能登の自然が創り出した感動の造形美!〜能登の美しい滝巡り〜

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能登の自然が創り出した感動の造形美!〜能登の美しい滝巡り〜

能登の自然が創り出した感動の造形美!〜能登の美しい滝巡り〜

更新日:2015/11/20 13:11

Eiichi Yoshiokaのプロフィール写真 Eiichi Yoshioka 写真家

2011年に国際連合食糧農業機関(FAO)によって日本で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」。能登の象徴的な観光スポットとして、輪島・白米千枚田や、珠洲・見附島といった景勝地が挙げられますが、能登半島に点在する滝も観光スポットとして人気であり、「自然が創り出した感動の造形美」は非常に見応えがあります。今回は、奥能登エリアを中心に能登の美しい滝の名所をご紹介します。

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能登で最大級の落差を誇る「深見の桜滝」♪

能登で最大級の落差を誇る「深見の桜滝」♪

写真:Eiichi Yoshioka

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曹洞宗のかつての大本山「總持寺」の門前町として栄え、「禅の里」として知られる輪島市門前町。そんな門前町の深見地区にある「深見の桜滝」は、落差約45メートルあり、能登では最大級の落差を誇る滝として知られています。水量が少ないため、落水はレースのカーテンのように薄く、繊細でもの静かな趣きのある滝です。しかし、水量があまりにも少ないと、枯滝となることがあるので、雨の日もしくは雨の降った次の日に行くのがオススメです。

桜滝までは林道を車で進み、小さな駐車場に車を停めて、数十メートル歩きます。遊歩道がありますが、森林に囲まれているため昼間でも少し暗く、一人で行くには少し怖いかもしれません。鳥居をくぐり、遊歩道を進むと滝神社と呼ばれる神社があり、神社の裏に桜滝が現れます。この滝は男滝と呼ばれ、さらに奥へ進むと、女滝と呼ばれる滝が存在します。桜滝は、知る人ぞ知る神秘的で感動の滝スポットです♪

『まれ』の舞台となった輪島・大沢町にある自然の造形美「桶滝」♪

『まれ』の舞台となった輪島・大沢町にある自然の造形美「桶滝」♪

写真:Eiichi Yoshioka

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NHK連続テレビ小説『まれ』のロケ地となった輪島市大沢町。冬の日本海から吹きつける強い季節風から家を守るため、家々が3m以上の竹で作られた「間垣(まがき)」で囲われており、「間垣の里」として知られている集落です。厳しい自然の中で生きていくために生まれた生活様式が、今なお現代に生き続けていることから、観光スポットとして注目を集めています。

その大沢町から輪島市街地方向へ海岸線沿いを道なりに行くと、途中で「桶滝」と書かれた小さな看板が見えてきます。人気(ひとけ)のない森の中は、遊歩道が整備されており、少し行くと水の勢い良く流れ落ちる音が次第に大きくなり、「桶滝」が現れます。あたかも底の抜けた桶のような岩穴から、勢い良く水が抜け落ちているように見え、「自然の造形美」に圧倒されること間違いありません。桶滝の「桶」の部分を近くで見てみると、岩が長い年月をかけて浸食され、穴が次第に大きくなっていったことがわかります。そして、桶の穴から流れる水は想像以上の量です。桶滝は、石川県の天然記念物および名勝に指定されており、一度ご覧になっていただきたい奥能登の滝です。

二つの滝が夫婦のように混ざり合う「男女滝」♪

二つの滝が夫婦のように混ざり合う「男女滝」♪

写真:Eiichi Yoshioka

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輪島市大沢町「間垣の里」から石川県道38号を輪島市門前町方向へ進む道中にある滝が「男女滝(なめたき)」。左側の太くてゆるやかな流れが「女滝」、右側の細くて急傾斜な流れが「男滝」と言われており、夫婦のように寄り添って一本の流れになっていることから「男女滝」と呼ばれています。

石川県指定名勝に指定されており、道路脇にあるパーキングは記念撮影のスポット。パーキングから滝を上から見たり、滝の近くまで降りて間近で見ることもできます。男女滝は、春は桜の名所としても知られており、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪化粧と、四季折々に様々な顔を見せることも特徴です。

『能登の冬の風物詩・波の花』の鑑賞スポット「垂水の滝」♪

『能登の冬の風物詩・波の花』の鑑賞スポット「垂水の滝」♪

写真:Eiichi Yoshioka

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能登半島の冬の風物詩といえば「波の花」。波の花とは、海中のプランクトンが荒波によって、岩場に何度も打ち当たることで白い泡となり、まるで花吹雪のように空高く舞い上がる現象のことです。岩場・高波・強風・低気温といった条件が揃うことで現れ、荒々しい日本海に面した能登の外浦(そとうら)海岸ならではの風景です。

珠洲市と輪島市の境界付近にある真浦海岸は、波の花の鑑賞スポットとして知られています。そんな真浦海岸付近にある滝が「垂水(たるみ)の滝」。高さ約35mの断崖から日本海へ豪快に流れ落ち、冬になると日本海から吹きつける強風により、滝が上空に向けて吹き上がることから、別名「吹き上げの滝」とも呼ばれています。あたかも滝が下から上に流れているように見える光景は幻想的。凍てつく冬の日、波の花発生の条件が揃えば、「滝」と「波の花」のコラボレーションを見ることができます。この光景を見ることができるのは真浦海岸ならでは。是非、冬の観光の際は足を運んでみてください♪

不動尊が祀られる迫力満点「不動滝」♪

不動尊が祀られる迫力満点「不動滝」♪

写真:Eiichi Yoshioka

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鹿島郡中能登町にある「井田の不動滝」。不動滝は、白山を開山した泰澄(たいちょう)大師が約1300年前に開いたと言われており、滝の横には不動尊が祀られています。滝の落差は約20mで、勢い良く流れ落ちる滝壷周辺では水しぶきを浴びることができ、迫力満点です。

落水の勢いが良い不動滝は、古くから滝打ちの修行の場とされており、毎年7月5日には滝開きの祭事で滝打たれの行が行われています。また、不動滝の水は頭痛や眼病を治す効果があるとされており、近くの給水所では水を汲まれる方もいます。

周辺はベンチなど休憩所も整備され、ゆっくり過ごすことができます。空気が澄み渡り、夏の暑い日などは涼しくて気持ちの良い場所になることでしょう♪

滝を巡って「能登の里山里海」を肌で感じてみませんか♪

能登半島は自然の宝庫です。一つ一つが異なる顔をもつ能登の滝は、魅力たっぷり。マイナスイオンをたっぷり浴びながら、好きな滝を見つけるのも良いですし、雪化粧や波の花が発生する時期に見られるのも良いと思います。

今回ご紹介した5つの滝の他にも、珠洲の「曽の坊の滝」や、志賀町の「米町不動の滝」など、他にも能登半島には多くの滝が点在します。滝を巡って世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を肌で感じてみませんか♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/04 訪問

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