ベトナムの避暑地ダラットの夜市場で食べたい食べ歩きグルメ

更新日：2015/10/29 17:40

ベトナム中南部の高原リゾート地ダラット。フランス統治時代に避暑地として開発され、ベトナムの軽井沢ともいえる場所です。今では、国内外から観光客が訪れる一大スポットとして注目を集めています。
ダラット旅行中に外せない場所がダラット市場。特に夜は、観光客や地元民が集まりとても賑わいます。夜限定の屋台では、ダラットオリジナルの食べ歩きフードが満載。今回は中でものおすすめ４品をご紹介します。

ピザ？それともお好み焼き？ダラットで「バインチャンヌン」は外せない！

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ベトナム料理といえば、お米から作られる代表料理“生春巻き”を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
その生春巻きの皮を使用したベトナム風ピザが、こちらの「Banh Trang Nuong／バインチャンヌン」です。

薄いライスペーパーを炭火であぶり、その上に卵、野菜、ハム、マヨネーズなどを乗せピザのように焼き上げた軽食です。焼きたてはパリっとした食感がまるでピザのようですが、マヨネーズやソースがかかっているせいか、お好み焼きのような味わいも。
お酒のおつまみにもぴったりなバインチャンヌンは、現地人はもちろん、外国人にも大人気で屋台は連日大盛況。まさに、ダラットを代表する屋台フードです。

夜のダラット市場のいたる場所で販売していますのでぜひ一度お試しあれ。

ベトナム風フランスパン「バインミー」もダラット風はひとあじ違う！

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フランス統治時代の名残のひとつとして今でも残っているベトナムのパン食文化。
ベトナム語でバインミーと呼ばれるベトナム風サンドイッチは、ベトナム全土で楽しむことができます。ここ、ダラットでもよく食べられているバインミーですが、ダラット風は他とは少し違います。

「Xiu Mai／シウマイ」と呼ばれる変わり種バインミーは、ベトナムでよく見られるパテやサラミなどが入ったものではなく、ピリッと辛い肉団子が入ったもの。
ぐつぐつとトマトベースのスープで煮込まれた肉団子はホロホロの食感で、食べるたびに溢れる肉汁がたまりません。

今でこそ、ホーチミン市やハノイでも食べられますが、ベトナム人もダラットのバインミーシウマイが一番うまい！と太鼓判を押すほど。ベトナムで一番おいしいバインミーシウマイをどうぞ。

涼しい夜にほっと温まる豆乳はいかが？

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避暑地として有名なダラットの夜はとても涼しく、夏でも夜は気温がぐっと冷え込みます。昼間は暖かいので、半袖で過ごしたけれど、夜になって急に寒くなり一枚羽織るものがあれば…という経験をすることもあるかもしれません。

そんなとき、大活躍するのがこのホット豆乳「Sua Dau Nanh／スアダオナイン」です。市場や路上で売られ、ダラットの老若男女に愛されている飲み物のひとつで、ノーマルの豆乳の他、ピーナッツ味や緑豆味も売られています。筆者のおすすめは、ピーナッツ。ほんのり甘いピーナッツの香りと濃厚な豆乳がベストマッチ。なんとも懐かしい味がします。

旅行中に疲れたときの休憩や、外歩きのお供にいかがでしょうか。

夜食にも朝食にも！小腹が空いたときはこれ！

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サツマイモの産地でもあるダラットには、サツマイモを使ったお菓子も数多く存在します。干しイモやサツマイモチップス、焼き芋などなど日本人にも馴染みのあるものばかりです。

「Banh Khoai Lang／バインホアイラン」は、直訳するとそのままサツマイモパンなのですが、こちらはサツマイモの他、緑豆とココナッツを混ぜ合わせて焼いたヘルシーなケーキです。おやつや夜食、朝食にもぴったりで、ちょっとお腹が空いた…そんなシーンで大活躍間違いなし。回りはカリっと、中はほくほく。小さいですが、腹持ちもよくお腹にたまります。
温かいほうが断然美味しく食べられますので、できれば買ってすぐに召し上がってしまいましょう。

ダラットはグルメ天国

過ごしやすい気候と街並みの美しさがクローズアップされる中南部の街ダラットは、多くの野菜の産地でもあります。ベトナム全国で注目を集めており、新鮮で安心の「ダラット産」はひとつのブランドとして確立されています。
そんなダラット名物が一挙に集まる場所、ダラット市場。昼間は市場として、夜は食べ歩き屋台フードの中心地として栄え、ダラットの人々の食生活を支えています。
ダラットを訪れたら、ダラット夜市場のグルメツアーもお忘れなく。