吉野川は高知県と徳島県にまたがる全長194キロの一級河川です。東西に延びる川は夕日が沈み、月が昇るとても雄大な自然の風景を見る事ができます。上流では大歩危小歩危などの渓流でラフティングなどが有名な場所。
そんな中でも「美濃田の渕 遊覧船」は、吉野川中域を堪能できる穴場レジャー。春は山々に咲く桜が目に美しく、夏は緑の雄大な自然、秋は紅葉と、四季折々の美しい自然を堪能する事が出来ます。
徳島県の名勝・天然記念物に指定されている「美濃田の渕」。長さ2km、幅100mにわたる遊覧船のコースにはそれぞれ「獅子岩」「鯉釣岩」「作造岩」と、名前の付いた奇岩怪石が水面に浮いている様に横たわっています。
それもそのはず。この美濃田の渕は昔から、吉野川中流域唯一の景勝遊楽の地として、詩歌に詠まれてきた場所。花や木々の影に泳ぐ鮎を見つけられるほど澄んでいる川は実はとても水深が深いのだそう。
時期によっては鴨親子や鮎釣りの仕掛けなども見る事が出来、いつ行っても飽きない自然のおもてなしを受ける事が出来ます。
沢山のシャッタースポットがありますので、旅の思い出の1枚を探しにカメラを持って乗船するのがオススメです。
ゆったりと流れる時間と共に船頭さんが詳しく解説してくれるので、飽きる事なく楽しむ事が出来ます。
乗船出来る期間は3月中旬から11月末日まで。料金は大人¥1000、子供¥500と良心的。定員は12人です。団体割引などもあるので、事前にサイトなどでチェックしておきましょう。
川の流れも穏やかで、船酔いの心配も殆どありません。また、乗船前にはライフジャケットを着用するので、小さなお子様連れの方も安心して楽しむ事が出来ます。
美濃田の渕からの吉野川散策にはもう一つの楽しみ方があります。それは、クルーズのコースと並行して作られた遊歩道のハイキング。往復20分程の短いコースなのでお散歩気分で歩く事が出来ます。
舗装された道はサンダルなどでも大丈夫。川の上からとはまた違った風景を楽しむ事が出来るので、どうしても船に乗るのが怖い方や、歩いて散策したい方にオススメのスポットです。
「美濃田の渕 遊覧船」いかがでしたでしょうか。
関西や中国地方からなら、車で行ける距離にある四国。ドライブ旅行の行き先に迷ったら、明石海峡大橋やしまなみ海道を渡り四国の穴場スポットを目指してみてみては。
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(2024/4/20更新)
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