れる人も多いそう。余談ですが、メジャーリーガーの松坂投手もこちらで結婚式を挙げられていますが、そのご利益も(もちろん実力も!)あってご活躍されているのでしょうか(^^)

古くから多くの人の信仰の対象とあって、とっても趣の深い雰囲気が魅力的な神社です!

一歩踏み出すと、自然のパワーがいっぱい!!

一歩踏み出すと、自然のパワーがいっぱい!!
地図を見る

大鳥居をくぐり境内に足を踏み入れると、目の前に広がるのはうっそうとした緑の葉で出来たアーチ。

境内の広さは1万5千坪で、東京ドームが丸ごとおさまってしまうくらいの広さがあり、社殿や建造物の周りはこの写真のように深い緑で囲まれていて、とってもリラックスさせてくれます。

参道の木々はほぼ全部が桜で、桜が満開の時期は多くの人で賑わいますが、新緑の様子も、とっても素敵ですよね〜。

色彩のコントラストが美しい!!

色彩のコントラストが美しい!!
地図を見る

大鳥居から総門までの参道半ば、左側の池の中に入り込む形で「厳島神社」があります。赤く小さな神社で、私が訪れた日はちょうどあじさいの花が咲いていて、その色合いの絶妙なバランスが素晴らしく美しかったです!!

厳島神社は北条政子が信仰したと云われ、家門繁栄、商売繁盛、安産、裁縫等の守護神でこちらも多くの人に広く信仰されているそうです。

神社の下の池には亀もいますよ〜(^^)縁起ものに出会えるとうれしいですよね♪

樹齢1,200年を超える金木犀(きんもくせい)は必見!!

樹齢1,200年を超える金木犀(きんもくせい)は必見!!
地図を見る

神門を抜けると、右側に圧倒的な存在感の金木犀の木が!!
高さ10メートル以上もあるこちらの金木犀は、金木犀としては唯一の国の天然記念物なんだそうです。

9月〜10月にかけて満開となり、その甘い芳香は周囲8キロの範囲まで香ると云われています。満開の時期は三嶋大社の外からもわかるってことですね〜。すごい!

三嶋大社の金木犀は2度咲きでも有名で、1度目の花が散った後にまた2度目の花が咲くので初秋の頃は2度も香りを楽しむことができますよ〜♪

お土産は・・・福を招く縁起餅の「福太郎餅」で決まり!

お土産は・・・福を招く縁起餅の「福太郎餅」で決まり!
地図を見る

三嶋大社総門の右側にあるお茶屋さんが「福太郎茶屋」です。
こちらでは『福の種をまく』という「福太郎餅」を頂くことが出来ます(^^)

こしあんで包んだ草餅ですが、甘くてしっかりした味でとっても美味しいですよ〜♪三嶋大社は広いので、散策をした後にほっと一息できるおすすめの場所です!!

福太郎餅2個とお茶のセットはなんと200円!!
2人で1つずつ分けても良し、1人で満喫しても良し、お茶屋さんの軒先でのんびりお話しながら食べる地元の人も多いようです。


見所がたくさんあって全部をご紹介できてないのですが、大鳥居から真っすぐ参道を歩くと総門があり、さらに進むと神門、そして舞殿、本殿と続いています。神門の手前には源頼朝と北条政子が腰をかけて休んだと云われる「腰掛石」もありますよ〜。背もたれがあるのが北条政子の石、ない方が頼朝の石だそうですが、歴史上の人物が少し身近に感じられるスポットなのでぜひ行かれる際はご覧になってくださいね!

広い境内の中に、池もありお茶屋さんもあり、そして静かな時間がゆっくり流れている三嶋大社は、時間をかけてじっくりまわりたいですね。私のイチ押しは「朝一番の誰もいない境内で清々しい空気を味わう」ですが、季節によって訪れる時間を変えるなどオリジナルに楽しんでみてはいかがでしょうか〜。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/06/09 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -