写真:瀧澤 信秋
地図を見るアゴーラ・ホテルアライアンスは、「美しい日本を集めたホテルアライアンス」をビジョンとして掲げ、様々なカテゴリーのホテル・旅館を国内で展開する、いま注目のグループです。
運営するホテルや旅館は計12施設ありますが、全てに共通するのが「ハイセンス」と「居心地の良さ」。一見相反するワードのように見えますが、アゴーラ・マジックにかかれば、二乗三乗になって滞在の魅力に変わっていくので不思議です。
そんなアゴーラ・ホテルアライアンスのフラッグシップホテルが「ホテル・アゴーラ リージェンシー堺」。シティホテルとして営業していた高名な「リーガロイヤルホテル」からリブランドされた施設です。
ゆえに施設の充実度は折り紙付き。アゴーラになってからは、更に洗練されたデラックスホテルへと変貌を遂げました。今やさまざまなシーンで利用できる、コミュニティ機能も併せ持つホテルとして人気を博しています。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るガイドは、リーガロイヤル時代から頻繁に利用していたので、リブランドによって、施設運営の難しいシティホテルから、人気の宿泊主体型ホテル(ビジネスホテル)へ舵を切ったとばかり思っていました。
そんな思い込みをしたまま訪れたところ、意外にもドアマンの丁寧な出迎えを受けました。その後もレセプションスタッフからベルボーイへの絶妙な引継ぎ、客室でのインフォメーションなど全て完璧です。良い意味で想像を裏切られました。
そこにはもはや「宿泊主体型ホテル」や「ビジネスホテル」、「サービスの割切り」といった言葉はありません。フルサービスを追求する姿勢はもちろん、「コスパホテル」という観点からも満足度が高いのです。「アゴーラ」の「ホスピタリティ」がまさに凝縮されたホテルです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るバラエティに富んだ客室を備えますが、ガイドのおすすめは23〜24階の「エグゼクティブフロア」の客室です。ベッドはシモンズ社製で、ポケットコイルの豊かなクッション性に嬉しくなります。寝具は、アレルギーフリーのエンドレスファイバーを使用したデュベスタイルを採用。人間工学に基づいてデザインされた高性能なデスクチェアはビジネスユースにも応えます。
また、通常は有料となるホテル5階の「アゴーラ・ヘルスクラブ堺」が利用できます。客室のミニバーもサービスですが、最上階26階の「エグゼクティブラウンジ」が利用できることは最大の魅力。朝食(7時〜10時)ティータイム(10時〜16時)カクテルタイム(16時〜20時[19時30分ラストオーダー])と贅沢な時間が過ごせます。カクテルタイムでは、各種アルコールや充実のオードブルも提供されます。
客室の充実度はもちろん、ヘルスクラブの利用やミニバーのサービスなど、スタンダードフロア客室との料金差を勘案しても、かなりお得感の高いエグゼクティブフロアのホテルステイといえるでしょう。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る前述した「アゴーラ・ヘルスクラブ堺」は特筆すべき充実度です。スイミングプールは、本格的に泳ぎこみたい場合にも対応する25m×4コースの競泳プール。プールサイドには、泡による刺激が筋肉を引き締めるジャグジーや打たせ湯、ミストサウナ(湿式)などを完備しています。
また、ジムには最新鋭のトレーニングマシン、エルゴメーター、各種マッサージ機などを設置、ベテラントレーナーがコンディション作りを指導。アメニティ豊富なスパ&サウナや、冷たいドリンクを楽しみながらのゆったりしたソファの並ぶ休憩室など贅沢な時間が過ごせます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る南海電車(南海本線)堺駅に直結という好アクセスは最大の魅力です。大阪ミナミの玄関口「なんば」や通天閣(新世界)まで電車で約10分。関西国際空港へは、堺駅より特急ラピートで約25分と関西空港までの速達性に優れます。
大ターミナル駅至近のホテルは一見便利にみえますが、駅構内は広く、降車してから構内を出るまで人をかき分けつつホテルに向かうので、相当な労力を要します。ターミナル駅徒歩3分のホテルで、降車してからホテルエントランスまで10分近く歩くようなケースもあり、大ターミナル駅至近という環境ゆえ、概して宿泊料金も高めに設定されていることも多くなっています。
ゆえに、堺駅直結という立地は、難波から数分歩くホテルよりも利便性が高く、ハイコスパであることが実感できます。
「アゴーラ」という名称は、ポルトガル語の「今」、ギリシャ語の「人が集う場所」を意味し、ホテル名の「リージェンシー」とは、18世紀末から19世紀中頃にかけてのイギリスの「摂政時代」に培われた、高貴なスタイルと堂々たる佇まいの建築様式のことをいいます。
歴史ある商都、堺市のランドマーク的ホテルとしてふさわしいホテル名である「ホテル・アゴーラ リージェンシー堺」。大阪市内には魅力溢れるホテルは数ありますが、少し視点を変えると、意外にも楽々アクセスで、思いがけないホスピタリティに出会えるかもしれません。
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(2024/4/25更新)
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